ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-11

[全般]ボラティリティー低下で調整終了

先週までのビッグイベントも一通り終わったことで市場のボラティリティーは低下。今週は特に注目される指標発表などもないことから、市場は安定方向に向かい始めた。
週明け東京市場では先週の雇用統計発表後の円高ドル安の流れを引き継いで始まった。
雇用統計の結果は寧ろ好調な労働市場を示すものであったものの、急速に進んだ円安とドル高の調整が目立った。日経平均株価の下落も手伝いドル円は欧州市場で114円を割り込み、ユーロやポンド等に対してドルは上昇。更に調整の動きが続くかと思われた。しかし、欧州株式市場は堅調な地合いとなり、それを引き継ぎNY株式市場三指数ともにプラスで始まるとリスクオフからの円安の動きが再び強まった。ボラティリティーが低下したことで調整的な円高とドル安の動きはほぼ終息したとみる。
今季の米国企業決算は非常に好調な結果となった事や、労働市場の改善などからフェッドのゼロ金利解除に向けた動きは更に強まる可能性が高い。一方、日銀やECBの追加緩和の可能性を示しており、金融政策の違いに市場は再び戻り始める。
昨日の米長短期金利が上昇に転じ、それでも株価が上昇したことは市場の安心感の高まりを示すものだ。
日銀の予想外の追加緩和による円安の流れは一先ず出尽くし感があるものの、調整が終了したドル高の動きは始まったばかりだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]振り落としから再び上昇へ

(米ドル円時間足)

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週明けのシドニー市場からドル円は先週の米雇用統計発表後の調整的な円の買い戻しの動きが先行。日経平均株価の下落もありドル円は先週末の安値となる114円25銭を下回ると断続的に損切を巻き込み113円86銭まで売り込まれた。目先のドルロングはこれで大分切らされた格好となった。これらの投げが一服したところでNY株式市場は堅調な地合いでスタート。好調な米企業決算に支えられた米株式市場は利上げへの不安を乗り越えて再び高値更新に向けて動き出した。ドル円も先週までの円安への不安感は一先ず昨日の振り落としをしたことで終了。市場が安定し始めたことでリスク回避の円高の動きは後退。ただ、日銀のサプライズ熱が冷める中で、今度は円安というよりもドル高の動きを中心に穏やかな上昇が始まった。

ドル円予想レンジ:115円25銭~114円40銭

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[ユーロ米ドル]1.25ドルの上値の重さ確認

(ユーロ米ドル時間足)

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(ユーロ米ドル日足)

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先週末の流れを引き継ぎ週明けアジア市場ではドル安の流れを引き継ぎユーロは底堅い動きで始まった。欧州市場に入ると大きな節目である1.25ドルを上抜き1.2510まで上昇。しかし、その後は米長期金利の上昇などから再びドル高の流れが強まるとユーロは下落に転じた。欧米市場の株価が全面高となり市場の不安感が後退すると再びECBとフェッドの金融政策の違いに市場の目が戻り始めた。メルシュECB専務理事は必要とされれば国債の購入も選択肢となると発言したこともユーロの上値を抑えた。
好調な米企業決算を受け市場のボラティリティーはFOMCや日銀会合前のレベルまで低下するなど、安定した市場に戻り始めている。今週は特に注目材料がないことから調整のリスクは後退。再びユーロ安の動きが始まった。
日足チャートではボリンジャーバンドの幅が拡大し始めており、ユーロ下落速度が今後加速する可能性が高い。

ユーロドル予想レンジ:1.2470~1.2360(11月7日安値)

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[豪ドル円]市場の安定からリスク志向

(豪ドル円時間足)


(豪ドル円週足)

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アジア市場では日経平均株価の下落や円高が豪ドル円の上値を抑えたものの比較的安定した動きが続いた。ドル主導の動きがドル円と豪ドルドルの動きを相殺させた格好だ。
NY市場では株価三指数ともに上昇するなど再び最高値更新に向けた動きとなった。
また、長期金利が上昇したことでドル円の上昇が豪ドル円を押し上げた。
日本のGPIFや追加緩和により今後リスク通貨への投資が拡大するとの見方から豪ドルやNZドルに対する上昇期待は高い。市場が安定に向かえば日本からの豪ドルへの投資は今後拡大するとみる。週足チャートでは上昇チャネルが継続しており、下げたところでは買いを入れておきたい。目先は11月5日に付けた今年最高値となる99円70銭が意識されており、その手前では一旦利益確定の売りを出しておきたい。

豪ドル円予想レンジ: 99円50銭~98円80銭

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