[全般]薄商いのなかでポジション調整一巡
昨日発表された米国経済指標は概ね冴えない結果となったことでドル円クロス円のポジションが振り落とされた後に再び上昇に転じている。
この日発表された米耐久財受注は+0.4%と予想の-0.6%を上回ったものの、輸送用機器を除いた数字が大きく落ち込んだ。また、新規失業保険申請件数も31.3万件と9月以来最大となったほか、新築住宅販売も45.8万件と予想の47万件を下回るなど足踏み状態が続いている。個人消費支出コアは0.2%上昇と予想通りとなったものの依然として政府目標には達していない。全般に冴えない経済指標の結果となったものの、市場の反応は薄く既にお休みムードに突入。金利は指標の悪化を受け低下しドルが全般に下落。ドル円クロス円ともにロングポジションの振り落としが強まった。ただ、ロンドンフィキシング(1時)を通過した後は再び上昇に転じるなど上下に激しい動きがみられた。特に豪ドルはオプション絡みの動きが強まりユーロやドル、そして円に対し大きく下落した後に買い戻しが入るなど投機的な動きに振り回された。
昨日の動きでほぼポジション的には軽くなっており相場は安定に向かいつつある。しかし、今日のNY市場は休場、明日も半日営業となるため市場参加者は極端に減少するだけに要人発言などで突発的な動きには注意したい。
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[米ドル円]保ち合い継続


朝方は輸出筋の実需売りや日経平均が下落して始まったことを受けドル円は軟調なスタートとなった。欧州市場にかけては買い戻しの動きもみられたものの、NY時間に発表された米経済指標が冴えない結果となったことでドル円クロス円ともに円の買い戻しの動きが活発化した。ドル円は一時117円45銭まで下落した。このレベルはフィボナッチの23.6%戻しでもあり下げ止まった。その後1時のロンドンフィキシングを通過したところで再び円売りの動きが強まりドル円も117円84銭まで上昇するなどほぼ往って来い。
三角保ち合いの動きが収束に向かっており、セオリー通りであれば元の上昇トレンドに戻ることになる。
昨日の動きから見るとドル売りに反応しやすいことから、東京市場では117円ミドル付近の底堅さを確認する動きになりそうだ。ただ、目先のドルロングの振り落としはほぼ一巡していることから、117円ミドル付近では買いを入れておきたい。
ドル円予想レンジ:118円15銭~117円45銭(23.6%)
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[ユーロ米ドル]買戻し一巡後は再び


アジアから欧州市場にかけてユーロは上値の重い展開が続いた。
欧州時間にはコンスタンシオECB副総裁が「必要なら各国経済規模に応じて国債購入を検討する」と発言。特にドイツへの負担を求める内容となった。これを受けユーロドルはこの日の安値となる1.2443まで下落した。しかし、NY時間に発表された米国経済指標が全般に冴えない結果となったことからドルの長期金利上昇に伴いユーロは上昇に転じた。また、ユーロは豪ドルやカナダドルなどに対しても上昇が目立った。目先のショートカバーを巻き込んだことで結局1.2530付近まで上昇。結局、11月21日のドラギ総裁発言での下落幅をほぼ取り戻す格好となった。
ただ、来週のECB理事会では国債購入に関しても議論されるとみられているだけに、上値も限定的とみる。
ユーロドル予想レンジ:1.2550~1.2450
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[豪ドル米ドル]投機筋中心の動き

前日にRBA副総裁が豪ドルの更なる調整がやがて来ると発言したことで豪ドル売りの動きがこの日も継続。
アジア市場では買戻しの動きも入り底堅い動きを示していた豪ドルだが欧州市場に入ると再び売りが強まった。
特に材料は見当たらないものの、豪ドルの1.85ドルにはバリアオプションがあるとの話から売りが先行。0.85ミドル近辺の上値の重さを確認したところでロングのストップを巻き込みながら0.85ドルを突破。2010年7月以来の安値となる0.8480まで下落。同時にユーロ豪ドルや豪ドル円の損切の動きもみられた。豪ドル円は心理的な節目となる100円の大台を一時下回るなど激しい動きとなった。しかし、損切が一巡したところで買い戻しが入るなど、投機筋中心の動きが目立っている。
RBAなどによる口先介入の動きが強まることから投機筋にとっては攻めやすい通貨となっている。
NYが感謝祭で休場となるため薄商いの状態が続く中で豪ドルは今日も投機対象となりやすい。来週に入り0.85ドルが底値になるか天井になるか見極めるまでは短期取引に徹したい。
豪ドルドル予想レンジ: 0.8600(38.2%)~0.8480
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