ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-09

[全般]地政学的リスクとドル高円安

ドル円はリーマンショック直後の107円台へと6年ぶりの円安レベルへと下落し、クロス円も全般に底堅い動きとなった。
東京時間に黒田総裁と安倍首相会談で総裁は更なる追加緩和の可能性を示唆したことでドル円は107円台に上昇。しかし、NY時間に発表された新規失業保険申請件数が31.5万件と予想の30万件を上回ったことでドル売りが強まった。労働市場の改善ペースに支障が出るとの見方が広がりゼロ金利解除時期が後退するとの思惑からドルは全面安となった。しかし、レーバーデーも含まれるといった特殊要因からの一時的な落ち込みとの見方から米長期金利は上昇。ドルの下落も限定的となった。
また、NY時間にもテレビの生出演でも円安を容認するような発言でドル円は再び上昇に転じた。ただ、米国がシリアへの空爆拡大を表明したことや、EUがロシアに対して追加制裁を発動。これら地政学的リスクの高まりから米国債の利回りも抑えられたことでドルも上値を抑えられた。
各通貨に対してもドルの動きはまちまちとなった。豪ドルなどに対してはドル高となったものの、ユーロやポンドはドルに対しては寧ろ下落。ポンドは直近のスコットランド独立住民投票の世論調査で賛成派が反対派を下回ったことから上昇に転じるなど不安定な動きが目立つ。結果的に日本の追加緩和政策と米国の利上げ観測といった方向性が明確なドル円の買いに市場の注目が集まる。
今日はNY時間に米国8月小売売上高が発表される。市場予想は前月の0.0%から0.6%に上昇するとみられ、米国経済の回復が改めて確認されるとなればドル高が更に進むことになりそうだ。
ただ、来週のFOMCやスコットランドの住民投票を控え、発表後の週末のポジション調整的な動きに注意したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]円安誘導発言とドル高

(米ドル円月足)

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(米ドル円時間足)

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東京の昼時に黒田総裁が安倍首相と会談。総裁は物価目標の達成が難しい状況になれば躊躇なく追加緩和だろうとなんだろうと調整していくと発言。これを受け106円70銭付近でもみ合いが続いていたドル円は6年ぶりに107円台に上昇した。その後調整の売りが入ったものの買い意欲は根強く底堅い動きが続いた。
NY時間には新規失業保険申請件数が予想を下回り106円65銭まで下落したものの、その後黒田総裁がテレビで「今の円安が日本経済にマイナスになることはない」と発言。暗に円安を容認する意思を示したことでドル円は再び上昇。この日の高値となる107円20銭を付けた後もほぼ高値圏で引けてくるなど上昇の勢いは止まらない。
週末ということからドルロングの調整売りが入るとの期待もあるが、市場のポジションはそれ程ロングに傾いている気配はない。寧ろ買い遅れ観が強く、予想されるサポートの手前で買いを入れておきたい。
来週はいよいよリーマンショック直前の高値110円65銭が視野に入ってきた。

ドル円予想レンジ:107円30銭~106円60銭(50%)

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[ポンド円]スコットランド危機前のレベルまで回復

(ポンド円日足)

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(ポンド円時間足)

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9月2日に英タイムズ社が19日の独立住民投票で賛成派が6ポイントの僅差まで詰め寄ったとの報道でポンド円は173円90銭付近から下落が始まった。週初シドニー市場で急落し結局169円32銭まで下落した。しかし、その後は落ち着きを取り戻したところで、カーニーBOE総裁が来年春までに利上げを実施するとの発言で上昇。昨日の世論調査では反対派が賛成派を上回ったとの報道で更に買いが強まりショートを巻き込みながら174円台に乗せてきた。
結果的にスコットランド問題での下落幅を寧ろ上回る上昇となったが、独立の可能性は十分ありリスクは依然として燻る。もし、別の世論調査で再び賛成派が反対派を上回る結果が出れば売りに反応することになる。
ポンド円のショートカバーはほぼ一巡したとみられることから、7月14日に付けた高値174円50銭を損切としておき174円10銭付近の上値を確認したところで売りで再び攻めていきたい。

ポンド円予想レンジ:174円20銭~173円00銭(23.6%)

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[豪ドル米ドル]好調な雇用結果でも下落止まらず

(豪ドル米ドル日足)


(豪ドル米ドル時間足)

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東京時間に発表された豪州8月雇用統計は雇用者数が12.1万人と予想の1.5万人を大きく上回った。また、失業率も6.1%とこちらも予想の6.3%から大幅低下するなど好調な雇用状況を示す結果となった。発表後に豪ドルは0.9215ドルまで上昇したがすぐに押し戻された。上値での売りの重さを寧ろ確認した格好だ。
欧州市場が始まりユーロが上昇したところでユーロ豪ドルの買いが強まり豪ドルは更に下落。
NY市場ではゼロ金利解除への期待から米長期金利が上昇したことでドル買いが豪ドルを更に押し下げた。先日のマクロファンドの売りが依然として相場の重石となっている。
一先ず50%戻しとなる0.9080で下げ止まったものの、戻し売りを待つところが多いと予想され上値は限定的とみる。0.9080を下抜けると0.9000の大台まで特にサポートがみられない。
ドル円がここまで上昇しているにも関わらずまだ円キャリーの動きが見られないのは高所恐怖症があるためとみられる。
しかし、いずれGPIFなどの投資が豪ドルに入るとみられ、その時は大きく反転するときだ。下値が確認され次第買い出動が出来るように準備をしておきたい。

豪ドルドル予想レンジ:0.9160(23.6%)~0.9080(50%)

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