ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-12

[全般]ロシアなど新興国危機からリスク回避の動き

東京時間の未明にロシアが先週に引き続きルーブル通貨の防衛目的で利上げを実施した。前回の1%利上げに対し今回は6.5%利上げし17.0%へと大幅利上げを断行。一先ずルーブルの下落は回避され上昇に転じたが、その後NY市場では再び下落に転じた。原油価格の下落がロシア経済に大きな打撃を及ぼし、これが他の新興国にも波及しかねないという懸念が拡大。この日発表された中国製造業PMIが予想を下回ったことからアジアへリスクが拡大する可能性が高まる。1998年のアジア通貨危機からロシア財政危機へと波及したこともあり、リスク回避の動きから安全資産である円買いが進んでいる。
NY市場ではNY株式市場が前日の下落から一転して反発してスタートした。115円台に下落したドル円も117円後半まで上昇するなど底打ちしたように見えた。しかし、NYの引けにかけて再び株価が下落に転じるとドル円も116円前半まで下落するなどジェットコースターのように上下に大きく振れが続いている。
市場のリスクが拡大している時だけに、株や為替市場は今日のFOMC会合を前にポジションを軽くしておきたいという動きとみられる。
今日のFOMCでは相当な期間の文言が削除されるとの見方が既に織り込んできている。しかし、これだけ株価が下落する過程で市場に利上げの意図を示すことはリスクが大きい。削除したとしてもイエレン議長が記者会見で市場の情勢次第では当分緩和政策を継続することを示すことになればドルの上昇は限られる。
もし文言をそのまま維持するようであればその瞬間ドル売りが強まることになる。どちらにしてもドルの上値は限定的となりそうだ。
一方、NY株価が反転するようであればリスク回避後退による円売りの動きが強まるものの、これだけ乱高下した後だけにポジションを一方向に傾けにくい。暫く市場が落ち着きを取り戻すまでは、長めのポジションを持つのは控えておきたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]上下に乱高下で損切の応酬

(米ドル円日足)

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(米ドル円時間足)

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米雇用統計が予想以上の好結果となった次の12月8日の東京市場で高値121円85銭を付けてからドル円は下落に転じた。その後のドル円は一日に2円から3円幅で上下に激しく振れやすい相場展開が続いている。原油価格の下落により一部のファンドが損失カバーのために利益の乗っている円の買戻しや株を売っているとの見方もあった。
昨日はロシアが原油下落による経済悪化からルーブルや株価の下落を抑えるために政策金利を6.5%一気に引き上げた。しかし、効果は限定的で下落は止まらず懸念は新興国全般に広がり始めている。年末に近づいてきたことで流動性が低下する中で荒っぽい動きは今日も続くだろう。特に、今日はFOMC会合が開かれドルに市場の注目は集まる。相当の期間という文言が削除されるようであれば株価の下落が更に強まる一方で、ドル金利上昇期待からのドル買いも入りやすい。ただ、米長期金利は依然として低レベルで推移しておりドル買いの動きは限定的となる。もし、削除されないようであれば株価が上昇するものの、既に織り込み始めたドルを売り出すことになる。いずれにしても、まだドル円の底は見えてこない。昨日はボリンジャーの下限でもありフィボナッチ38.2%戻しでもある117円ミドルで反発に転じた。このレベルが当面の底になるかを見極めるまでは短期勝負に徹しておきたい。

ドル円予想レンジ:117円70銭~115円50銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]ドル下落リスク燻る

(ユーロ米ドル日足)

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(ユーロ米ドル時間足)

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欧州時間に発表されたドイツやユーロ圏製造業PMIが予想を上回ったことでユーロは底堅い動きに推移。欧州各国の株式市場も軒並み上昇したこともユーロ買いを促した。
NY市場では原油価格の下落が止まらずロシア危機への懸念から最終的にリスク回避から株価は下落して引け長期金利は低下。ドル売りが強まったことでユーロも高値圏で引けてきた。
今日のFOMCでは相当の期間という文言が削除されるとの見方が大勢となっているものの、株価下落の影響により維持される可能性が高いとみる。そうなればドル安が更に進みユーロはもう一段上値を試す展開が予想される。
日足ローソク足はボリンジャーバンドの上限で一旦は上値を抑えられたが、角度は上昇に転じている。時間足チャートでも上昇チャネルが継続しており、ここからチャネルの上限を試す勢いが残る。不安定な相場が続いているだけに、これまでのユーロショートのカバーが入りやすい。

ユーロドル予想レンジ:1.2580(BB上限)~ 1.2450

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[豪ドル米ドル]ロシア危機が資源国通貨リスクを高める

(豪ドル米ドル月足)

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(豪ドル米ドル時間足)

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RBA議事録要旨が公開されたが、早期の利下げ観測が後退する内容となり豪ドルの買い戻しも見られた。その後発表された中国製造業PMIが予想を下回ったことで一時的に売りが散見されたもののその後も底堅い動きが続いた。ドル売りが全般に強まったことが要因で、特に豪ドル買いの材料があったわけではない。NY市場が始まり原油価格が53ドル台まで下落したことで豪ドル売りが再び強まった。しかし、強いサポートとなる0.82ドルは抜けきれずに折り返してきた。このサポートを下抜けるようであれば2010年6月に付けた安値でありフィボナッチ61.8%戻しとなる0.81付近が次の下値ターゲットとなる。
今日のFOMCでドル売りが強まる可能性もあり、0.82ドルを抜け切れなければ反転のタイミングになる。

豪ドルドル予想レンジ:0.8270(前日高値)~0.8200

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