ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-08

[全般]地政学的リスクと米景気回復

ウクライナ東部へのロシア軍侵入による地政学的リスクと米国GDPの予想以上の景気回復が市場の動きを複雑にさせている。
昨日の東京市場は前日の米長期金利低下によるドル全面安の展開で始まった。
また、欧州時間にはロシア軍部隊がウクライナ東部のドネツク州に侵入し、一部地域が占領されたとの報道で地政学的リスクの高まりからユーロが急落し円が上昇するといった動きが一気に進んだ。
しかし、NY市場が始まり米国4-6月期GDP改定値が4.2%と予想の3.9%を大きく上回ったことでドル買いの動きが強まった。ただ、米長期金利は前日の低下から更に0.023%低下し2.337%まで債券が買われたことでドルの上値も抑えられる結果となった。
先週のジャクソンホールでイエレン議長がゼロ金利解除の時期は今後の経済指標次第であると発言したことから、このGDPの結果は解除の時期を早める要因となる。
しかし、それ以上の地政学的リスクの高まりが安全なドイツや米国債へ資金が集まり金利が低下するという矛盾した動きが続いている。
地政学的リスクによる円買いやユーロ売りの動きは一時的に過剰に反応しやすく、時間の経過とともに戻しの動きが強まることが多い。ただ、ユーロの売りはドラギ総裁の追加緩和への期待と、ロシアへの制裁強化などもあり戻しは限定的とみる。
今日はユーロ圏消費者物価や米個人消費といった重要な指標発表前後は依然として荒っぽい動きが予想される。
ただし、来週の雇用統計やECB理事会といった重要イベントを控えており、更に週末で米国連休前ということもあることから、最終的にポジション調整の動きが強まるとみる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[米ドル円]株価の下落でもう一段円高も

(米ドル円日足)

USD_JPY_20140829_hiashi.jpg


東京市場のドル円は前日の米長期金利の低下や日経株価の下落により上値の重い展開で始まった。また、欧州市場に入りロシアのウクライナへの侵攻によるリスク回避の動きから円買いが進みドル円はこの日の安値となる103円55銭まで売り込まれた。ただ、潜在的なドル円の買い意欲は強く買い注文が並んで押し戻された。NY時間に発表された米4-6月期GDP改定値が予想以上の回復を示したことからドル買いが進みドル円は上昇。目先のショートカバーも巻き込み103円85銭まで上昇するなど荒っぽい値動きが目立つ。
最終的に株価が下落したことでリスクオフからの円買いの動きがまだ残る。同時に米長期金利が一段の低下となったことからドルの上値も抑えられることから、今日のドル円は上値の重い展開が予想される。ただし、今日は週末でもあり米国連休ということから一方向にポジションを偏らせにくい。上下どちらか一時的に振れたとしても往って来いになりやすい。
ドル円予想レンジ:103円95銭~103円50銭(23.6%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[カナダドル円]ダブルトップ天井を意識

(カナダドル円日足)


(カナダドル円時間足)

CAD_JPY_20140829_jikanashi.jpg

前日は米国フード会社大手バーガーキングがカナダのティムホートンを115億ドルで買収の報道でカナダドルが上昇。95円92銭まで上昇。しかし、7月3日に付けた高値96円20銭までは届かず上値を抑えられた。昨日のNY市場では米GDP改定値が予想を上回ったことから円安の動きが強まり再び上値を試したものの95円71銭で押し戻されている。
高値圏での三角保ち合い的な動きから、上値を再度試そうとチャンスを伺っているように見える。今日のNY時間には注目度の高いカナダ4-6月期GDPの発表を控える。前期の1.2%から2.7%に大幅な拡大が予想される。昨日の米GDPが予想を上回ったように、米国経済に大きく影響されるカナダのGDPも予想以上に拡大する可能性が高いとみることもできる。
ただし、予想を下回るようであればダブルトップを形成し、週末ということもあり大きく反落する可能性が高まる。

カナダ円予想レンジ:95円90銭~94円90銭(転換線、61.8%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。



テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ円]地政学リスクで最安値を意識

(ユーロ円週足)

EUR_JPY_20140829_hiashi.jpg

(ユーロ円時間足)




円高とユーロ安が同時に進行しユーロ円は今日も上値の重い展開が予想される。
昨日の東京市場ではやや底堅い動きがみられたものの欧州市場に入ると再びユーロ円の売りが強まった。ロシアがウクライナ東部のドネツク州に侵入したニュースにより地政学的リスクの高まりから円買いが強まった。また、メルケルドイツ首相が今日から始まるEU首脳会議がロシアへの制裁強化の可能性を協議すると発言したことからユーロ売りが加速した。ドル中心の相場であればユーロ円は狭いレンジの動きになりやすい。しかし、この様なユーロ圏への影響の大きい地政学的リスクが高まる時にはユーロ円の直接的な売りが出やすくなる。今週行われたロシアとウクライナ首脳会議が平行線に終わったばかりだけにウクライナ情勢は更に悪化する可能性が高まる。
今日はユーロ圏8月消費者物価指数が発表され、結果次第では今年最安値となる135円72銭を下回る可能性が高まる。
先日のジャクソンホールでドラギ総裁が「インフレ期待が大幅に低下している」との発言でユーロ売りが強まっただけに注目度は非常に高い。

ユーロ円予想レンジ:137円00銭(38.2%)~135円65銭(BB下限)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME | 

注意喚起

店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する