ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-10

[全般]NY株式市場の回復で底打ち感

先週末に回復の兆しを見せた米国株式市場は三指数ともに上昇となり一先ず危機感は後退したが、為替市場は依然としてドル買いには慎重なムードが漂う。
週明け東京市場では日経平均株価が580円近い上昇となったことで円売りが進行。ドル円は107円40銭近くまで上昇した。しかし、欧州株式市場が下落したことで円の買い戻しの動きが強まると106円台に押し戻された。注目されたNY市場では株価が反転したことでリスク回避の動きは後退したものの、米長期債利回りが低下したことからドルの上値を抑える結果となった。この日はダラス連銀のフィッシャー総裁が量的緩和は予定通り終了すべきとの見解を示したが株価は上昇し金利は低下。先週のパニック的な混乱は一先ず後退した。
昨日のNY株価の上昇は市場が落ち着きを取り戻し始めていることを示すもので、量的緩和終了の動きに変化はないとみる。これまで、Q1,Q2,Q3の終了時には株価が大幅下落していることもあり、今回もその一環とみてよいだろう。
来週のFOMCでは相当の期間という文言は残る可能性はあるものの、テーパリングの終了に伴うパニックは今回で織り込んだと思われる。今日は中国の小売売上や鉱工業生産、そしてGDPといった重要指標が発表される。この結果が予想を下回るものであっても今日のNY株式市場が堅調な地合いを示すようであれば底打ちが確認されたと判断してよいだろう。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]株価上昇でリスク回避の動き後退

(米ドル円日足)

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(米ドル円時間足)

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週明け東京市場は日経平均株価が上昇したことからドル円は107円40銭付近まで上昇。しかし、米長期金利先物が低下したことでドル全面安となりドル円は下落。
NY市場が始まり株価が三指数ともに上昇したものの、米金利の低下がドル円の上値を抑え、106円79銭まで下落。先週の混乱の余韻は残るものの、底打ち感が漂う中で次の上昇の機会を狙っているようにみえる。今日は中国のGDPやその他重要な指標が発表されるが、この結果がNY株式市場にネガティブに反応するかどうかで市場のセンチメントを図ることが出来る。もし、NY株価の下落に繋がらないようであれば円売りの動きからドル円は一目の基準線が位置する107円65銭を試す展開とみる。

ドル円予想レンジ:107円65銭(転換線)~106円70銭[38.2%]

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[ユーロ米ドル]レンジ相場継続

(ユーロ米ドル日足)

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(ユーロ米ドル時間足)

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ドルの長期金利が低下したことでユーロは底堅い動きが続いている。
週明け東京市場ではドル円が上昇したことでドルが全般に強含む中でユーロの上値は抑えられた。しかし、欧米市場にかけて米長期金利が低下したことでドル売りが先行しユーロは1.28ドル台に乗せてきた。欧州景気減速懸念が燻るものの、米国株式と債券市場の動向が中心となっており、ユーロ自体の弱さは今のところ市場は無視状態となっている。市場が落ち着きを取り戻し、米長期金利が上昇に転じたときにはユーロ売り再開の時とみる。
それまではユーロは1.28ミドルから1.26ミドルのレンジ取引が継続。

ユーロドル予想レンジ:1.2840[ボリンジャー上限]~1.2760

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[豪ドル円]RBA議事録と中国GDPに注目集まる

(豪ドル円日足)


(豪ドル円時間足)

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世界同時株安が収まりリスク回避の動きが徐々に後退する中で資源国通貨や比較的金利の高い豪ドルに買いが集まりやすくなっている。ただ、中国や欧州景気減速への懸念が過ぎ去ったわけではなく依然として不安感は燻る。今日は9時半にRBA議事録が公開されるが、通貨安への誘導や国内景気減速懸念があらためて確認されるとみられる。ただ、悪材料は既に織り込んでいることから寧ろ下げたところは買いが強まりそうだ。また、11月には豪州でG20が開かれることから、ホッキー財務相は自国通貨安を誘導しにくくなっている。
また、11時には中国小売売上や鉱工業生産、そして7-9月期GDPが発表される。GDPは前回から下方修正されるとみられており、悪化は大分織り込まれている。
先週は長い下髭を伸ばしたことで下落から反転したと判断される。ドル円も下げ止まり観が強く、下げたところでは買いを入れておきたい。

豪ドル円予想レンジ:94円40銭(38.2%)~93円60銭

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