[全般]調整一巡し元のレベルへ
東京市場では日経平均株価の下落に伴いドル円は上値の重い展開が続き117円前半まで下落。他の主要通貨に対してもドルが全般に弱含みとなった。しかし、ドイツのCPIが低下するとの思惑から欧州市場ではユーロが急落したことでドルは次第に反発。また、この日行われたOPEC総会では減産が見送られたことで原油価格が急落しドル買いの動きが強まった。ドル円は117円後半へ上昇しユーロは1.24ミドル付近まで下落するなど市場参加者が少ない中で活発な値動きとなった。
今日のNY市場は半日で終了するなど依然として市場は薄商いのなかでユーロを中心としたドル高の流れが継続するとみる。
来週はECB理事会で国債購入も含め追加緩和の動きを見せる可能性が高いことから、ユーロの上値は重い。また、急速に進んだドル円上昇に対する調整も入り再び元のドル高円安へ戻る動きとなりそうだ。
今日は日本のCPIや鉱工業生産、そしてユーロ圏HICPといった指標発表で予想外の数字となれば瞬間的に激しい値動きが予想されるものの、往ってこいになりやすく深追いは禁物だ。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]底値確認し再び上昇へ

東京市場は前日のドル安の流れを引き継ぎ軟調なスタートとなった。日経平均株価も下落して始まったことでドル円は117円80銭付近からだらだらと下落。また、輸出筋の売りも入るとドル円はロスカットを巻き込みながら117円前半まで売り込まれた。しかし、この日行われたOPEC総会で減産が見送られたことで原油価格が急落するとドルが全面高となった。NY市場が休場ということから薄商いの中でドル円は短期のショートカバーも入り117円89銭まで上昇するなど、結果的に底値を確認し往って来いとなった。
週末で月末ということもありポジション調整は既に進んでいることから今日は118円付近で小幅な値動きになりそうだ。
今回も高値118円58銭から117円24銭まで1円30銭程度の下落幅となるなど、これまでの下落パターンがみられた。所々でガス抜きがされたことで再び来週は高値を試す展開となりそうだ。大幅な下落リスクは低いことから下げたところでは買いを入れておきたい。
ドル円予想レンジ:118円10銭(61.8%)~117円50銭
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[ユーロ米ドル]独やユーロ圏指標で乱高下も

欧州市場が始まる直前に発表されたドイツザクソニー州のCPIが予想を下回ったことからその後発表されるドイツ全体のCPIも低下するとの見方からユーロが下落。実際に発表されたドイツ11月CPIは0.0%と予想通りとなったことで買い戻しが入った。その後OPEC総会で減産が見送られたことを受けドル買いが強まったことでユーロは再び下落。
今月21日のドラギ総裁発言で下落した調整の買い戻しはこれで一巡。再び今年最安値となる1.23ミドルを来週にかけて試す展開とみる。
今日もNY市場がほぼ休場に近い状態のなかでドイツの小売売上やユーロ圏消費者物価が発表される。流動性が低下しているなかで昨日と同様に少しでも予想と異なるようであれば一方向に値が動き易い。ただ、短期筋中心の動きが目立つ中で往って来いになりやすいことから後追いはリスクが高い。
ユーロドル予想レンジ:1.2500~1.2430(61.8%)
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[豪ドル米ドル]0.85ドル割れ試す展開


前日にはロスカットを巻き込みながら0.85ドルを割り込み0.8480まで下落した豪ドルは反発。反対に短期のショートカバーを誘発して0.8615まで上昇。しかし、この日行われたOPEC総会で減産が見送られたことを受けドル買いが強まったことで豪ドルは再び下落に転じた。最近の商品価格の下落により資源国通貨も売りが強まる中で再度0.85ドル割れを試す展開が予想される。前日の安値となる0.8480を下抜けるようであれば、ロスカットを誘発しもう一段の下落に繋がるだろう。ただ、今日はNY市場が半日で終了するなど休みモードに入っており0.85ドルを明確に割り込まなければ反発するとみる。
また、ユーロの動向にも注意しておきたい。ユーロの下落時にはユーロ豪ドルの売りに繋がることから豪ドル買いになる。
豪ドルドル予想レンジ: 0.8570~0.8480
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
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商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
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