ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-10

[全般]NY株価の下落でボラが上昇

昨日は日本が体育の日で休日ということもあり週明けアジア市場は薄商いの中で先週のドル安の流れが先行。ドル円は107円前半まで下落しユーロやポンドが上昇する一方、オセアニア通貨である豪ドルやNZドルは売りから始まった。その後、中国の9月貿易黒字が310億ドルと予想の411億ドルを下回ったものの、輸出が6か月連続でプラスとなり輸入も拡大したことで内需主導での回復への期待が高まる中で豪ドルの買い戻しの動きが強まった。欧州市場に入っても豪ドルやNZドルの上昇は止まらず堅調な地合いで推移。特に材料がない中でこれまで下落幅が目立った通貨に買いが入りやすい状況となった。
NY市場もこの日はコロンブスデーで祝日ということもあり参加者が少ない中で静かなスタート。しかし、引けにかけてNY株式市場三指数ともに大幅下落となりドルが一斉に売りが強まった。世界経済の減速懸念が強まる中で先週からの株価下落への不安感が依然として燻る中での下げとなった。特に売り材料がないだけに寧ろ気持ちの悪い下げとも言えそうだ。リスク回避の動きから円買いの動きが強まりドル円は107円台を割り込んで引けている。
ただ、昨日は全般に参加者が少なく、ボラティリティーが高まる中で上下に振れやすい状況でもあり、今日からが為替や株式市場が本番の始まりとなる。昨日の株価の下落への不安感を断ち切ることが出来るかどうか今日のNY株式市場の動きは重要となる。
今日はNY市場での指標発表はないだけに、ドイツやユーロ圏のZEWや英国経済指標などによる欧州株式市場の動向にも目が離せない。
いずれにしても、各市場の不安定な動きが続く中で一方向にポジションを偏らせるのはリスクが高く、短期勝負に徹したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]リスク回避の円買い

(米ドル円日足)

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東京は体育の日ということから薄商いの中でドル円は先週のドル売りの流れを引き継ぎ売りが先行。107円06銭まで下落した。ユーロやポンド、そして豪ドルといった通貨も上昇するなどドル売り主導の相場展開となった。欧州市場に入ると買戻しの動きが強まりドル円は107円58銭まで上昇。NY市場はコロンブスデーということから債券市場が休場となり比較的落ち着いた動きで始まったが、引けにかけて株価が急落。今度はリスク回避からの円買いの動きが強まりドル円は106円台に突入。一先ず、フィボナッチの38.2%戻しとなる106円80銭付近で下げ止まった。
日米が休日ということもあり流動性が極端に低下している中での下落だけに、106円80銭までの下落は行き過ぎとみることもできる。ただ、相場の修正として一旦値をつけてしまうと再度付けに行きたがるものだ。106円80銭を完全に下回るようであれば次のサポートはボリンジャーバンドの下限となる106円40銭が意識される。反対に、このレベルを下回らない場合には当面の底値になる可能性が高い。

ドル円予想レンジ:107円65銭(先週NY終値)~106円40銭(BB下限)

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[ユーロ米ドル]ユーロ安誘導への反動

(ユーロ米ドル日足)

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(ユーロ米ドル時間足)

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アジア市場でユーロはドル安の動きが強まり底堅い動きで始まった。参加者が少なく、それもアジア市場でのユーロ取引は実需が伴わないことから欧州市場にかけては利食い売りで押し戻される場面もみられた。ただ、欧州株式市場が終了した後にユーロはNY株価の下落に伴い一気に上昇。1.27ドル付近の損切を巻き込んで1.2760ドルまで上昇した。
先週のG20ではユーロ圏経済の減速がテーマとなり、その中でユーロ圏諸国からユーロ安を望む声もあったといわれる。ルー米財務長官が為替レートを目標にすべきではないと発言したことでユーロの買い戻しの動きが入り始めている。先週のFOMC議事録にはドル高への懸念も示されたことでユーロのショートカバーはもう一段強まりそうだ。
今日はドイツのZEWと鉱工業生産の発表結果次第ではもう一段の買い戻しが入るとみる。
ただ、1.27後半にはボリンジャーバンドが位置していることから、1.28付近には売りが並んでくるとみられ、このレベルを超えるのは難しい。

ユーロドル予想レンジ:1.2790(10月9日高値)~1.2670

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[豪ドル円/豪ドル米ドル]中長期のロングを仕込む

(豪ドル円日足)


(豪ドル米ドル日足)

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先週後半に大幅下落となった豪ドル円の買い戻しの動きが強まった。
昨日のアジア市場では東京が休場となる中でオセアニア通貨を中心とした動きが活発となった。中国の9月貿易黒字額は予想を下回ったものの、輸出は6か月連続のプラスとなり輸入も大幅に拡大。内需主導による景気回復期待が高まる中で豪ドルの買いを促した。
ドル円はNY株価の急落により107円を割り込んだものの、最終的にドル高円安の流れに戻るとみるところが多い。
豪ドルが対ドルで0.86ミドルを今年のダブル底を付けたとみれば、豪ドル円買いを中長期で仕込むチャンスでもある。ただし、0.86ミドルを下抜けするようであれば、一旦損切をして再度チャンスを待ちたい。

豪ドル円予想レンジ:94円60銭~93円40銭

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