ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-08

[全般]米国株価の動向と各国金融政策会合に注目

先週末に発表された米雇用統計は失業率の上昇と雇用の質の改善が見られず、目先積み上がっていたドルロングの巻き戻しの動きが強まった。
7月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が20.9万人増と予想の22万人を若干下回ったものの、6か月連続で20万人を上回った。前月分も上方修正されたことで数字に関しては想定内といえる。また、失業率が6.2%と予想の6.1%を上回ったものの市場の関心は薄かった。注目された労働参加率は62.8%から62.9%、時間当たり賃金も+0.01ドルとほぼ横ばい。改善のテンポが遅く、市場は利上げ時期が遅れるとの思惑からドル売りを強めた。
しかし、GDPが大幅改善されるなど、この雇用の数字の結果だけでFRBがゼロ金利解除に至るシナリオを変更する程のものではない。
先週はGDPやFOMCの結果を受けドルが全面高となっていたことからの一時的なポジション調整の動きが強まったとみることが出来る。
問題は米国株式市場の下落がどこまで進むかでドル売りが更に強まる可能性も残る。
夏休みによる流動性の低下が過度な下落を引き起こしていると考えられる。
この下落はゼロ金利解除に向けた影響が大きいものの、その他の要因が重なった結果とみる。
イスラエルがガザ地区へ再び砲撃を開始。ウクライナ情勢による欧米のロシアに対する本格的な追加制裁といった地政学的なリスク。そしてポルトガルの大手銀行の財政不安とアルゼンチンのデフォルト懸念などが市場の不安感を高めたともいえる。
ただ、米国経済の復調は確実に進んでいることからFRBの金融政策は粛々と今後も推進されるだろう。
株価の下落が下げ止まるようであれば再びドル円の買いが強まる時とみる。
今週はユーロやポンド、そして豪ドルなどの通貨にも注目が集まる。
下落が止まらないユーロだが、今週はECB理事会が開かれドラギ総裁の発言に注目が集まる。今回は利下げの効果を見守ると予想されるが、為替に関する発言や追加緩和が示唆されるようであれば一波乱ありそうだ。
また、ユーロに攣られてじりじりと下げが続くポンドもBOE政策会合で利上げの可能性が示唆されるようであればユーロポンドの売りが再び強まりかねない。
豪州でもRBAの政策会合や豪州雇用統計といった重要なイベントが今週は集中している。
流動性の低下する中で荒っぽい値動きが予想される。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]ドル円の上昇継続

(米ドル円日足)

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(米ドル円時間足)

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先週は米国4-6月GDPが大幅改善されたことやFOMC会合ではややタカ派的な見方が強まったことでドル円は久しぶりに値動きが活発となった。102円付近には200日移動平均線や一目の雲と基準線、そして下降トレンドラインもこの位置に重なっていることからかなり強いレジスタンスとみられていた。しかし、このレベルを超えたことでドル円の買いの勢いが加速。5月初旬以来となる103円台まで上昇した。その間、地政学的なリスクの高まりやポルトガルの銀行やアルゼンチンなどのデフォルト懸念が高まったものの、円買いにはあまり反応を示さなかった。ドル円のエネルギーが大分溜まっていたことを示すものだ。週末にはNY株式市場の大幅下落によりドルロングの投げも見られたものの、102円35銭で反発。102円60銭付近で引けてきた。
ドル円相場自体の動きはまだ始まったばかりであり、どこまで底値を固めるか今週は注目。強いレジスタンスでもあった102円台の底の堅さを確認すれば再び上値を試す展開とみる。

今週のドル円予想レンジ:104円00銭(4月の高値付近)~102円10銭(基準線&200日MA)

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[ユーロ米ドル]下落継続と調整の戻し

(ユーロ米ドル週足)

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(ユーロ米ドル日足)

EUR_USD_20140804_hiashi.jpg

ユーロドルの下落基調が止まらない。
先週はウクライナ情勢によりEUがロシアに対し本格的な追加制裁実施で合意したことで、ユーロ圏経済への懸念からユーロ売りが強まった。また、ポルトガルの大手銀行BESの財務不安が再燃した事も売りを加速させた。ただ、週末に発表された米雇用統計が予想を下回ったことでドルの中期金利が低下。ドル売りの動きが強まったことでユーロショートの巻き戻しが誘発され、久しぶりにユーロドルが反発した。
今週木曜日にはECB理事会が開かれる。政策はこれまでの利下げ効果を見守ることから現状維持と予想される。ただ、先週のユーロ圏CPIが4年9か月ぶりの低水準となったことでドラギ総裁が更なる追加緩和の可能性を示唆する可能性が高い。
ただ、全般に売りのポジションが積み上がっているとみられ、理事会前に一時的な巻き戻しが入る可能性があり、戻したところでは再度売りを出しておきたい。

今週のユーロドル予想レンジ:1.3450(50%)~1.3300(週足雲の下限、11月7日安値)

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[豪ドル米ドル]RBAの利下げ観測後退と中国景気

(豪ドル米ドル日足)


(豪ドル米ドル時間足)

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先週の豪ドルは米国GDPの改善を受けドル全面高となり豪ドルの下落幅を拡大。また豪州4-6月期PPIが予想を下回ったことで売りが加速。しかし、週末発表された米雇用統計の結果を受けドル売りが強まり豪ドルの下げも一服した。
今週は6月の小売売上や貿易収支、そして雇用統計が発表されるが最も注目されるのが火曜のRBA政策会合となる。ここにきて豪ドルの利下げ観測が後退していることや、中国の景気回復基調などから、下げ止まるか注目される。
また、米国の長期金利が低めに抑えられていることから豪ドルの下げにも限界がみられる。
先週はフィボナッチ76.4%戻しとなる0.9280付近で一旦は下げ止まっているが、このレベルを下抜けするようであれば5月の安値0.92前半までの下落も視野に入る。ただ、相対的に金利の高い豪ドルに対する投資意欲が燻ることから、下げたところでは買いを入れておきたい。

今週の豪ドルドル予想レンジ:0.9380(50%)~0.9210(5月21日安値)

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