[全般]消費税先送り評価は円安
7-9月期GDP速報値は前期比-1.6%と予想されたプラス0.5%を大きく下回り2期連続のマイナスとなった。市場は予想通り0.5%であったとしても消費税増税を見送られるとみていたものの、ここまでの落ち込みは想定外のものだった。ドル円は一気に117円台に乗せたものの、景気減速懸念から株価が急落して始まるとドル円も利益確定の売りが強まり115円台半ばまでドル円は急落。しかし、これで消費増税先送りと解散総選挙は確実との見方から欧米市場では円安の流れが再び強まった。
今日の有識者会議後に安倍首相は増税延期と衆院解散を正式に発表することになる。
既に織り込み済みとみられるものの、正式に発表されれば今の楽観的な雰囲気の中で円安がもう一段進むことになるだろう。
同時にドル高の動きが進んでいる。
昨日のNY時間にドラギ総裁はユーロ圏のインフレが依然として低いとし、国債購入の可能性を示唆したことでユーロが下落。米長期金利の上昇も手伝いドルが全面高となった。
日経平均は下落したものの欧米株式市場は底堅い動きが続いておりリスクオンからの円安の状況は継続。
消費税増税の先送りは景気回復を後押しするもので、解散総選挙による安倍内閣の長期政権の始まりということから緩和政策も長期化するとの見方が広がっている。結果的に円安の流れが続くとの見方に市場のコンセンサスは傾いている。
しかし、市場が少しでも悲観的な見方に傾けば、財政再建への懸念やアベノミクスの限界と見做される両刃の剣であることも頭に入れておきたい。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]下落パターン


値動きの激しい展開が依然として続いている。週明け東京市場では7-9月期GDPが予想を大幅に下回り2期連続のマイナスとなりリセッション入りが確定。これを受け消費税増税先送りが確定視されドル円は一気に117円台に乗せてきた。しかし、余りの悪い数字から株価が下落して始まるとドル円も利益確定の売りが入り下落。一目の転換線もこのレベルに位置し下げ止まったものの115円高値から1円60銭近く下落した。
最近のドル円のパターンとして高値を更新してから1円から1円50銭程度下落し、再び上昇に転じることが多くみられる。このパターンを繰り返すことでその都度ポジションが解消されてしまい、大きな下落に繋がりにくくなっている。今日にも安倍首相は消費税増税先送りと衆院の解散を発表することになるが、材料出尽くしからのドル売りが出たとしても下落幅は限定的とみる。寧ろ、アベノミクスの第二弾の始まりとみてドル円は昨日の高値を再度試す展開が予想される。
ドル円予想レンジ:117円30銭~114円00銭(23.6%)
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[ユーロ米ドル]ECB追加緩和期待で再び下落


先週末に発表されたユーロ圏7-9月期GDPが予想を上回ったことを受け下落から上昇に転じたかと思われたユーロは再び下落に転じた。
昨日の欧米市場ではメルシュECB専務理事やドラギ総裁がECB非伝統的措置には国債の買い入れも含まれることを双方が言及。これを受けユーロは再び下落に転じている。また、米長期金利が上昇したことでドル高が強まったこともユーロの上値を押し下げた。
ECBの国債購入にはドイツが強く反発していることから簡単ではないことから、今後は追加緩和の時期に注目が集まる。ユーロの長期下落トレンドは継続しているものの、短期的な上昇チャネルも続いている。一先ず、下げ止まり観が出れば1.25ドル付近までの戻しもある。しかし、今年最安値となる1.2360ドル付近を下回るようであれば更なる下落が始まる。
ユーロドル予想レンジ:1.2510~1.2380
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[豪ドル円/豪ドル米ドル]じり高継続


昨日はドル円が117円を付けた後に急落したことから豪ドル円の投げ売りも見られた。
102円50銭付近はレジスタンスとして意識されるレベルでもあり、一旦は利益確定の売りが出やすい状況となった。対ドルでの豪ドルは米長期金利の上昇により上値を抑えられたものの、それ以上にドル円の上昇速度が上回る状況は継続。安倍首相が消費増税を先送りし、衆院解散を発表すればもう一段の円安が進み豪ドル円は再び102円台に乗せてくるとみる。時間足でみた上昇トレンドラインが依然として下値をサポートしている。一方、対ドルでは上値を抑えられることから上昇速度は遅いものとなりそうだ。
豪ドル円予想レンジ: 102円50銭~101円00銭
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