ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-12

[全般]米ドルの一人勝ち

ドルはポンド以外の主要通貨に対して独歩高の様相を呈してきた。
東京市場は前日のドル高の流れを引き継ぎ堅調な地合いでスタート。豪州の7-9月期GDPが予想を下回ると豪ドルが急落したことでドルが全般に買われるなど、ドル買い材料には敏感に反応しやすい状況となった。また、欧州市場が始まったところで今年最安値となる1.2360付近のストップを巻き込んで急落。ユーロはドルだけではなくポンドに対しても売りが進んだ。本日のECB理事会では国債なども含む追加緩和に言及するとの見方もありユーロ売りを加速させた。
NY市場ではADP雇用統計が20.8万人と予想の22.2万人を下回ったものの20万人の大台をキープ。また、11月ISM非製造業が59.3と予想の57.5を大きく上回った。更に、未明に発表されたベージュブックでは多くの地区で経済の拡大が続き、全地区で雇用増が拡大しているとの判断を示すなど、米国の独り勝ちの様相を呈してきた。ドル円は119円85銭まで上昇するなど120円の大台に迫る勢いだ。
一方、ユーロは前日に引き続き経済指標が予想を下回ったことで2012年8月以来の安値となる1.23ドルまで下落。本日のECB理事会では国債や社債の購入にも言及してくるとなればユーロ売りが更に加速するとみる。また、原油価格の下落はドル買いユーロ売りの動きを強めるなど、本日もドル独歩高の動きが加速する可能性が高いものの、修正の売りには注意したい。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 高値更新後の下押しパターン

(米ドル円時間足)




円安というよりもドル買いの勢いが強まったことでドル円は119円86銭まで上昇し、ほぼ高値圏でNY市場を引けてきた。119円50銭にあったバリアオプションを付けたことで纏まった買いが入ったといわれる。また、ISM非製造業が予想を上回るなど堅調な動きは米国経済によりゼロ金利解除の時期が早まるとの見方が根強い。ベージュブックでは全地区で雇用が拡大するなど明日の米雇用統計への期待が高まる。市場はその結果を織り込む格好でドル買いを進めており、寧ろ明日の雇用統計を前に120円台に乗せてくるとみている。ただ、これまでのパターンでは高値を更新した後に何らかの売り材料が出ると1円から1円50銭程度の修正が入ることが多くみられる。今日も高値更新後は一部利食いを入れておきたい。


ドル円予想レンジ:119円10銭(38.2%)~120円40銭

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[ユーロ米ドル]ECB理事会での追加緩和期待先行

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル時間足)

EUR_USD_20141204_jikanashi.jpg


ECB理事会を前にユーロは当面のサポートとみられていた1.2350を割り込み損切を巻き込みながら1.23ドルまで下落した。ユーロ圏のPMIや小売り売上など欧州景気減速への懸念から本日のECB理事会では資産担保証券に加え、今後は社債や国債の購入に言及するとの見方が広がった。市場は大分追加緩和を織り込んでいることから、ドラギ総裁の発言次第ではユーロの買戻しの動きが強まるとみる。ただ、長期のユーロ安ドル高トレンドに変化はなく、戻しは再度売りを出しておきたい。

ユーロドル予想レンジ:1.2430(61.8%)~1.2250
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[豪ドル米ドル]豪ドル円が下支え

(豪ドル米ドル日足)


(豪ドル米ドル時間足)

AUD_USD_20141204_jikanashi.jpg

昨日発表された豪州7-9月期GDPが+0.3%と予想の+0.7%を大きく下回ったことで、発表後豪ドルは急落。今年最安値となる0.8415を下回ると0.8388まで売り込まれた。ただ、対円で100円の大台を割り込んだところでは纏まった買い注文も見られたことで対ドルでも反発。NY市場にかけてじりじりと買いが進み0.8446まで上昇。しかし、その後は米ドルが堅調な地合いとなったことで再び0.83ドル台へと押し戻されている。
日足のボリンジャーバンドを見ると依然として下限でバンドウオークが継続している。また、時間足でも下降チャネル内に収まっている。
今日の9時半には豪州貿易収支や小売売上の発表を控え、もし予想を下回るようであれば豪ドルの売り仕掛けが入るとみる。ただ、円安の流れも強く、豪ドル円の買いが下支えすることから下げ幅は限定的となりそうだ。

豪ドルドル予想レンジ: 0.8440~0.8350
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