[全般]ユーロ中心のクロス取引
その後ドイツのIFO景況感指数が104.7と予想の103.0を上回るとユーロが再び上昇。
その後ドイツのバイトマン連銀総裁が「ECBの国債買い入れは法律上のハードルが高い」と発言したこともあり、ユーロは対ドル対円だけではなく豪ドルやカナダドルなど資源国通貨に対しても買いが強まった。
また、この日は米国2年債入札が実施され好調な結果となったことで長期金利が低下した。
全般に材料不足の中でユーロ高と円安を中心とした取引が活発となった。今週は木曜日が米国感謝祭のためユーロや円に対するポジション調整が入りやすくなる。昨日のユーロの動きは今年最安値付近にあった買戻しの注文を付けたことで全般にクロスの巻き戻しが入ったとみる。来週のECB理事会ではクーレECB理事が資産購入について議論をする意向を示すなど追加緩和期待は依然として強く、ユーロ買いも限定的とみる。
昨日の動きは一時的なものとみられ、今日明日にかけて再び元のユーロ安が強まれば、豪ドルやカナダドルなどが反対の動きになりかねない。
ドルはそれぞれの通貨に対して強弱まちまちの動きがみられる中で円に対しては所々で調整が入るものの、素直にドル高の動きが継続。
今日は日銀議事要旨や黒田総裁発言、そしてドイツや米国GDPといった指標発表で円とユーロの調整の動きに注意したい。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]クロス円が底を押しあげ

日本が祝日のため休場で参加者の少ないアジア市場ではユーロ下落で始まった。しかし、その後買戻しの動きが活発となり結果的に先週末下落したユーロ円などクロス円を押し上げた。ドル円も117円58銭付近まで下落して始まったものの、その後はクロス円に支えられた格好で上昇。欧州市場ではドルの長期金利上昇により再び118円台に乗せてきた。NY市場では好調な米2年債入札を背景に金利が低下したものの、ドル円は118円を割り込むことはなく堅調な動きが続いた。先週のドル円は上昇過程で何度か調整の売りをこなしながら下値を切り上げてきている。今日も118円割れには買いが集まりそうだ。
今日は日銀会合議事録要旨の公開や黒田総裁の発言などもあり一時的に利益確定の売りが出やすい。一目の転換線が下値をサポートしているだけに下押しは買いのチャンスになる。
ドル円予想レンジ:118円70銭~117円80銭
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[ユーロ米ドル]最安値面合わせで買い戻し


週明けシドニー市場で1.2360に下落して始まったが、今年最安値と面合わせとなり下げ止まった。薄商いの中で無理矢理付けた観もあり、寧ろ買い注文を誘発させてしまった格好となった。その後はじりじりと買い戻しが入り底値が切り上がる中で米長期金利が上昇したことで欧州市場が始まった途端に下落。しかし、アジア時間に付けた安値に届かず1.2374付近から反発。ダブルボトム形成で買いが再び強まった。また、バイトマンドイツ連銀総裁がECBの国債購入が法律上難しいと発言したことでユーロは更に上昇。円や豪ドル、そしてカナダドルなどに対してもユーロは買われた。しかし、クーレECB理事は来週のECB理事会で資産買入れについて議論したいと発言するなど、追加利下げの可能性が高まる中でユーロ買いの動きは継続。感謝祭を前にポジション調整的な買い中心とみられ、一巡した後は再び下落に転じるとみる。
ユーロドル予想レンジ:1.2480(50%、チャネル下限)~1.2390
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[豪ドル米ドル]ユーロ豪ドルの買いが重石

アジア市場では底堅い動きとなったものの欧米市場にかけて下落に転じている。
先週末に中国が政策金利を引き下げたことで豪ドルが上昇したが、結局押し戻されて往って来い。昨日はユーロが上昇に転じたことでユーロ豪ドルの買いが強まったことが豪ドルを下押し。特に、日本が休場ということもあり薄商いの中で一本調子の下落となっている。
口先介入などで上値を抑えられているものの、実際に売り介入は難しいとの見方が多い。
0.86ドルでサポートされるようであればダブルボトム形成との見方から買い安心感が強まるだろう。ポジション的にほぼ売りが一巡したとみられることから、もし、このレベルを下押ししたとしても0.85ミドルを下回る勢いはない。ユーロの上昇もショートカバーとみられ、来週の会合を前に再び売りが強まるとみる。
0.85ミドルに損切を入れながら、1.96付近では買いを入れておきたい。
豪ドルドル予想レンジ: 0.8680(23.6%)~0.8600(76.4%)
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当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
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