ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-12

[全般]米雇用統計でドル高加速も

昨日はドル円が7年ぶりの120円台を付けるなどドル高の動きが加速している。
昨日のアジア市場ではECB理事会を控え動意の乏しい動きが続きドル円も119円後半でのもみ合いとなった。
注目のECB理事会では今回は追加緩和を見送ったことでユーロが上昇するとドルが全面高。ドル円も120円台を付けるなどサブプライムローン問題が拡大する前のレベルまで回復している。ただ、ECBは来年早い段階で追加緩和実施の可能性を示唆したことでユーロ買いも一服。ドル円も119円前半まで押し戻されたもののドル買いの勢いは根強く、再び反発している。原油もサウジが対米での価格を引き下げたことで更に価格が下落したこともドルを下支えしている。
本日は最も注目される米雇用統計が発表を控える。雇用者数は23万人増と予想されるが、予想を下回ったとしても20万人台を確保するようであればドル買いの流れに変化がないとみる。前日に公開されたベージュブックではすべての地区で雇用の改善がみられるとし、労働市場改善期待は根強い。市場は強気のセンチメントが続いていることから、指標が予想を上回るようであれば絶好のドル買いチャンスとなりそうだ。
週末による調整も入りやすいもののドル高円安の流れについて行きたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]7年ぶりの120円台でも達成感はなし

(米ドル円時間足)



東京市場では120を目の前にこう着状態が続いたが、NY市場では120円25銭まで上伸。一先ず利食い売りに押し戻されたものの、再び120円台を伺う動きになっている。110円の時もそうだが120円という大台を付けた後では一先ず達成感が漂うものだが、今回はそれ程感じられない。上昇過程において所々で修正の下げが入っていることからポジションがロングに偏っていないとみられる。今日のNY時間には注目の米雇用統計が発表される。前回が予想を下回った分だけ今回は上振れの可能性が高いとみており、そうなればドル円の買いが更に強まりそうだ。今日のNYでの引け値ベースで120円台をキープできれば来週はもう一段の上昇が見込まれる。反対に、119円台で引けるようであれば当面は時間調整に入るとみる。

ドル円予想レンジ:120円60銭~119円40銭
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[ユーロ米ドル]来年早々には追加緩和

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル時間足)

EUR_USD_20141205_jikanashi.jpg

追加緩和の期待が高まったECB理事会だが今回は見送りを決定。ユーロは失望感からのショートカバーが強まり上昇に転じた。ただ、ドラギ総裁は来年初めにも現在の刺激策を再評価するとし、広範の量的緩和パッケージを1月理事会に向けて準備していることを明らかにした。また、来年の物価と成長見通しも下方修正されたことでユーロはNYの引けにかけて再び売りが強まった。
今回の理事会での収穫は来年早々にも確実に追加緩和を実施するということが明らかになったことだ。それまではユーロの下落トレンドが変わらないということで、少なくとも積極的な買いは出にくい。
日足のボリンジャーバンドの中心線が1.2460で上値を抑え込んでいる。また、1.25ドルには途転のパラボリックSARが位置しており、売りサインは依然として継続。
今日の雇用統計を機に昨日付けた今年最安値となる1.2278を下回るようであればユーロは1.2ドルの大台を目指す展開が予想される。

ユーロドル予想レンジ:1.2420~1.2300

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[豪ドル米ドル]原油価格下落が重石

(豪ドル米ドル日足)

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(豪ドル米ドル時間足)

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昨日の東京時間に発表された豪州小売売上が+0.4%と予想の+0.1%を上回ったことで豪ドル買いが強まる場面もみられた。しかし、全般に豪ドルの売り圧力は強く今年最安値となる0.8355まで下落。その後ユーロが上昇したことで豪ドルもつれ高となったものの、再び下落に転じている。サウジアラビアが原油価格を引き下げたことで豪州石炭価格も下落するとの見方から豪ドル等資源国通貨の売りが目立った。日足では依然としてボリンジャーの下限バンドでバンドウオークが続いている。また、時間足でも下降トレンドを下回っており下落基調に変化はない。今日の雇用統計次第ではドル高が進む可能性が高いことから豪ドルの戻しは売っておきたい。

豪ドルドル予想レンジ: 0.8420~0.8300
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