ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-08

[全般]緩和マネーの縮小と地政学的リスク

米国利上げ観測の高まりから緩和マネーが還流するとの見方が広がる中で、それを地政学的リスクの高まりが市場の不安を拡大させている。
先週の米GDPが予想を大きく上回ったことを機に市場の米利上げ期待からNY株価の下落を誘った。調整の動きとの見方が強いものの、昨日はロシアが制裁の報復措置として農産物の輸入を一部禁止に踏み切った。また、ドイツのメルケル首相との電話会談でプーチン大統領はウクライナ作戦の継続を言明するなど、地政学的リスクとともに相場は不安定な動きが続いている。特に、この時期は夏休みシーズンに入っていることから市場の流動性が低下するなかでちょっとしたことでも市場は過剰に反応しやすい。
今日はECBとBOEの政策会合が開かれるが、特に欧州経済の落ち込みに対するECBのドラギ総裁の記者会見に注目が集まる。
昨日発表されたイタリア4-6月期GDPが-0.2%と予想の+0.2%を下回り2期連続のマイナスとなった。ロシアへの経済制裁によりユーロ圏経済が更に落ち込むとの見方からユーロ売りが強まっているときだけに、総裁の発言次第でユーロは更に大きく動きそうだ。
ユーロ圏経済の落ち込みが米国などへも波及すれば利上げ観測が再び後退する可能性も指摘される。しかし。米国経済回復は鮮明であり、一時的な地政学的リスクによる不安感が調整の動きを強めているとみる。
米国のゼロ金利解除は時期の差はあれ確実に実施されるだろう。
また、ECBの追加緩和の可能性は燻ることや、BOEの年内利上げ観測など、これまでの動きに変化はないとみる。相場は動き出し始めている。一時的な不安定な動きは今日も継続するとみるが、落ち着きを取り戻せば再び元の流れに戻ることになるだろう。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]200日移動平均線を下回る

(米ドル円日足)

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(米ドル円時間足)

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強いサポートとみられていた200日移動平均線を下回ったことで、損切が誘発されドル円は一時101円77銭まで下落。
ロシアの報復措置やウクライナ情勢の緊迫化により米長期金利が低下。ドル安が進む中で102円20銭近辺にあった200日移動平均線割れを狙ったドル売りが損切を巻き込み、一目の雲も下抜けた。103円台を狙って失敗したことからドルロングの振り落としを狙ったものとみる。
下落後はショートカバーなどから押し戻されたものの、200日MAの102円20銭には届かなかった。まだ、ドルロングのシコリが残ることから、このレベルでは売りが並んでいるとみる。今日の日経平均株価は下落して始まるとみられ、再度102円割れを試す展開とみるが、ドル円の底堅さは既に実証済みだ。
相場はまだ動き始めたばかりでありトレンドを模索する動きはもう暫く続きそうだ。
今日から始まる日銀会合に対して市場の注目度は低いだけに明日の黒田総裁発言には寧ろ注意した方がよさそうだ。

ドル円予想レンジ:102円50銭(61.8%)~101円95銭

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[ユーロ米ドル]1.33ドルのサポート攻防

(ユーロ米ドル週足)

EUR_USD_20140807_shuashi.jpg

昨日発表されたイタリア4-6月期GDPが-0.2%と予想の+0.2%を下回り2期連続でマイナスとなり景気後退入りが確実となった。これを受け、ユーロ圏株式市場は軒並下落。ユーロ売りが進んだ。また、ロシアは欧米の報復措置として一部の産物の輸入を禁止すると発表。これによりユーロ圏の経済に対する懸念が強まった。更に、ドイツのメルケル首相とプーチン大統領の電話会議でロシアはウクライナ作戦を継続することを言明したこともユーロの上値を重くした。
これらの動きに対し、今日はECB理事会後のドラギ総裁の発言に市場の注目は集まる。もし、ロシアによる欧州景気に対する懸念をあらためて示すようであれば追加緩和期待の高まりからユーロ売りが強まることになる。
ユーロドルの1.33付近には週足一目の雲の下限がサポートしており、その下の1.3295ドルは昨年11月6日に付けた安値も意識される。
このレベルを明確に下抜けするようであればもう一段のユーロ下落が始まることになる。一方で、地政学的リスクによる景気落ち込みに関して楽観的な見方を示すようであればユーロの買い戻しが活発になるだろう。市場の流動性が低下しており、センチメントも変わりやすいだけに、一方向への偏りは危険だ。

ユーロドル予想レンジ:1.3470(38.2%)~1.3295(13年11月6日安値)

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[豪ドル円]豪州雇用統計で予想外の下振れも

(豪ドル円日足)

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(豪ドル円時間足)

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豪ドル円はここにきて上下に荒っぽい動きが目立ち始めている。豪ドル自体は対ドルで底堅い動きを示す一方で、ドル円が日経株価の下落とともに売りが強まり豪ドル円は下落。
その後、株価の下落幅が縮小すると再び豪ドル円は欧州市場に向けて買いが強まった。欧州時間に豪ドルの利食い売りも見られたが、NY市場に入ると米長期金利が低下したことを受け再び上昇。ドル円が一時102円20銭の損切を付けて豪ドル円も95円20銭付近に下落したものの、すぐに買い戻しが入るなど総合的に底堅さが目立った。
ローソク足の陰線の出た後に長い下ひげを逃してきたことでそろそろ下げ止まり感も見え始めている。
今日の豪州雇用統計ではほぼ先週並みかやや雇用者数が減少すると予想される。しかし、毎回豪州雇用統計は予想を外すだけに荒っぽい動きになることが多い。
そろそろ底値を固めてくる頃とみて、下げたところでは買いを入れておきたい。

豪ドル円予想レンジ:95円80銭~95円05銭(61.8%)

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