ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-08

[全般]ドル高・円安・ユーロ安調整の動きと地政学的リスク

先週はウクライナ情勢の鎮静化期待からリスク回避の動きが後退。また、米国の住宅や雇用関連の経済指標も改善。更に、FOMC議事録要旨ではタカ派的な意見などから早期利上げ観測が高まるなど、ドル買いの動きが強まった。最も注目されたジャクソンホールでのイエレン議長の講演では労働市場が予想よりも早く改善していることを指摘する一方、回復は完全とはいえないとの従来の認識を示した。全般にややタカ派的な内容もみられた。市場はハト派的内容が示されるとみていただけに、ドル買いを強めドル円は一時104円台に乗せてきた。一方、ユーロの下落は止まらず、ドル高の動きが強まる中で1.32前半まで売り込まれた。その後、ドラギ総裁の講演で為替レートが総需要とインフレを支援する動きを既に見せていると発言。ユーロの買い戻しが強まる場面も見られたが、戻しは限定的となった。
イエレン議長は具体的な利上げ時期などには言及しないものの、他のメンバーの中ではタカ派的な意見が増えている。先週末はウイリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁が失業率は依然として高過ぎで、非常に緩和的政策が必要といったややハト派的な意見が聞かれた。しかし、プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁やロックハート・アトランタ連銀総裁、そしてブラード・セントルイス連銀総裁などが利上げに対して前向きな発言を繰り返すなど、全般にタカ派的な意見が増えている。利上げに対し市場のコンセンサスを得るべく地ならしが始まったといえそうだ。
ドル高や円安、そしてユーロ安が先週は速い速度で進んだことから、週初もその勢いが続くとみる。ただ、今週は米国新築住宅販売やケースシラーといった住宅関連指標やGDP改定値等重要指標の発表を控える。利上げ観測が高まる中で好調な指標に対してはドル高が更に進む可能性も高まる。ただし、レーバーズデーによる連休を控え週末は予想以上に早く進んだドル高や円安、そしてユーロ安の修正的な動きが入りやすくなる。また、26日にはロシアとウクライナ首脳会談が行われ、再び地政学的リスクが高まるようであれば一気に調整の動きが強まりかねない。
ただし、修正も一時的なもので大きな流れは継続するとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]105円を前に修正の動きも

(米ドル円月足)

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(米ドル円日足)

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米国ゼロ金利解除に向けた動きが本格的に始まる気配を市場は既に感じ始めているようだ。
これまで上昇が始まるきっかけは何度かあったがその度にウクライナやイラクなど地政学的リスクの高まりで梯子を外される場面が何度かあった。しかし、先週はロシアとウクライナ首脳会談が26日に行われることが決定されたことからリスクが後退。米国株式上昇などからドル円は長く続いたレンジの上限となる103円を上抜き、新たな動きが始まった。
更に、FOMC議事録ではゼロ金利解除に向けた議論がされ、利上げに前向きなメンバーが増えたことが明らかとなり更に上昇。先週末のイエレン議長講演では思ったより強いハト派的な意見がみられずドル円は4月以来の104円台に乗せた。引けにかけて押し戻されたものの上昇余力を残しており今週は105円を意識した動きになりそうだ。
月足チャートで下降トレンドラインが105円ミドル付近に位置し、フィボナッチ61.8%も重なる。このレベルは今年1月に付けた最高値でもありかなり意識される。このレベルを超えることで円高から円安の流れに転換するサインとなるため、かなり意識される。
一旦は105円手前では修正の動きが強まりそうだ。

今週のドル円予想レンジ:104円80銭(1月23日高値)~103円20銭(38.2%)

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[ユーロ米ドル]ドル高による一段のユーロ安

(ユーロ米ドル週足)

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(ユーロ米ドル時間足)

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先週末のジャクソンホールでドラギ総裁はECBが更に政策スタンスを調整する用意があるとするなど、従来と変わらず追加緩和の可能性を示した。ただ、為替レートは総需要とインフレを支援すべく動きを既に見せていると発言。ユーロ安が進んだことに満足しているようなニュアンスから一時ユーロが買い戻される場面も見られた。しかし、その前のイエレンFRB議長のややタカ派ともとれる発言内容からドル買いの動きがユーロ買いを上回った。ユーロは引けにかけて売りが強まるなど、今週もユーロは上値の重い展開が継続するとみる。ただ、先週の下落速度と幅にはやや行き過ぎた観もあり買い材料に対しては調整の買い戻しのきっかけにもなりかねない。今週26日にはウクライナとロシアの首脳会談が開かれ、何らかの和平の道筋が示されるようであればユーロの買戻しが強まりそうだ。また、週末にはユーロ圏消費者物価指数が発表されるが、ロシアの制裁措置やユーロ安による物価上昇が示される可能性がある。
週末は米国レーバーデーによる連休前ということもありポジション調整的なショートカバーには注意したい。

今週のユーロドル予想レンジ:1.3300(時間足38.2%)~1.3050(76.4%)

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[豪ドル円]高値警戒感のなか一段の上昇を見込む

(豪ドル円週足)


(豪ドル円時間足)

AUD_JPY_20140825_jikanashi.jpg

週足の終値ベースで豪ドル円は一目の雲の上で引けたことで先週までの上昇トレンドの継続が見込まれる。今の豪ドル円上昇の主な動きはドル円の上昇によるものだ。先週の対ドルの動きは米ドルの上昇が進んだことから一時下落したものの、結果的に往って来い。ただ、一部本邦からの豪ドル円の買いが出ていたとの見方もあるなど、資本の買いが少しずつみられる。簡保や生保などの外債投資の動きが目立ち始める中、来月はGPIFの運用方針が示される。ただ、ドル円も105円を目の前に一旦は利食い売りも出やすく、週末は米国連休を控えるだけに大台替わり付近で一部利食い売りも出しておく。
高値警戒感が燻る中で地政学的リスクが高まるようであれば一時的に下振れの可能性が高いものの、下げ止まったところでは再度買いを入れておきたい。

今週の豪ドル円予想レンジ:98円15銭(61.8%)~95円90銭(雲の上限、時間足50%)

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