ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-11

[全般]日米金融政策の違いに市場は再び注目

日米の異なる金融政策の違いに市場の注目が集まりドル円は再び上昇速度を上げ一時118円98銭を付けるなど、7年3か月ぶりの高値水準まで上昇した。
前日の日銀会合で今後も追加緩和の可能性が示された一方で、FOMC議事録公開では米国のゼロ金利解除が予定通り来年には実施されるとの見方が広がった。結果的に市場は不明確にドル高と円安に進むとのわかりやすいシナリオに飛びついた格好だ。ただ、米国長期金利は依然として低レベルで推移していることから、今週もドル高というよりも円安が大きく進んだことになる。
この一週間には日本のGDPの悪化や消費増税先送り、衆院解散、日銀会合、FOMC議事録公開など、市場を大きく動かすイベントが軒並み続いた。その中で米国を中心とする株価が底堅い動きとなりリスクオンの動きが強まり始めている。
昨日発表された米消費者物価や中古住宅販売、そして景気先行指標などは予想を上回る好結果となった。また、11月フィラデルフィア連銀製造業景況指数は40.8と予想の18.0を大きく上回るなど93円2月以来の高水準となった。米国経済の力強さがあらためて認識された。昨日もドル円やクロス円は高値を更新したところで利益確定の売りが出るなど、相変わらず調整を繰り返している。
今日は欧州や米国経済指標の発表や重要イベントが全くないということは、市場のリスクが低下するということだ。
調整が終わり再びリスクオンからの円売りの動きが強まるとみている。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]今日上昇と調整売りの繰り返し

(米ドル円日足)


(米ドル円30分足)

USD_JPY_20141121_30minashi.jpg

ドル円は未明に行われたFOMC議事録公開でタカ派的な内容となったことを受け上昇。東京から欧州市場にかけて上昇速度は加速し一時118円98銭と2007年7月以来の高値水準まで上昇。ただ、119円にはオプションバリアーがあり防戦売りがあったとも言われ、利益確定も含め一気に下落に転じた。高値を更新した後に1円から1円50銭の調整売りが出るという最近の上昇パターンがこの日も見られた。結局118円98銭から117円75銭まで1円20銭余り下落。その後反発に転じている。
常に高値圏での恐怖感が漂う中で纏まった売りが出ることからポジションが回転しロングが溜まりにくくなっている。今日は特に目立った材料がないことから底固めをしながら再び上値を試す展開とみる。

ドル円予想レンジ:119円00銭~117円80銭

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[ユーロ米ドル]保ち合い収束から下落リスク高まる

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル時間足)

EUR_USD_20141121_jikanashi.jpg


日中のユーロの動きが対ドルだけではなくスイスや豪ドル、そしてポンドなどで激しい動きが増している。
昨日発表されたドイツの11月製造業とサービス部門の発表を前に思惑的なユーロ買いの動きが強まった。しかし、発表された双方の指標が予想を下回ったことでユーロは一気に下落。欧州株式市場も軟調な地合いで始まった。その後はじりじりと上昇に転じたもののNY時間に発表された米CPIが予想を上回り再びユーロは下落。ただ、下げたところではショートの買いが待ち構えていたことで上昇。0時に発表された米中古住宅販売や景気動向指数、そしてフィラデルフィア連銀製造業景気指数それぞれが予想を大きく上回る好結果となった。これを受けドル買いが強まりユーロは結果的に乱高下を繰り返す中で上値を抑えられた。
テクニカル的には下降トレンドの途中にみられるベアフラッグの上限で上値を抑えられ、そろそろ終了に近づいているとみる。ユーロポンドやユーロ豪ドルなども高値から下落に向かい始めている。
1.2580付近で再度上値を抑えられるようであれば売りで攻めてみたい。

ユーロドル予想レンジ:1.2580~1.2440
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[豪ドル円/豪ドル米ドル]三角保ち合い収束で上放れも

(豪ドル円日足)


(豪ドル米ドル日足)

AUD_USD_20141121_hiashi.jpg

対ドルで豪ドルは大きな陰線の後に寄り引き同時線(十字線)が現れたことで底打ちサインとみることが出来る。ドル円も調整の売りが一巡したことから豪ドル円の買いに安心感が出る頃だ。日足チャートを見ると急激な角度で上昇が続く中で、中段に三角保ち合いがみられる。保ち合いが終了したところで元の上昇トレンドに戻り再び上昇というパターンが今回も期待できそうだ。次の上値目途は102円50銭近辺だがそれ程強いレジスタンスではない。105円付近は昨年の高値でもあり、ドル円の上昇の勢いがつけばそれ程時間をかけずに付けに行くとみる。

豪ドル円予想レンジ: 102円50銭~101円60銭

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