ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-09

[全般]米雇用統計で市場は本気モードに

先週はウクライナとロシア首脳会議が結果的に平行線で終わり地政学的リスクは依然として燻る中でユーロ売りが強まった。前週のドラギ総裁の講演で追加緩和の可能性が示唆されたこともあり、ドイツなど欧州国債利回りが軒並み低下。これを受け、米国国債利回りも低下したものの、ドルは全般に底堅い動きとなった。
先週発表された住宅や雇用関連、消費や製造業といった指標が軒並み好調な米国景気回復を示すものとなった。一方、米国株式市場はS&Pが史上最高値を更新するなど堅調な地合いが続いている。FRBのゼロ金利解除の時期が早まるとなれば株が売られ債券利回りが上昇するものだが、今回の動きはこれまでと異なる。株式市場が徐々に金利相場から業績相場に移り始めているサインとも受け取れる。また、米国債利回りの低下はユーロ圏の国債利回りが低下したことによる金利差からの買いと思われる。また、地政学的リスクの高まりから安全なドイツや米国に資金が流れているとも考えられる。
結果的にユーロは地政学的リスクと追加緩和期待から下落が進んでいる。同時に、景気回復期待の高まる米国に資金が流れ込んだことで金利が低下してもドルは底堅い動きを見せている。
米国の金融緩和政策の解除時期への転換が目の前に迫る中で、今週はECBやBOE、そして日銀といった主要各国の金融政策会合が開かれる。特にECB理事会のドラギ総裁が、先日追加緩和の可能性を示していただけに、今回具体的なものが出るか注目が集まる。
また、週末には最もマーケットが注目する米雇用統計が発表される。イエレン議長は依然として雇用の質を重視するものの、失業率の低下や雇用者数の増加などが予想以上に進むようであれば利上げへの地ならしが整うことになる。
9月16-17日に開催のFOMCでゼロ金利解除への道筋が示されると予想され、今週の動き次第で市場はそろそろ本気モードに切り替わる可能性が高い。





※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[米ドル円]104円ミドルを意識

(米ドル円月足)


(米ドル円日足)


先週は週明けシドニー市場でいきなり104円50銭を付けて始まったが、このレートは殆ど出会いがなく、チャート上には載っていないところが多い。いずれにしても、このレベルは目先の天井として意識される。
先週はロシアとウクライナ首脳会議で停戦への期待が高まったものの結果的に平行線となった。更に、ロシアがウクライナ東部に侵入したことで再びリスクが高まり円高が進み103円57銭まで売られた。また、米長期金利が低下した事もありドルは全般に上値が抑えられた。ただ、米国GDP改定値や耐久財や新規失業保険申請件数、その他の経済指標が軒並み好調な結果を示したことで市場には利上げ期待からのドル買いが強まった。結果的に104円台でドル円は折り返してきたが、今週は依然として104円台での売りは継続するとみる。日銀政策会合では追加緩和への姿勢は示されないとみられることや、内閣改造で安倍政権に対する不安が高まるようであれば円高リスクが高まる。また、米雇用統計を控えポジション調整的なドル売りにも注意したい。
ただ、最終的にゼロ金利解除への動きが近づいていることから、下げたところでは買いを入れておきたい。


今週のドル円予想レンジ:104円50銭(先週シドニー市場高値)~103円00銭(61.8%)





※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ米ドル]ECB理事会後のドラギ総裁発言

(ユーロ米ドル週足)


(ユーロ米ドル時間足)


週初に急落して始まったユーロはその後窓を埋めることもなく安値でのもみ合いが続いた。ドラギ総裁が前週の講演で追加緩和の可能性を示唆したことが上値を抑えた。また、ロシアとウクライナ首脳会議で停戦が期待されたが、反対にロシアがウクライナ東部へ侵入したことで更に緊張が高まった。追加制裁の可能性が高まりユーロ経済への懸念がユーロ売りを更に強めた。また、先週末には大手米系証券がユーロドルの見通しを引き下げたことを機にユーロは今年最安値を更新し1.3135まで下落。ほぼ安値圏での引けとなったことで週初から更に売りが強まる可能性が高まる。ただ、今週はドイツのGDPやユーロ圏のPPI、PMI、そして小売売上といった重要指標が発表される。また、4日にはECB理事会が開かれ、その後にはドラギ総裁記者会見が行われる。前週に追加利下げを示唆したが具体的な内容には触れていないことから、今回も言及されなければユーロの買い戻しが強まることになる。ただ、今回の理事会で現状維持となっても12月には追加緩和の可能性が依然として燻ることから上値は限定的とみる。先週の高値となる1.32ドル台は売っておきたい。


今週のユーロドル予想レンジ:1.3220(先週高値、50%)~1.3000(週足50%)





※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[豪ドル円/豪ドル米ドル]緩やかな上昇継続

(豪ドル円週足)


(豪ドル米ドル日足)


豪ドル円の上昇はこの14日営業日で陰線が二日だけで12日陽線が続いている。対ドルではドルの金利が低下している割に上昇幅は少ない。ユーロ豪ドルの買い戻しが先週入り、豪ドルの上値を抑えた要因の一つとみられる。
今週は豪州経常収支や建築許可件数、そして中国の製造業PMIといった豪ドルに影響のありそうな指標発表がある。しかし、何と言っても注目はRBA政策会合に集まる。前回のRBA議事録では金利安定が続くとの見通しから追加緩和期待が後退し豪ドル買いに反応している。今回も同様に緩和政策継続と豪ドル高に対する強いけん制内容がみられなければ豪ドル買いが強まるとみる。
豪ドルドルのチャートを見ると分かるが、対ドルでは上値が抑えられており、豪ドル円はドル円の動きが大きく影響する。ドル円も最終的に上昇トレンドが再開するとみるが今のところ慎重な動きが目立つ中で、豪ドル円も緩やかな上昇が継続するとみる。


今週の豪ドル円予想レンジ:98円10銭(38.2%)~96円50銭(先週安値)





※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME | 

注意喚起

店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する