[全般]米雇用統計もサプライズ?
また、欧米市場ではECBドラギ総裁が追加緩和の準備を始めていることを表明。ECB内での不協和音が懸念されていたものの、今回の声明文は全会一致で決まったことを総裁が強調したことでユーロは一気に下落し,ドルが全面高となった。結果的にドル円は再び115円台に乗せるなど乱高下が続いたことでポジション調整が大分進んだと思われる。
前回のFOMCでは予想外のタカ派的な内容となったことでドル高が進んだ。日銀の追加緩和も予想外であり市場のサプライズとなり円安が進んだ。そして昨日のECB理事会でも具体的な追加緩和実施の可能性を示したことや、ECB内の結束が示されたことがサプライズとなりユーロが下落するなど今週はサプライズ続きとなった。
今日はFRB金融政策に最も影響を与える米国雇用統計が発表され、こちらもサプライズになるか注目が集まる。
先日発表されたADP雇用統計や昨日の新規失業保険申請件数は予想を上回る好調な結果となったことから今日の雇用統計は予想通りかそれ以上の結果が示される可能性が高まる。もし、市場予想を大きく下回るようであればサプライズとなりドル売りが強まることになるが、一時的な下落にとどまるだろう。寧ろ、下げたところでは買いが待ち構えているとみる。反対に、予想を大きく上回ったとすればサプライズではないものの、ドル高の流れが継続されることになるだろう。今回のFOMCで指摘された労働市場の改善を裏付けるものでありゼロ金利解除への期待が更に高まることになる。
いずれにしても雇用統計への注目度は非常に高く、荒っぽい値動きには注意したい。
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[米ドル円]急落でポジション調整進む


激しい値動きが繰り返されている。
昨日の東京市場では一時ドル円は115円53銭まで上昇。115円手前にはオプション絡みの防戦売りが並んでいたものの、海外勢なども参加し一気に突き抜けるとショートカバーも巻き込みながら高値を更新した。その115円53銭を付けた直後に纏まったドル売りが入り急速に押し戻された。これまで急ピッチな上昇が続いたことからドルロングの投げを誘いながら1時間半程度の間に1円50銭近い下落となった。その後ECB理事会が開かれ追加緩和実施へ向けた具体的な策が示されたことを受けユーロが下落。ドル全面高となり再び115円台に乗せたが、東京時間に売り切れなかったポジションが上値を抑え114円40銭まで押し戻された。この日は新規失業保険申請件数が予想以上の低下を示したことを株式市場が好感。株価の上昇に伴い円安の動きが再び強まり115円台に乗せて引けてきた。
ここまで上下に激しく振れたことで目先のポジションはほぼ解消されたとみる。今日の米雇用統計では新たな上昇の流れに戻り上値を更新する可能性が高い。もし、予想を下回ったとしても昨日の安値となる114円06銭を下回ることはないだろう。下げたところでは買いを仕込んでおきたい。
ドル円予想レンジ:116円00銭~114円 50銭
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[ユーロ米ドル]ECBサプライズでユーロ下落再開


ECB内での不協和音が伝わり市場は追加緩和実施に懐疑的な見方が広がる中でECBは新たな追加策を示したことでユーロが急落。ドラギ総裁はバランスシートを1兆ユーロ拡大することが望ましいとし、資産規模を事実上の目標とした。また、声明は全会一致で決定したことや、ECB域内中銀に対し次の一手を検討することを指示した事を発表。ECB内での混乱がないことを示したこともユーロ売りを促した。
1.25ドルの強いサポートを明確に下回ったことで次の下値目標は1.2ドルが意識され始めている。1.25ドル付近では大分買い戻しが入ったことでユーロショートポジションは軽くなっているとみる。
今日の雇用統計が予想以上の好結果となればドル高が更に進みユーロ下落に拍車がかかりそうだ。
ユーロドル予想レンジ:1.2450(38.2%)~1.2250
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[豪ドル米ドル]明日の中国貿易収支


昨日発表された豪州10月雇用統計は雇用者数が予想を超えたことから一旦は豪ドルが上昇したものの、上値では売りが待ち構えていたことから急速に押し戻された。その後一旦は持ち直したものの、ECBの追加緩和期待からのドル高が進み豪ドルは再び上値の重い展開となった。
豪ドルは三角保ち合いから下値サポートを下抜けたことで下落方向に流れが再び戻り始めている。明日の土曜日には中国貿易収支が発表され、9月の香港との水増しが解消されるとの見方もあり数字が極端に悪化するとの見方がある。そうなれば週明けシドニー市場では豪ドルがもう一段の売りが強まって始まる可能性もある。米ドルの上昇の流れが加速する中で0.8650の強いサポートを下抜けするなど、豪ドルの下落は暫く継続。
豪ドルドル予想レンジ: 0.8600~0.8500
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