ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-09

[全般]FOMC声明文に注目集まる

今日の未明に注目のFOMC声明文が発表され、市場の注目が集まっている。
連休明けとなった昨日の東京市場では地震報道による円高が進む場面も見られたが全般にドルは底堅い動きで推移。
また、中国人民銀行が国内5大銀行に5000億元の流動性供給を開始するとの報道から豪ドル買いが強まると同時にNY株式市場も好感。
更に、著名FEDウオッチャーがFOMC声明に「相当な期間」との文言が残ると見解を示したことから米国早期利上げ観測が後退。この報道を受けドルは全面安となったが、その後は買い戻されるなど今日のFOMCを控え不安定な動きが目立った。
特に材料のない中でちょっとしたニュースに振り回されやすい状況が今日も続くと思われる。
今日のFOMCでFEDウオッチャーの見解通り「相当な期間」が残ったとしても、既にドル売りがどの程度かを示した後だけに、もしそのまま残ったとしても影響は限定的となる。寧ろ、この文言が削除された時にはドル買いの反応がより強まることになりそうだ。
同時に株価が下落することになり円高の動きも強まる可能性が高いものの、市場はドルが中心相場となることからドル上昇の勢いが勝るとみる。結果的にユーロやポンドなどが対ドルで再び下落に転じる可能性が高まる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]108円台乗せの前に底固め

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

USD_JPY_20140917_jikanashi.jpg


東京市場でドル円は実需や地震報道などからの売りに押され一時107円を割り込む場面もみられた。ただ、午後に入り日経株価上昇に歩調を合わせる格好でドル円は107円32銭まで上昇。その後は107円前半でもみ合いが続いた。NY時間に著名なフェッドウオッチャーが今日発表されるFOMC声明文で「相当な期間」という文言がそのまま残り量的緩和終了後も緩和政策を継続するの見解を示したことでドル円は106円81銭まで売り込まれた。
今日のFOMCを前に既に目先のロングが振り落とされたことから、声明文やイエレン議長の記者会見の内容がハト派的なものであっても、ドル円の下落幅は限定的となるだろう。
FOMC前に再度106円80銭付近で跳ね返されるようであれば、あらためて底値の堅さが確認される。もし、パラボリックSAR(途転のサイン)の位置する106円60銭付近を下抜けするようであれば予想以上に下落幅が拡大する可能性も残す。底値を固めた後にFOMC声明文で利上げ時期が早まるとの見方が強まれば108円を狙う展開も十分予想される。

ドル円予想レンジ:107円80銭~106円80銭
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[ポンド米ドル]スコットランド独立投票始まる

(ポンド米ドル日足)


(ポンド米ドル時間足)

GBP_USD_20140917_jikanashi.jpg


東京市場ではドル買いの動きが強まる中でポンドは一時1.6160まで下落。しかし、欧州市場に入るとじりじりと買い戻しの動きが強まった。明日公開されるBOE議事録要旨では利上げを主張するメンバーが二人いたといわれるだけに、利上げへの思惑が再び強まった。また、NY時間に著名なフェッドウオッチャーのヒルゼラス氏がFOMC声明文で「相当な時期」の文言がそのまま残るとの見解を示したことでドル安が強まりポンドは1.6310まで上昇。明日から始まる独立住民投票を前にポンドのロングは余りにリスクが高すぎる。ショートカバーが一巡すれば再び売りが強まるとみる。戻しの上値目途としてはフィボナッチ50%戻しの1.6340と先週末のNY終値レベルである1.6330付近は強いレジスタンスになる。

ポンドドル予想レンジ:1.6340(50%)~1.6135(61.8%)

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[豪ドル米ドル]買い材料にも反応薄

(豪ドル米ドル時間足)




東京時間に公開されたRBA議事録では「住宅価格上昇に伴うリスクを注視する必要がある」とあり、利上げの可能性を示唆するものだった。また、為替に関してはファンダメンタルズに基づく予想を上回るといった程度であったことから発表後は上昇。しかし、寧ろ売りを誘った格好となり下落幅を拡大。その後、中国が五大銀行に5000億元の流動性供給を開始したとの報道で豪ドルはじりじりと上昇に転じた。NY時間には今日のFOMC声明でフェッドウオッチャーが「相当な期間」という文言がそのまま残り緩和政策が継続されるとの見解が示されたことでドルが全面安。豪ドルは0.9050付近にあったショートのロスカットを巻き込み、この日の高値となる0.9112まで上昇した。
しかし、これだけの豪ドル買い材料が出ても積極的な買いは見られないなど、豪ドルの売りの強さが寧ろ確認された。
今日のFOMC後に利上げ時期が後退したとしてもドルの下落は限定的とみられる。
豪ドル自体の材料では当面上昇は難しく、上値は依然として重い状況が継続するとみる。

豪ドルドル予想レンジ:0.9130(61.8%)~0.9020

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