ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-09

[全般]米国経済指標に再び注目

先週はFOMC政策会合とスコットランド独立住民投票というビッグイベントを何とか無事に通過し、今週は安心感が広がる中で再び米国経済指標の動きに市場の注目は集まりそうだ。
先週行われたFOMC会合ではハト派的なトーンは継続されたものの出口戦略を初めて公開するなどゼロ金解除に向けた動きが本格的に進むとの観測から株価とドルが同時に上昇。また、注目されたスコットランドの独立を問う住民投票では反対派が賛成派を上回り辛うじて独立を回避。リスクが後退したことからポンドが上昇し円安が進んだ。しかし、その後は材料出尽くし観から再び反落。急速に進んだ円安の動きも週末ということもあり調整の動きがみられた。ポンドの反落は同時にユーロも巻き込みながら下落。
スコットランドの独立問題はスペインやベルギー、イタリアの民族主義による独立の機運を高めることから、今後も懸念が燻る。ただ、今の市場の雰囲気は一先ずリスクが遠のいたことから、安心感の方が広がっている。
今週は、その流れを継続しリスクオンの動きが強まる中でドル円やクロス円などの調整が一巡したところで再び上値を試す展開を予想する。
特に、先週のFOMC後のイエレン議長の記者会見で議長は「今後の経済データ次第では利上げを早める」との認識を示したことで、再び米経済指標への注目度は高まる。
今週発表される新築住宅販売や4-6月期GDP確定値などで予想を上回る結果となれば利上げ時期の前倒し観測が強まりドル買いの動きを促す事になりそうだ。
また、最も懸念されている雇用関連でも新規失業保険申請件数にも注目したい。
米債券利回りは週末に再び低下した。スコットランドの独立が回避されたことで南欧諸国の債券利回りが低下した事で米国債への資金シフトが強まったとみられる。そのため、金利が低下したもののドル買いの動きが強まるといったこれまでと少し異なる動きがみられる。
今の相場展開ではドルの金利低下に攣られてドル売りに傾かないように注意が必要だ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。



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[米ドル円]円安調整も一巡し再び上値トライ

(米ドル円月足)


(米ドル円時間足)

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先週のFOMC会合で量的緩和終了後のゼロ金利解除への道筋が一部示されたことで長期金利が上昇しドル円は107円前半から108円後半に上昇。そして、高値もみ合いが続く中で東京時間にスコットランド独立が否決されたことから109円45銭まで上昇。その後は利食い売りなどに押されてNY時間には108円60銭まで下落。しかし、NYダウが底堅い動きとなったことや、ユーロやポンドの下落がドルを押し上げる格好となった。
結局、先週のNY終値では109円台に乗せて引けてきた。
110円という大台代りのところでポジション調整が出たとみられ高値から90銭近い下落となった。しかし、このひと月余りで7円以上上昇した割には下押しの値幅が小さい。それだけ、まだそれ程ドルロングの偏りが高くないということを現すものだ。
G20で黒田日銀総裁は円安に対して問題があるとは思っていないと発言。先日はドル高が日本経済のマイナスになることはないと発言するなど、円安を容認する姿勢を示している。また、世界各国からも今回の円安に対して殆ど批判的な意見がみられないこともドル円の買いに安心感を与えている。
今週は108円台の底堅さを確認できればリーマンショック前の2008年8月に付けた高値110円65銭付近を試す展開が予想される。このレベルは下降トレンドラインが上値を抑えており意識される。

今週のドル円予想レンジ:110円65銭(08年8月高値)~108円50銭(38.6%)

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[ポンド米ドル]独立機運のリスク燻る

(ポンド米ドル日足)


(ポンド米ドル時間足)

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スコットランド独立の是非を問う住民投票は結果的に独立反対派が勝利し一先ず独立が否決された。大勢が明らかになるに攣れ、ポンドは1.6450付近から1.6530付近まで買われるなど、既に前日からショートカバーが入っていたことから小幅な上昇にとどまった。しかし、ロンドン市場が始まると欧州勢は東京の動きと反対にポンド売りでスタート。結局、東京勢のロングポジションの投げも入りこの日のポンドは寧ろ長い上髭を伸ばした陰線で引けた。スコットランドの独立が成立していた場合にはかなりの下落につながったとみられるが、否決されても下落した事は予想外の動きであった。カーニーBOE総裁は来年春までに利上げの可能性を示していることから独立のリスクが後退すれば買われるというのが大方の観測となっていた。今回の選挙で一先ずリスクは後退したものの、今後も政治的混乱が予想される。また、だぶついた資金が欧州や英国から米国長期債などへシフトしているとの指摘もあり、ドル買いの動きが強まればポンドは上値を抑えられる。
しかし、市場のセンチメントは変わりやすく、利上げに市場の注目が集まるようであれば上昇に転じることになる。
今週は先週の選挙後の高値となる1.6530付近を天井に、次の方向を見極めるためのもみ合いの週となりそうだ。



今週のポンドドル予想レンジ:1.6530(先週高値)~1.6170

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[豪ドル米ドル]下落リスク継続

(豪ドル米ドル日足)



スコットランドの独立派が反対派に僅差に迫った9月8日のシドニー市場でポンドが下落したのとほぼ同時に豪ドルが下落を開始した。その後ポンドは下げ止まりを見せたが豪ドルの下落は止まらない。
先週末にスコットランドの独立は否決され、世界的な株価上昇などリスク回避の動きが後退したものの、豪ドルの下落は更に進んだ。最初に売りを出したのがマクロ系ヘッジファンドといわれているが、買われ過ぎや上限に近づいた通貨等の売りを出すといわれている。それが豪ドルの売りであれば簡単に買戻しは入れてこないだろう。
一方、ドル円の上昇が継続するとの見方から円キャリーからの豪ドル円の買いは所々で散見される。GPIFや日本の機関投資家による買いが豪ドルの底を支えているとみられるが、規模的にはそれ程目立ったものではない。米国利上げ観測が強まる中で米金利の上昇が対ドルでの豪ドルの上値を抑えることになり、今週も豪ドルの下落は継続するとみる。
ただ、一旦反転し始めるとかなりの勢いで上昇する通貨だけに下げ止まり観が出たときには大きなチャンスになる。



今週の豪ドルドル予想レンジ:0.9050~0.8860(76.4%)


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