[全般]安倍政権の行方を機に調整進む
東京市場では日経平均株価上昇への期待から朝方にドル円は116円台に乗せてきた。しかし、急速に進んだ円安に対しドル円クロス円ともに高値警戒感が燻る中で株価が少し下落すると利益確定の円買い戻しの動きが出るなど、荒っぽい値動きが続いた。
休み明けのNY市場では債券利回りに注目が集まりドル円は一時115円を割り込むと損切を誘発。その後利回り上昇に転じたことでドルも底堅い動きとなるなど、方向感の掴みにくい動きが続いた。結果的に円の買い戻しが入るなど、解散総選挙や消費税引き上げ問題などの材料を機に円買い戻しの調整の動きが先行した。
消費税引き上げ先延ばしは円にとっては今のところ売りに反応している。それは景気回復から株価が上昇するということが背景にある。一方、財政再建への道のりは険しいものになり、それはアベノミクスの挫折に繋がり円高要因となる。反対に、もし消費税引き上げとなると景気悪化で日本売りという見方もあるなど、市場の見方は一致していない。結果的に不透明感が漂いポジションの調整を促した。
今週末のG20開催後に安倍首相は消費税引き上げの判断を下し解散総選挙を実施する構えだが、その前にポジション調整が進んだことで市場への影響は限定的になるだろう。
最終的に日銀の緩和政策と米国ゼロ金利解除に向けた動きを揺るがすものではなく、調整が終われば再びドル高円安の流れに戻るとみる。
今日は明日の未明にイエレン議長の講演があり、最近の労働市場改善に対しどのような発言が出るかでドル買いの勢いが再び強まるきっかけになるだろう。
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[米ドル円]ポジション調整後は再び円安


ドル円は朝方116円台に乗せて始まったものの、前日のNY市場の高値116円11銭には届かずに失速。日本の消費税引き上げ先送り観測などが市場の不透明感を増したことでポジション調整の動きが強まった。NY市場に入り前日の安値115円04銭を下回ると損切を誘発し114円89銭まで下落。その後は再び上昇に転じるなど典型的な振り落としパターンが続いている。今回のドル円の上昇では毎回この程度の振り落としが入り、その後上昇トレンドに戻っている。結局、毎回ガス抜きが入ることでポジションの偏りが解消されることから、大きな下落リスクはないとみてよい。日足チャートではボリンジャーバンドの幅が拡大しているのは値動きの激しくなるサイン。一方、MACDでは買われ過ぎのレベルに入っており、そろそろもみ合いに入る可能性が高い。116円付近では一先ずロングを手仕舞いし、短期ディールに徹したい。
ドル円予想レンジ:116円00銭~115円00銭
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[ポンド米ドル]下降トレンド継続


昨日発表されたBOEインフレレポートではGDP見通しが2015年、2016年ともに下方修正された。また、向こう6か月のインフレ率は1%を下回って推移するとの見方が示された。これを受けポンドは1.5930から1.5760まで170ポイント余り下落。NY終値ベースでもほぼ安値で引けてきた。今年7月に利上げ観測が後退してからポンドは対ドルで下降トレンドに入りそれが依然として継続している。英国インフレ率低下が見込まれる一方、フェッドの利上げ観測によるドル高によるポンド売りは継続。ボリンジャーの下限バンドに沿ったバンドウォークが続いていることから戻し売りを狙う。
ポンドドル予想レンジ:1.5830(38.2%)~1.5700
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[豪ドル円]中国経済指標で底値を確認


100円80銭付近で豪ドル円は2度上値を抑えられたことで短期的にダブルトップを形成する可能性が高まっている。
ネックラインとなる100円を明確に下回るようであればダブルトップを形成し99円付近までの押し戻しも視野に入る。ただ、ドル円が115円割れで底値が見えてきたことから豪ドル円も100円を底値に一先ずもみ合いが予想される。また、米国株式市場も高値更新が続く中で時間調整の動きもみられるなど安定した動きからリスク選好の動きが強まる。
今日の14時半に発表される中国10月小売売上と鉱工業生産の指標で、もし予想を下回った時に豪ドルが下振れしないようであれば買いサインとみる。ただ、101円は週足から見たフィボナッチ76.4%戻しのレベルでもありかなり強いレジスタンスとなる。抜ければ102円50銭が次の上値ターゲットになる。
豪ドル円予想レンジ: 100円80銭(76.4%)~100円10銭(38.2%)
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