ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-07

[全般]FOMCを控えポジション調整終了

週明け東京市場は日経平均株価の堅調な動きに合わせるように円も軟調な地合いで推移。
3時の終了と同時にユーロ円の纏まった買いが入りドル円も攣られて押し上げられた。3時はオプションのカットオフタイムでもあり、オプション絡みの買いとみられている。
欧州市場では米長期金利の低下によるドルが全般に上値の重い展開となった。
NY市場では6月の住宅販売保留指数が予想を大きく下回ったことでドル売りと株安で始まったが、その後は買い戻しが入るなど結果的に往って来い。
特に注目されていた指標というわけではないものの、今日から始まるFOMCや週末の雇用統計を前に全般に最終のポジション調整の動きが目立った。
イスラエルではハマスとの停戦調停が不調に終わるなど地政学的リスクが燻り続けるものの、市場の反応は薄らいできている。
今回のFOMCでは100億ドルのテーパリングが予定通り実施されるとみられることや、イエレン議長の記者会見もなく市場の反応は限定的となりそうだ。
夏枯れ的な相場展開が続くとの見方もあるものの、全体のポジションは縮小傾向にあることから、ちょっとした材料でも上下に動き易くなっている。
この様な状況の相場では「往って来い」の動きになりやすいことから利食いは確実に入れておきたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。



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[米ドル円]102円台を強く意識

(米ドル円日足)



(米ドル円時間足)

USD_JPY_20140729_jikanashi.jpg


東京市場ではドル全般に上値の重い展開となった。しかし、3時ちょうどのユーロ円の纏まった買いが入ると一転。101円91銭まで上昇したが102円付近には一目の雲や途転のサインでもあるパラボリック、その上には200日移動平均線も控えていることから、売りが並んでいる。しかし、ドル全般に底堅い動きがみられることから、ちょっとした材料でも上値を狙うチャンスは十分ある。
時間足では三角保ち合いが収束してきている。
101円75銭付近まで押しがあれば打診買いを入れておくなど、そろそろ準備はしておきたい。
ただ、102円を失敗するようであれば今度は下値を試す展開も予想され、タイトストップも入れておくようにする。


ドル円予想レンジ:102円15銭(61.8%)~101円75銭

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[ユーロ円]ユーロショートの巻き戻し

(ユーロ円日足)



ウクライナ情勢の緊張から欧州はロシアへの追加制裁を強めることでユーロ圏経済への悪影響が懸念されユーロ売り進んでいる。5月8日のECB理事会でドラギ総裁が6月の追加緩和の可能性を示唆。この時点でユーロドルは1.4ドルを目の前に下落に転じた。そして、6月5日には実際にマイナス金利も含めた追加緩和を実施したことで更に下落。その後は買い戻しの動きもみられたが、ウクライナ情勢の悪化により再びユーロ売りが強まった。
9月か12月のECB理事会では更なる追加緩和の可能性が指摘されておりユーロ売りが更に強まるとの見方が根強い。ただ、既に目先の売り材料は大分出尽くしており、明日のFOMCや週末の雇用統計を控え短期的にショートカバーが入りやすいとみる。
対ドルよりも対円の方が勢いはありそうだ。昨日の東京市場の3時にはオプション絡みのユーロ円の買いも散見されるなど注目度が高まっている。
先週末にドイツのIFOが発表される直前に付けた高値137円25銭付近を超えられるかがポイントとみる。


ユーロ円予想レンジ:137円50銭~136円70銭

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[南アフリカランド円]調整の売り一巡後は再度買い

(南アフリカランド円日足)



南アの中央銀行であるSARBが今月17日に政策金利を0.25%利上げし5.75%に引き上げたことでランド円は下落から上昇に転じた。しかし、ここにきて対ドル対ユーロでランド売りが強まっている。FOMCや米雇用統計を控えポジション調整のランド売りが目立つことから、一先ずもう一段の調整売りが強まるとみる。
ただ、高金利でもあり資源国通貨でもあるランドは投資先として魅力が高い。
世界的な金余り状態が続く市場だけに、買い戻しの動きが入るのは時間の問題だろう。
特に、ドル円の上昇が始まる時がランド円を押し上げるきっかけになるとみる。


ランド円予想レンジ:9円71銭~9円622銭[雲の下限]

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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