ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-12

[全般]流動性の低い中で荒っぽい値動き継続

大納会となる東京市場では株価が4年ぶりに下落して終了。高値圏にある中で年末年始を控え利益確定の売りに押された格好だ。ドル円も株価の下落に攣られ上値の重い展開ではあったが小幅の下落にとどまっていた。しかし、欧州市場が始まりユーロ買いが先行するとドルが全面安となりドル円も120円を割り込み急落。日経平均先物の下落も手伝いドルロングの投げを誘った。ユーロはギリシャ不安材料が燻るものの、特にこの日材料が出たわけではない。NY市場でもこの動きが継続。米長期金利が低下する中でドル売りが更に強まる中で10月ケースシラー住宅価格が発表された。前年比4.5%と予想の4.4%を上回ったもののドル売り圧力を止めることはできなかった。その後発表の12月消費者信頼感指数は予想を下回ったことで更にドル売りが強まりドル円は118円台まで下落した。その後は長期金利が下げ止まったことでドルの買い戻しが入るなど昨日は海外市場で激しい動きがみられた。流動性が低下していることもあり、欧米勢はドル高円安というシナリオで溜まったドルロングと円ショートポジションの振り落としを狙ってきたともいえる。
今月初旬から中旬にかけてドル円が急落した時の日中の動きに非常に似ている。結果的に年末年始の短期のポジション巻き戻しであり、最終的にドル高と円安基調が変わったわけではない。
東京勢は既に正月休みモードに入っている中で今日も海外勢を中心に荒っぽい動きが予想される。上下に振り回されることなく、じっくりと買い場のチャンスを見極めておきたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]38.2%戻しで下げ止まる

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

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東京市場では日経平均株価が大幅安となりドル円も攣られて上値の重い展開が続いたものの120円前半の底堅さに変化は見られなかった。しかし、欧州市場でユーロの買戻しの動きが強まったことを機にドル円は120円を割り込み急落。日経平均先物が下落したことも売り材料として捉えられた。NY市場でも円買いドル売りの動きが強まり118円87銭まで売り込まれる等目先のロングの投げは一先ず一巡したと思われる。
今月8日から10日余り下落した時の動きに似ている。この時は10月の安値105円台からほぼ一本調子の上昇が続き122円を目の前に失速した。この時はフィボナッチ38.2%で下げ止まった。今回は105円台からの下げであり高値から38.2%戻しは118円80銭となり、今回の安値とほぼ合致する。ドル高円安という大きな流れは変わらないことから、上を狙うための調整の下げとみる。今日も再度下値を試して119円付近の底堅さが確認されれば再度年初にかけて上値を試す展開を予想する。

ドル円予想レンジ:120円00銭~119円00銭

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[ユーロ米ドル]ユーロ買戻しも一時的

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル時間足)

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東京市場では前日のNY市場の流れを引き継ぎユーロは上値の重い展開が続き今年最安値となる1.2124まで下落した。しかし、欧州勢は前日と打って変わり買いからスタート。ショートカバーを引きずり出し1.2187まで上昇するなど、方向感の掴みにくい展開となった。その後NY市場ではもみ合いが続く中で結果的に始値と終値がほぼ同レベルの往って来い。
日足のボリンジャーバンドは依然として下降トレンド継続を示唆しており、戻しも限定的となっている。時間足フィボナッチも61.8%戻しで上値を抑えられて上値を確認。
米長期金利の低下によるドル売りの動きも限定される中で今日は下値を試す展開とみる。

ユーロドル予想レンジ:1.2180(61.8/%)~1.2080

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[豪ドル米ドル]調整の買戻し継続

(豪ドル米ドル日足)


(豪ドル米ドル時間足)

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豪ドルは他の主要通貨の中でドルに対し最も上昇幅の大きい動きとなっている。
原油価格の下落や中国景気減速、そして口先介入などから豪ドル売りが進んだ。これら、ほぼ売り材料が出尽くした観もあり0.81ドルを底に反転の兆しが見える。
ただ、原油価格の下落が終わったわけではなく、中国も依然として景気減速傾向がみられる。
昨日は米長期金利の低下によるドル安の動きが豪ドルの底を上げる結果となったものの、豪ドルのショートカバーも入っているとみる。
9月から10月までの下落から買戻しの動きに今回も似ている。この時の反動の戻し幅は23.6%であり、今回の23.6%戻しレベルは0.8250付近になる。
市場の流動性が低下していることから戻しがあれば利益確定の売りを出しておきたい。

豪ドルドル予想レンジ:0.8250(23.6%、BB中心線)~0.8160(50%)

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[全般]海外勢はドル買いスタート

週明け東京市場は先週末のNY株価上昇の流れを継いで堅調な出だしとなりドル円だけではなくクロス円全般に円売りの動きが強まった。しかし、昼に国内でエボラに感染した疑いのある男性が発見されたとのニュースで株価が急落。円の買い戻しが一気に入るなどリスク回避と同時に利益確定と思われるポジション調整の動きが目立った。
注目のクリスマス明けとなる欧米勢の動きは一先ずドル買いの動きからのスタートとなった。
欧州市場では東京勢のドル売りの動きに合わせた格好で始まったものの、NY市場に入ると一転、ギリシャの財政懸念やECBの追加緩和期待の材料を焼き直した格好でユーロ売りを再開。この動きを機に対円でもドル買いの動きが強まった。
まだ、休み明けということもあり本格的な取引は見られなかったものの、一先ず休み前のドル高の流れを引き継ぐ動きがみられた。
今日のNY市場ではケースシラー住宅価格指数や消費者信頼感指数の発表を控える。株価も含め市場全体に強気のセンチメントが広がる中で、昨日と同様にドル買いに動きを強める可能性が高い。ただ、米長期金利は低下したままでありドル高というよりもユーロ安がどこまで進むか注目が集まる。

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[米ドル円]エボラ熱感染懸念によるリスク回避も一時的

(米ドル円時間足)



週明け東京市場は日経平均株価の上昇によりドル円は堅調なスタートとなったが、エボラ熱感染の疑いのある男性が見つかったとの報道で株価が下落。リスク回避からの円買い戻しの動きが強まりドル円は120円60銭から120円17銭まで下落。この程度のニュースで株価やドル円に影響が出ること自体市場の参加者が少ないということを示すものだ。
クリスマス明けとなる欧米市場は比較的慎重なスタートとなる中で徐々にドル買戻しの動きが強まった。NY株式市場が前週に引き続き堅調なスタートとなったことでリスクオンからの円売りが先行。また、ユーロが1.2170の安値を下回ったところで損切を誘発。ドル売りが一斉に強まりドル円はこの日の高値となる120円72銭まで上昇し、ほぼ高値圏で引けてきた。先週のクリスマス休暇前の高値となる120円83銭付近では利益確定の売りが並んだことで一旦は上値を抑えられた。しかし、120円を割り込まずに底値を固めたこともあり今日は121円の大台を試す展開とみる。

ドル円予想レンジ:121円20銭~120円40銭

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[ユーロ米ドル]ユーロに市場の注目集まる

(ユーロ米ドル週足)


(ユーロ米ドル30分足)

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東京市場でドル円を中心にドル売りが強まったことでクリスマス明けの欧州勢は一先ずドル買いユーロ売りから始まった。しかし、先週末の終値である1.2225ドルを上抜けできなかったことでユーロの上値の重さを確認。NY市場では株価三指数ともに堅調なスタートとなったことでドル買いの動きが強まるとユーロがじりじりと低下。先週末に付けた今年最安値となる1.2170付近のストップロスを巻き込んで1.2143ドルまで下落。
来月の3回目のギリシャ大統領選挙で大統領が選出できなければ債務危機が再燃するとの懸念や、ECBの追加緩和期待からユーロ売りを仕掛けた。
下値目途としては2012年の最安値となる1.2042ドルが意識されるが、1.21ドルを割り込めないとなれば一旦はショートカバーの動きが強まりそうだ。ただ、1.22ドル付近で抑えられるようであれば高値確認から再度売りを出しておきたい。

ユーロドル予想レンジ:1.2180(50%)~1.2040(2012年安値)

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[豪ドル米ドル]原油価格の下落とドル高

(豪ドル米ドル日足)


(豪ドル米ドル時間足)

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クリスマス明け最初の取引となるシドニー市場では豪ドルが底堅い動きで始まった。
東京時間に日本国内でエボラ熱感染の疑いのある男性が見つかったことで株価が下落しドル円が下落したことでドルが全面安。豪ドルも0.8135ドルまで上昇。その後はポジション調整の売り戻しも散見されたが欧州勢が買いからスタートし、この日の高値となる0.8161ドルまで上昇。
NY市場が始まり原油価格が5年8か月ぶりの安値52.9ドルまで低下したことで豪ドルもじりじりと上値を切り下げた。しかし、シドニー市場で付けた0.81ドルまでは届かずに下げ止まって終了。クリスマス前あたりから0.81ドル付近で豪ドルは下げ止まっており、底堅さが意識され始めている。下落トレンドは継続するもののこれまでの下落の反動が収まっていないことから、短期的に0.81付近は買いを入れてみたい。

豪ドルドル予想レンジ:0.8200(76.4%)~0.8110

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[全般]クリスマス明けで海外勢動向に注目

先週はクリスマス休暇を前に株価の上昇とともにドルは底堅い動きとなり市場全体に楽観的な雰囲気が漂い始めている。
クリスマス休暇前に大方のポジション調整が終了したところで、今週は海外勢にとって実質新年度入りとなる。先週までの株式市場の動向をみると米国だけではなく中国も含め世界全般に底堅さが目立った。この流れを素直に受け継いで株価上昇が継続するのであればリスクオンによる円売り要因となる。先週までの米経済指標をみると労働市場は改善傾向にありGDPも予想を大きく上回るなど米国景気の力強さを示すものが相次ぐ。原油価格の下落は消費を高めることや、好調な年末商戦などから10-12月期GDPも高い伸び率が期待できる。
ゼロ金利解除時期の前倒し期待を背景にクリスマス明けとなる海外勢がドル買いから仕掛けてくる可能性は高い。ユーロの動向も注目される。1月はギリシャの三度目の大統領選挙で選出できないようであれば再び債務危機が高まる可能性がありリスクオフからの円買いユーロ売りに繋がる。また、ECBの追加緩和期待からのユーロ売りも重なりユーロの下値リスクは燻る。
ただ、市場は既にその辺の動きを織り込み始めているだけに、その反動によるユーロ買いやドル売りの動きを仕掛けてくる可能性も残る。
年末から年初は激しい動きになりやすく騙しも多い。
昨年末から1月初日にかけてドル円は高値を更新したところで一気に下落に転じた。年末年始は日本勢が正月モードに入ることから円が狙い撃ちされやすい。
この時期の海外勢は休み明けでエネルギーは十分でありポジションも軽いことから一方向に偏りがあればそのポジションを反対に振り落とそうとすることもよくみられる。海外勢の動きを見極めるまではポジションを偏らせない方がよさそうだ。

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[米ドル円]120円の底固め

(米ドル円日足)

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(米ドル円時間足)

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クリスマスはイースター以上に市場参加者が極端に低下するときで、その前には金融機関やその他の投機家もポジションを縮小するようになる。そのため、それらの休み明けは慎重にポジションを仕込み始めようとするものだ。休み前までの動きをみると121円85銭の高値から115円台に下落した後のショートカバーがほぼ一巡したところで休みに入っている。
休み中はほぼ高値圏でのもみあいとなっていたが、その中でも日本の実需筋の売りが入り押し戻されている。レベル的には週明け海外勢は120円付近の底堅さを確認したところで、買いからスタートするとみる。目先は今年高値の121円85銭を試しに来そうだが、失敗すればその反動で今度は115円台方向に振らされるリスクも頭に入れておきたい。特に1月2日の東京勢不在の時が要注意だ。

今週のドル円予想レンジ:122円00銭~118円20銭
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[ユーロ米ドル]ギリシャ不安を材料に下値リスク燻る

(ユーロ米ドル週足)


(ユーロ米ドル時間足)

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先週末に実施されたギリシャ2度目の大統領選挙でも大統領は選出されず3度目の選挙が今月行われる。失敗すれば財政不安が再び拡大しかねず、そうなれば再び欧州債務危機への懸念が拡大しかねない。また、1月はECB理事会で国債も含めた量的緩和実施観測も浮上しているだけに、少なくとも積極的なユーロ買いは難しい。ただ、年末年始は投機筋の仕掛けが入りやすく乱高下になりやすいことから長めのポジションはまだ持たない方がよい。ただ、最終的にユーロショートはどこかで作っておきたい。
1.2ドル付近というのは2010年と2012年に跳ね返されているだけにかなり強いサポートになる。このレベルを明確に下回るようであれば長期の売りポジションをキープしたい。


今週のユーロドル予想レンジ:1.2370(38.2%)~1.1880(2010年安値)
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[豪ドル米ドル]0.8ドルの大台サポートを意識

(豪ドル米ドル月足)

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(豪ドル米ドル時間足)


0.8ドルの大台をクリアに割り込むかを見極める週となりそうだ。
今週から海外勢のヘッジファンドや投機筋が再び戻り始めることから、彼らの新たなポジションの方向に注目。休暇前には豪ドルロングの手仕舞いを済ませており、ここからはどちらにも動き易くなっている。原油価格下落による石炭価格の低迷、そして中国景気減速による鉄鉱石の過剰供給。RBAなどからの豪ドル高けん制発言などが重なり夏場から豪ドルは0.95ドルから0.81ドルまで大幅下落。また、米国FRBは今年の夏にはゼロ金利解除に向かうと予想されることからドル高トレンドに対して豪ドルの売りは強まるとみる。ただ、その下落の勢いはここにきて下げ止まり観もみられる。
0.8ドルをクリアに割れ込めない限りこのレベルから売り込むにはリスクが高い。
底値を確認して買い仕掛けするのか、或いはもう一段下値を見に行くのか今週の動きは豪ドルにとってクルーシャルな週になる。

今週の豪ドルドル予想レンジ:0.8300~0.8000
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[全般]ボクシングデーで開店休業状態継続

今日の海外市場はボクシングデーということでオセアニアやロンドン、カナダといったNY市場以外の主な市場は休場となるため昨日に引き続き薄商いの状態が続くことになる。
昨日の東京市場は朝方から日経平均株価の下落に伴い安全通貨の円買い戻しの動きが強まりドル円は上値の重い展開で推移。流動性が極端に低いことからちょっとした売りが入るとその方向に傾いたままの状態で戻しがみられなかった。欧米市場ではドルが全般に弱含みに推移したが主な通貨は殆ど往って来い。ドル円も市場参加者が増え始めれば元のレベルへ戻そうとする動きが強まるとみる。
今日は日本の経済指標以外は特に目立った指標や要人発言の予定はないことから市場は動意の乏しい動きが予想される。
海外勢は来週明けを年明けという感覚で本格的に動き始める一方で、日本勢は正月休みに向けて休みモードに入る。今年のドル高円安の流れに変化は見られないことから再びその流れに戻る可能性が高いとみる。

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[米ドル円]参加者増えれば元のレベルへ

(米ドル円30分足)

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唯一開いた東京市場では朝方から日経平均株価の下落に伴いドル円は上値の重い展開で始まった。殆ど参加者がいない状態で実需売りも一部散見されたことから市場はそのまま安値で引けてきた。実際の営業時間は東京の3時が過ぎたあたりで銀行も取引を終了。
今日もシドニーや香港市場が休場となるが、シンガポール市場が参入することから少しずつ参加者が増えてくる。昨日の下落の巻き戻しが入りやすく今日のドル円は先週末のレベル付近まで戻されるとみる。欧米市場はロンドンやドイツ、カナダやスイスなどが休場となるもののNY市場は開かれる。NY株式市場は先週までの堅調な地合いが今日も見込まれるだけに円安の動きが再び強まるとみている。

ドル円予想レンジ:120円80銭~120円10銭

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[ポンド米ドル]調整の巻き戻し

(ポンド米ドル時間足)

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昨年の夏から利上げ期待で上昇したポンドだったがちょうど一年後のこの夏から下落が始まった。利上げ期待が後退した上に原油価格が急落したことで北海油田を持つ英国にとってはロシアと同様に大きな打撃となった。原油下落はロンドンを中心に投資を行っていたロシアや中東勢のオイルマネーの縮小もポンド売りを加速させた。また、スコットランド独立投票などの混乱もポンド離れを引き起こすなど売り材料には事欠かない。
クリスマス休暇を挟んで一部ショートカバー等調整の巻き戻しの動きが目立った。今日もその流れが継続するとみるが、下落トレンドは変わらないことから戻したところでは再度売りを出しておきたい。

ポンドドル予想レンジ:1.5600~1.5520

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[豪ドル米ドル]シドニー休場で実需の動きが左右

(豪ドル米ドル日足)

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(豪ドル米ドル時間足)

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昨日に引き続きシドニー市場はボクシングデーのため休場となる。
中国の景気減速や原油価格の急落などから豪ドルの下落が続いたが0.81ドル付近から下げ止まり観がみられる。0.8ドルの大台は以前RBA委員が適正レベルと話したこともあり意識される。日足のボリンジャーバンドも中心から乖離した分の調整もみられる。
年末ということもありポジション調整の買い戻しが強まるとみている。ただ、原油は依然として下げ止まらないことや中国景気減速懸念も燻るなど豪ドル売りの環境は変わっていない。買い戻しが一巡したところで売りを出すか、或いは短期的に買いで攻めていき、最終的に売りに転じる。

豪ドルドル予想レンジ:0.8160~0.8090

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[全般]黒田総裁の発言も影響は限定的

昨日のNY市場はクリスマスイブということから半日で終了し今日は東京以外の主な市場も休場。今日の東京市場は開店休業状態となりそうだ。この様な状況では大きな額ではない実需などが出ても一方向に動き易く、それについて行くと最後は押し戻されるということになりかねない。
昨日は殆ど注目する材料がないなか新規失業保険申請件数が28万件と予想の29万件を下回るなど2週連続で改善。市場の動きは限られたもののNYダウは6日連続の上昇。金利も長短ともに来年の利上げ期待から上昇して終わった。一方、原油価格は原油在庫が増加したことで55ドル台に再び押し戻されるなど依然として下落傾向に歯止めがみられない。結果的に為替市場も小幅なドル安修正が入ったものの底堅い動きが続いている。
今日は日銀会合議事録と黒田総裁の講演があり唯一注目材料となる。昨日は第3次安倍内閣が発足しアベノミクスを更に推進する構えを見せているだけに今後の金融政策には注目が集まる。追加緩和への意欲を示すような内容であれば円安方向に振れる可能性はあるものの、影響は限定的となるだろう。
休むも相場という格言もあり、特に相場の流れを変えるような材料が出ない限り後追いは禁物だ。

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[米ドル円]クリスマス休暇明けを睨む

(米ドル円時間足)

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120円80銭付近で始まった東京市場は輸入の実需売りが出たことで一時120円28銭まで押し戻された。しかし、120円前後にはしっかりと買いが並んでいたことから下げ止まった。
NY市場では新規失業保険申請件数が予想を下回る好結果となるなど来年の利上げ期待が高まりNYダウも小幅ながら5日連続で上昇。クリスマス明けにはドルの先高観から再び買いが強まるとみる。ただ、市場は完全に休みモードに入っていることから寧ろこれまで急速な上昇に対する調整的な売りもみられた。既に海外勢の目先のポジションは消化されたとみてよい。主な市場は休場となり東京市場だけの取引となるためどちらかに振れたとしても明日になればその戻しが強まることになる。もし、下押しがあればクリスマス明けを睨んで買いを指しておきたい。

ドル円予想レンジ:120円80銭~120円20銭(23.6%)

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[ユーロ円]ギリシャ危機再燃への懸念燻る

(ユーロ円日足)

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ギリシャは2回目の大統領選挙でも選出できず、次回3回目も決まらなければ財政問題が再燃する可能性がある。また、来月にもECBが追加緩和を実施するとの観測などからユーロ下降トレンドに変化はない。ただ、昨日はクリスマス前のショートポジションのカバーが入り底堅い動きとなった。ユーロ円の直近の動きをみると下降トレンドの途中に現れる下降ウェッジが収束し始めている。この形は下降トレンドに一時的な買戻しが入る時で、最終的に下降トレンドに戻っていくことを示すものだ。ただ、東京市場だけではその動きを期待しても難しい。
基本的に東京市場ではユーロの実需が出ない限り動きは限定的となる。また、投機的な動きが出たとしても対ドルではインターバンクのプライスもワイドになるため対円になる。
動くとすれば下方向とみる。

ユーロ円予想レンジ147円10銭~146円70銭

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[豪ドル円]今日と明日シドニー市場休場

(豪ドル円月足)

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今日明日とシドニー市場はクリスマス休暇に入ることから殆どこの時期は動きが取れなくなる。
少し長めの動きを見てみよう。
月足チャートを見ると上昇チャネルが依然として継続していることがわかる。中国の景気減速や原油価格の下落が豪ドルの上値を押し下げた。更にRBAの豪ドル高けん制発言が相次いだことで今の相場は弱気の見方が大勢を占めている。しかし、長い目で見ると上昇トレンドがみられ、下げたところでは買いが並んでくるとみる。ドル円は来年も上昇トレンド継続との見方が根強いだけに、長期からみた豪ドル円の下落リスクは限定的とみることが出来る。

豪ドル円予想レンジ:97円75銭~97円55銭

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[全般]予想以上の米経済成長率で来年への期待高まる

米国7-9月期GDP確定値が5.0%と予想の4.3%を大きく上回ったことでNYダウは初めて1万8千ドル台に乗せて始まった。ドルも同時に全面高となるなど米国経済の力強さをあらためて示された。
この日は日本が祝日となりアジア市場では殆ど動意に乏しい展開が続いた。
欧州市場に入ると米経済指標発表を控えていたことや、クリスマス休暇前のポジション調整から円の買戻しが目立ち全体的にクロス円は頭の重い展開となった。
しかし、NY時間に入りGDPが予想を上回ったことで一気に市場のセンチメントはリスクオンに変わった。NYダウは1万8千ドル台に乗せて始まったことでリスクオンからの円売りが強まった。同時に米景気への期待からドル全面高となったことでドル円も120円後半まで買われた。この日行われた5年債入札もゼロ金利解除への思惑が高まり低迷。あらためて来年の利上げが意識され短期長期ともに金利押し上げ要因となった。
また、景気への期待から原油価格は上昇に転じたこともドル円の底を支える要因となった。
一方、11月耐久財受注や新築住宅販売件数などは予想を下回るなど、次回のGDPへの影響は懸念される。しかし、好調な年末商戦などで個人消費への期待も高く10-12月期も高い伸び率が期待できるなど、来年の相場への期待が高まる結果となった。
今日から始まる本格的なクリスマス休暇を前に来年の仕込みが既に始まったように見える。
今日は主な海外市場はほぼ半日となり明日は全面的に休場の中で東京市場だけが開いている。今日の日経平均株価は上昇して始まることは明白なだけに円安の流れを引きついで始まりそうだ。ただ、ドル円などが大きく上昇していることから輸出など実需の売りが出れば薄商いの中で押し戻されることもあり注意したい。

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[米ドル円]ドルロングポジションキープ

(米ドル円日足)

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東京市場が休場ということからドル円は120円前半でもみ合いに終始。
欧州市場ではNY時間に発表の重要指標前にポジション調整とみられる若干のドル買戻しの動きがみられた。
注目の米7-9月期GDPは5.0%と11年ぶりの高い伸び率となったことでドルが全面高でスタート。また、NYダウが1万8千ドルの大台に乗せて始まったことを受けリスクオンからの円安の動きも強まるなど、円安とドル高が同時に進行。ドル円は120円後半まで上昇し、そのまま高値圏で引けている。今日の主な海外市場は半日で終了し明日は休場となることから流動性は著しく低下する中で東京市場だけが明日も開かれる。通常であれば取引を手控えるところが多く値動きは小幅にとどまる。しかし、ここまで好調な米景気の結果が示されたことでドル買いの意欲は高まる。薄商いのなか上値を仕掛けてくるようであれば予想外の上昇幅になりやすい。
12月に入り結果的に高値を付けてから6円余り下落した値幅をほぼ取り戻したことになる。
ポジション的にはそれ程ロングに偏っていないとみられる。薄商いではあるものの、ドルロングのポジションはしっかりとキープしておきたい。

ドル円予想レンジ:121円30銭(BB上限)~120円40銭

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[ユーロ米ドル]オプション絡みの売りでショートカバーも

(ユーロ米ドル週足)

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(ユーロ米ドル時間足)

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欧州市場では米GDP確定値の発表を控えドルの買い戻しの動きがじりじりと強含み1.21前半まで下落。このレベルにはバリアオプションの噂があり、慎重な動きとなっていた。しかし、GDPが予想を大きく上回ったことでドル買いが強まると1.21にあった損切も巻き込みユーロは1.2165まで下落。そのまま安値圏で引けてきた。市場は来年の米利上げをあらためて意識し始めると同時に1月にもECBが追加緩和を実施するとの思惑も重なりユーロの下落トレンドは継続するとみる。
市場は2012年の安値となる1.20ミドルを意識しているものの、既にクリスマス休暇前のポジション調整は終了しているとみてよい。寧ろ、昨日の短期的なユーロショートの巻き戻しが入りやすく、一時的な上昇があるかもしれないが戻しは売っておきたい。

ユーロドル予想レンジ1.2210~1.2130

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[豪ドル米ドル]原油価格の反発で下げ止まり観

(豪ドル米ドル月足)

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(豪ドル米ドル時間足)

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昨日は東京市場が休場の中で豪ドルの動きに市場の注目が集まった。最初は底堅い動きで始まった豪ドルだが0.8110付近に置いてあった損切を狙った売りが強まり一時0.8088まで下落。その後はショートの買い戻しが入り0.81ミドルまで戻される等往って来い。投機筋を中心に薄商いの中で仕掛けが入ったとみられる。しかし、NY時間に発表された米GDP確定値が予想以上に好結果となったことでドル買いが強まり再び豪ドルはアジアで付けた安値を再度試す展開となった。しかし、米景気への期待から原油価格が上昇に転じたことで資源国通貨への買いが強まり豪ドルは損切のついたレベル0.8110付近まで押し戻されて引けてきた。0.80台というのは2010年に何度か跳ね返されたレベルでもあり相場の節目としても意識される。0.8ドルをバックに打診買いを入れても面白い。

豪ドルドル予想レンジ:0.8145(50%)~0.8060

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[全般]株高ドル高円安継続と最後のポジション調整

世界的に休みモードに入る中で株高ドル高円安の動きが進行。
アジア市場ではクリスマス前で日本の祝日を控えドル円は動意の乏しい動きが続いたものの、アジア株が全般に底堅い動きが目立った。アジアの株高に攣られた格好でユーロ圏の株価が上昇。これに伴いリスクオンからの円安の動きが強まった。
NY市場でも株価が堅調にスタートしたことで日経平均先物が上昇するとじりじりと円が売られた。また、米国2年債利回りの上昇やユーロが対ドルで下落し今年最安値を更新するなどドルも全般に底堅く推移。NY時間に発表された11月米中古住宅販売件数が493万件と予想の520万件を大きく下回ったものの反応は限定的となるなど、強気な市場を示すものとなった。
今日は日本が祝日のためアジア市場は流動性が低下する中でNYダウの上昇に攣られアジアが上昇すると思われ、リスクオンの円安が進行しやすい。
欧米市場は明日のクリスマス休暇入りのため実質本日の取引で殆ど終了するとみられ、最後のポジション調整的な動きが強まりそうだ。
特に、今日は米国7-9月期GDPや個人消費支出、そして新築住宅販売といった重要経済指標がまとまって発表される。今の市場の強気なセンチメントでは悪い材料に反応しにくく、ドル高と円安の流れが更に強まる可能性が高いとみる。
ただ、NYの後場はポジション調整によるドル売りや円買い戻しの動きには注意が必要だ。

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[米ドル円]リスクオンの円安

(米ドル円日足)



世界的な株高を背景にリスクオンからの円安の動きが強まっている。
昨日の米国株価三指数ともに大きく上昇したことで日経平均先物も上昇。今日は日本が祝日のため株式市場は休場となるが、期待感からの円安の動きが進みやすい。ただ、NY時間には米国GDPや個人消費者支出といった重要指標発表を控えていることから120円付近でのもみ合いが予想される。
NY市場では明日のクリスマスイブを控え休みモードに入ることからポジションを一方向に傾けにくい。ただ、流動性の低下により予想外の数字が発表されるようであれば乱高下も予想され、後追いには気を付けたい。しかし、クリスマス明けには再び円安が強まる可能性が高いことから、下押し場面では買いを入れておきたい。

ドル円予想レンジ:120円40銭(76.4%)~118円85銭(基準線)

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[ユーロ米ドル]ドル高によるユーロ安値更新

(ユーロ米ドル週足)


(ユーロ米ドル時間足)

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アジア市場ではクリスマス休暇前の短期のショートカバーを中心とした買いがみられユーロは底堅い動きとなった。しかし、NY市場に入ると再び下落。特にユーロ売りの材料があったわけではなくユーロはじりじりと下落。NY株三指数ともに買いが強まったことでドルが全面的に上昇。ユーロは今年最安値となる1.2216まで売り込まれ、ほぼ安値圏で引けてきた。今日はNY時間に米GDP確定値や個人消費、そして新築住宅販売といった重要指標が目白押しとなる。今日も株価の上昇が継続するとみられユーロ安が進みやすい状況だ。週足13週移動平均も上値をしっかり押さえられていることから戻し売りが待ち構えている。しかし、既に休みモードに入っていることから下値も限定的とみる。

ユーロドル予想レンジ1.2270~1.2130

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[豪ドル米ドル/豪ドル円]原油価格下落も一服感

(豪ドル米ドル日足)


(豪ドル円日足)

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週明けアジア市場で豪ドルは対円で底堅い動きとなった。日経平均やアジア市場の株高に支えられてリスクオンから豪ドル買い円売りの動きが入った。欧州市場にかけても原油が下げ止まったことでこれまで売り込まれた資源国通貨全般に買戻しの動きが継続。
NY市場ではドル高が豪ドルドルの上値を抑えたものの、ドル円の底堅い動きが豪ドル円を下支えしている。クリスマス休暇前ということもあり動きにくいものの、世界的な株高により豪ドル円は今日も底堅い動きが期待できそうだ。対ドルでは9月から10月初旬にかけて750ポイント余り下落。その後一旦戻した後の10月下旬の高値から現在まで約800ポイントとほぼ同じ幅で下落し下げ止まり観が出始めている。ドル円も売り一巡後再び121円台を伺おうという動きが目立つ。豪ドル円の日足パラボリックは売りから買いサインに機能転換した。騙しの可能性はあるものの一先ず豪ドル円の上昇継続とみる。
原油が更に下落するようであれば再び豪ドル安第三弾が始まることになるが、クリスマス休暇を挟んで97円前半に買いを入れてみるのはどうだろう。

豪ドル円予想レンジ:98円30銭(50%)~97円10銭

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[全般]薄商いの中で乱高下も

先週はFOMC会合で緩和政策を「相当な期間継続する」との文言維持で株価が上昇に転じた。同時に金融政策の正常化に向けて「辛抱強く待つ」との文言も加えられたことで債券市場では利上げ期待から利回りが上昇。目先は緩和継続、その後利上げに向かうとのそれぞれの市場で受け止め方は異なるものの、市場の混乱は一先ず収まり強気の相場が戻ってきた。
今週はクリスマスを挟んで多くの海外勢は休みモードに入ることから市場は薄商いの中でまったく動きがないか、或いはヘッジファンド勢を中心に投機的な動きによる乱高下のどちらかとなりそうだ。
ただ、基本的に米国景気回復基調は続いていることから基本的な強気相場は変わらず、ドル高の流れに戻るのは時間の問題とみる。
今週は米国7-9月期GDP確定値が発表され前回から上方修正される見通しだ。また、住宅関連指標や個人消費支出といった重要指標も好調な結果が示されると予想され、株価にとっては下支えされるものとなりそうだ。ただ、24日にはEIA(米エネルギー情報局)の週間在庫統計が、そして新規失業保険申請件数が発表される。この日は25日クリスマス休みを控え半日で終了するなど薄商いのなかで激しい動きも予想される。
また、25日の東京時間には日銀会合後に黒田総裁の記者会見が開かれる。原油価格の下落による物価への影響に対し突っ込んだ話が出れば円売りの動きが強まる。反対に、期待が高まり過ぎれば円の買い戻しにつながる。
しかし、先週で株式やドル円の修正的な下落は一先ず一巡。今週はリスク選好による円安の動きが再び強まり、ドル円だけではなくクロス円などの高値を試す展開が予想される。
ただ、先週はロングやショート双方に怪我人が続出し、相場自体が傷ついていることから依然荒っぽい動きになりやすく、損切は早めに入れておきたい。

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[米ドル円]日銀会合で一時的に下落リスクも

(米ドル円日足)

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(米ドル円時間足)

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先週120円付近から始まったドル円は上下に振らされながら原油安を背景にロシアルーブルや新興国への不安が拡大。日米株価の急落によりリスクオフからの円買い戻しの動きが強まり、ドル円は一時115円ミドルまで4円50銭近く下落。しかし、その後FOMC会合で目先は緩和が継続される一方、利上げが確実に行われるとの見方が強まった。株価の回復は円安を、債券利回り上昇がドル高を促したことでドル円は一気に119円ミドルに押し戻されるなど往って来い。今年高値の121円84銭から6円余り下落したことでこれまでの円安の修正売りは一先ず一巡したとみる。今後再び円安ドル高の流れに戻るとみるが、クリスマス休暇を挟んで市場の流動性は極端に低下する。このような状態の時はちょっとした材料などでポジションの巻き戻しを促す動きになりやすい。
ただ、下落したところではドル円のロングポジションを仕込むチャンスでもある。

今週のドル円予想レンジ:120円40銭(76.4%)~118円30銭(50%)

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