[全般]こう着感に変化の兆し
ただ、為替市場では値動きが徐々に活発になり始めている。
東京時間の早朝に発表されたニュージーランド中銀RBNZが政策金利を予想通り4か月連続で0.25%引き上げたが、声明文では当面利上げを見送る可能性を示唆。また、NZランドドル急落の可能性を示唆したことで急落。また、15時ちょうどにユーロが下落。その後発表された予想を上回るドイツ経済指標の結果今度は上昇に転じた。また、英国経済指標が予想を下回ったことでポンドが下落。その後もドル金利上昇によりポンド売りが強まるなど、ユーロポンドの買い戻しの動きも目立った。
また、この日はドル円が久しぶりに活発な値動きとなり101円後半まで買われるなど、これまでのこう着状態から脱却する兆しとなるか注目される。
夏枯れ相場といった見方もあるものの、他通貨の動きをみると市場のエネルギーが溜まり始めているとみることが出来る。
来週から円高に傾きやすいというアノマリーも聞こえる8月入りとなるが、セルインメイといわれ戦々恐々としていた5月も寧ろ上昇して終わるなど、例年とは異なる動きがみられる。来週のFOMCや雇用統計といったイベントを挟んで今年の夏は寧ろ円安に向かう可能性もある。
こう着状況から抜け出すことが出来るのか、今日のドル円の動きと同時にユーロやポンドの動きにも注目しておきたい。
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[米ドル円]102円レジスタンスのブレークに期待


東京市場では日経平均株価の下落に伴いドル円の売りが強まり101円43銭まで下落。しかし、欧州市場に入ると一転。ユーロが反発した事を機にユーロ円の買いなどからドル円が押し上げられた。NY市場で発表された経済指標は強弱入り混じる結果となったものの米長期金利が上昇したことでドル円は101円86銭まで上昇。ほぼ高値圏で引けてきた。
102円付近には200日移動平均線や一目の雲が位置しており強いレジスタンスとして意識される。しかし、ドル円の買いの勢いが残る中で新たなクロス円などの買いが入るようであれば102円台乗せもそれ程難しくはない。
反対に、102円乗せを失敗するようであれば、週末ということもありポジション調整からの売りが強まることになる。
いつも期待が裏切られているドル円だが、この動きは来週にもつながるだけに期待したい。
ドル円予想レンジ:102円30銭(7月3日高値)~101円60銭(38.2%)
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[ユーロ米ドル]下降トレンドの転換サイン


東京時間の3時ちょうどにユーロ売りが発動。この時間はオプションカットオフタイムということからオプション絡みの玉とみられる。結局、この後発表されたドイツの製造業とサービスPMIが予想を上回ったことでユーロの買い戻しが入り上昇。一方、英国の小売売上が予想を下回りポンド売りが強まった。結果的にユーロポンドの巻き戻しが強まるなど、これまでのユーロ売りの流れに変化が見え始めている。
日足ローソク足を見ると安値圏で寄り引き同時線が出たことで底値サインとみることが出来る。また、ストキャスティクスでは%Dと%Kともに大底に近いところに位置し、%Dが%Kを下から上に突き抜けるのは時間の問題だ。ゴールデンクロスとなればトレンドが下落から上昇に転じるサインに見ることが出来る。ただ、昨日の安値となる1.3440を下回るようであれば騙しのサインとなり、下落トレンドは来週も継続。
ユーロドル予想レンジ:1.3535(38.2%~時間足50%)~1.3440
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[NZドル円]豪ドル・NZドル買い戻し一巡後の窓埋め

早朝に行われたRBNZ政策会合では予想通り政策金利を3.25%から3.5%へと0.25%の利上げを決定した。これで政策金利は連続4回利上げが行われたことになる。
声明文では今後の利上げに関しては「より中立的な水準への調整を前に評価の期間が必要」としたことで、更なる利上げ期待があっただけに失望売りが出た。また、「NZドルの水準は不当かつ持続不可能であり大幅下落する可能性」としたことでNZドルは利上げしたにもかかわらず急落。豪ドル・NZドルの纏まった買いも散見された。しかし、内容を見ても分かるようにいずれ利上げを実施する可能性は示されていることから、売り一巡後は再びNZドル買いは強まるとみる。ドル円も底堅い動きを示していることからそろそろ買いのタイミングを探りたい。世界的な金余りの状況に変化はないことからNZドルは投資家にとって魅力的な通貨であることは間違いない。
一先ず、週末ということもあり昨日の下落幅の窓を埋めてくるとみる。
NZドル円予想レンジ:88円00銭(38.2%)~87円00銭
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注意喚起
当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
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