ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-11

[全般]調整後再び上昇へ

連休明けとなった東京市場ではドル円が114円台に乗せたことで一先ず目先の達成感が漂い利食い売りなどが先行。クロス円も全般に上値の重い展開が続いた。ただ、NY市場が始まると米10年債利回り低下に伴いドルは上値を抑えられた。結果的にクロス円の買いが再び強まったことでドル円を押し上げた。特にこの日は目立った材料はなかったが株式市場も含め全般に落ち着いた動きを見せたことで安全通貨の円が売られやすい地合いとなった。
これまで急速に進んだ円安や株価の上昇も一先ず一服感が漂うものの、値幅調整ではなく時間調整的な動きが目立つ。
今日のNY時間には週末発表の米雇用統計を前に先行指標となるADP雇用統計が発表される。先日のFOMCでは雇用の改善が示されたことでドル高が進んだだけに、今回の数字に注目が集まる。今回は前月から更に雇用者数が増加すると予想される。株式市場が下落に反応しにくいとなれば金融相場から業績相場に移行し始めていることを現すものと判断される。原油価格WTIは一時3年ぶりに77ドルを割り込むなど米景気にとってはプラス材料となる。米国市場が世界経済を牽引する動きは今後も継続することになりそうだ。
明日はECB理事会、そして週末は米雇用統計発表を控え、その前に調整の動きは終了し再び上値を試しに行くようであれば目先のピークを付ける可能性高い。反対に、雇用統計まで調整が続くとすれば、来週以降に高値を試す展開とみる。いずれにしても、相場はまだ始まったばかりであり調整後は再び上値を試す展開を予想する。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。



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[米ドル円]上昇後初めての押し目

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

USD_JPY_20141105_jikanashi.jpg

連休明けの早朝に114円台を付けたところで一先ず達成感が広がり利食いや実需の売りがドル円だけではなくユーロ円などのクロス円でも散見された。東京株式市場の終わる午後3時には113円28銭まで下落。その後欧州市場では買い戻しが入り113円73銭まで上昇後再び113円17銭まで下落。この日の安値を付けた後に再び113円73銭まで上昇。NY市場では米長期金利の低下に伴い113円23銭まで下落し再度上昇するなどジェットコースターのような上下を繰り返している。
FOMCでドルが上昇し日銀の追加緩和で一気に買いが進んだことで押し目を拾うことが出来なかった。今回は114円20銭の高値から1円近く下落するなど初めての下押しとなった。しかし、今回は二日間で一気に5円上昇したことから、押し目買いを入れようとしてもそれ以上に下落するとすぐに切ってしまうところが多いようだ。フィボナッチの38.2%戻しでもあり先週末の終値となる112円30銭付近で買いを入れたいところだが、そこまでの押しは難しい。一先ず昨日3度跳ね返された113円20銭付近が押し目の限界とみて、その手前では買いを入れておきたい。


ドル円予想レンジ:114円60銭~113円20銭

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[ユーロ円]押し目なく上昇

(ユーロ円日足)


(ユーロ円時間足)

EUR_JPY_20141105_jikanashi.jpg


ユーロは対ドルで強いサポートとみられていた1.25ドルを一瞬抜けたものの跳ね消されたことで底堅さが確認された。ドル円の上昇がユーロ円を押し上げた格好だ。137円から上昇が始まり142円60銭まで殆ど押し目という下げは見られなかったことで買いポジションの偏りは低いとみる。下落が始まった9月19日の高値141円20銭を上抜いたことで上昇の勢いは更に強まった。明日のECB理事会では日銀に続いて追加緩和期待が高まるものの、ECB内では運営方針を巡る対立があるとの報道もある。今回は据え置き12月の理事会で追加緩和を実施する公算が高い。142円付近までの押し目があれば拾っておきたい。



ユーロ円予想レンジ:143円40銭~141円80銭

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[豪ドル円]上昇チャネル継続で100円狙い

(豪ドル円週足)


(豪ドル円時間足)

AUD_JPY_20141105_jikanashi.jpg

ドル円が下がると豪ドルドルが上がるというシーソーゲームを繰り返しながら豪ドル円は上昇トレンドを継続している。
昨日発表された豪州小売売上が予想を大きく上回ったことから瞬間買いが強まったものの、同時に発表された貿易赤字額が拡大したことを受け対ドルで0.8645まで下落。その後のRBA会合を控えポジションの投げが出た模様。そのRBA会合の声明文では「為替レートはドル高を大部分反映して低水準で取引されている」。また、前回の「歴史的水準より高い」という文言が削除されたことで豪ドルは一気に上昇に転じた。ドル円は一旦調整局面に入っているものの、豪ドルドルは0.86ミドルの底堅さを再確認したことで上昇余力は残る。
ドル円の上昇が再開する時が豪ドル円のもう一段上昇するときになる。
フィボナッチの76.4%戻しとなる101円付近の前に100円の大台が意識される。

豪ドル円予想レンジ: 100円00銭~98円80銭

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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