[全般]日米金融政策の違いに市場は再び注目
東京市場終了後に行われた黒田総裁記者会見では政府に対し財政健全化に向けて務めるように要請したものの、財政信認が失われるリスクは非常に低いと発言。また、先日の追加緩和は消費増税を見据えたものではなく、2%物価維持目標を確定するためのものであったことを明らかにした。更に、CPIが1%を割り込む可能性があることを指摘したことで更なる追加緩和期待の含みを残したことで円安が進んだ。
また、NY市場では10月FOMC議事録要旨が公開され利上げ期待からのドル高が進んだ。量的緩和終了後の「相当な期間」緩和政策を維持するという文言の削除を一部のメンバーが要請したが、市場の影響を危惧し維持したことが明らかとなった。要するに、名目上文言を残しただけで実際には来年のゼロ金利解除に向けた動きが始まったことを示唆するものだ。また、ドル高や欧州・中国・日本などの経済下振れリスクも米国経済への影響は限定的であることが示されたことで米長期金利は上昇しドル高に反応。ドル円は118円05銭まで上昇。クロス円も全般に底堅い動きが続いている。
これにより、米国の金利とドル高の方向性と同時に日本の追加利下げによる円売りの動きが明確となりドル円やクロス円の上昇に弾みがつく可能性が高まった。
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[米ドル円]円安とドル高再び


ドル円の上昇が再び加速し、120円台という大台が意識され始めている。
昨日の黒田総裁の記者会見では財政健全化に向け務めるように政府に要請したものの、消費税増税を見送ったことに対する批判は聞かれなかった。また、CPIが今後1%を下回る可能性を示したことで更なる追加緩和の可能性を示したことから円安への流れが確認された。
また、FOMC議事録要旨では相当な期間という文言を削除する動きがあったことが明らかとなり、来年のゼロ金利解除に向けた動きが継続するとの期待から米長期金利が上昇。株価への影響も限定的であったことからドル高と円安の動きが強まった。市場は明確な金融政策の違いから安心してドル円の買いに動き始めている。
上値目途は月足フィボナッチ61.8%戻しとなる120円付近が次のターゲットになる。
下値はFOMC直後に付けた117円40銭が目先のサポートとみる。
ドル円予想レンジ:119円00銭~117円40銭
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[ユーロ米ドル]ドル高による下落リスク


先日発表されたドイツのZEWが予想を大きく上回る好調な結果となった事が依然としてユーロの下支えとなっている。ECBによる追加緩和の可能性が後退したとの見方からユーロのショートカバーが所々でみられる。また、ドル円の上昇によりユーロ円の買いも散見される等底堅い動きはもう暫く継続とみる。ただ、昨日も指摘したように下落トレンドの中盤によくみられる弱気のフラッグが形成されており、あくまで調整の買いとみる。
50%戻しとなる1.2620付近を超えられないようであれば再び下落トレンドに戻る可能性が高まる。
ユーロドル予想レンジ:1.2620(50%)~1.2500
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[豪ドル米ドル]0.85ミドルを意識


スティーブンスRBA総裁の口先介入により前日に付けた安値0.8680付近を下抜けしたことで損切を巻き込みながら豪ドル売りが加速。NY市場でもドルの長期金利上昇により豪ドルの下押し圧力が強まった。FOMC議事録が公開されたところで0.86ミドルまで買い戻しが入ったが上値を抑えられ再び下落。0.87付近を底に上昇に転じるかと思われたが、ユーロ豪ドルの買いや豪ドル円の売りなどが入り始めたことで再び下落リスクが高まった。
11月7日に付けた安値0.8540は月足から見ると50%戻しのレベルでもあり、このレベルを下回るようであれば0.8ドルを目指す展開になりかねない。このレベルは今年1月にRBAリドアウト理事が適正レベルであると発言したこともあり意識される。
豪ドルドル予想レンジ: 0.8650~0.8550
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