ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-12

[全般]流動性の低い中で荒っぽい値動き継続

大納会となる東京市場では株価が4年ぶりに下落して終了。高値圏にある中で年末年始を控え利益確定の売りに押された格好だ。ドル円も株価の下落に攣られ上値の重い展開ではあったが小幅の下落にとどまっていた。しかし、欧州市場が始まりユーロ買いが先行するとドルが全面安となりドル円も120円を割り込み急落。日経平均先物の下落も手伝いドルロングの投げを誘った。ユーロはギリシャ不安材料が燻るものの、特にこの日材料が出たわけではない。NY市場でもこの動きが継続。米長期金利が低下する中でドル売りが更に強まる中で10月ケースシラー住宅価格が発表された。前年比4.5%と予想の4.4%を上回ったもののドル売り圧力を止めることはできなかった。その後発表の12月消費者信頼感指数は予想を下回ったことで更にドル売りが強まりドル円は118円台まで下落した。その後は長期金利が下げ止まったことでドルの買い戻しが入るなど昨日は海外市場で激しい動きがみられた。流動性が低下していることもあり、欧米勢はドル高円安というシナリオで溜まったドルロングと円ショートポジションの振り落としを狙ってきたともいえる。
今月初旬から中旬にかけてドル円が急落した時の日中の動きに非常に似ている。結果的に年末年始の短期のポジション巻き戻しであり、最終的にドル高と円安基調が変わったわけではない。
東京勢は既に正月休みモードに入っている中で今日も海外勢を中心に荒っぽい動きが予想される。上下に振り回されることなく、じっくりと買い場のチャンスを見極めておきたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]38.2%戻しで下げ止まる

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

USD_JPY_20141231_jikanashi.jpg


東京市場では日経平均株価が大幅安となりドル円も攣られて上値の重い展開が続いたものの120円前半の底堅さに変化は見られなかった。しかし、欧州市場でユーロの買戻しの動きが強まったことを機にドル円は120円を割り込み急落。日経平均先物が下落したことも売り材料として捉えられた。NY市場でも円買いドル売りの動きが強まり118円87銭まで売り込まれる等目先のロングの投げは一先ず一巡したと思われる。
今月8日から10日余り下落した時の動きに似ている。この時は10月の安値105円台からほぼ一本調子の上昇が続き122円を目の前に失速した。この時はフィボナッチ38.2%で下げ止まった。今回は105円台からの下げであり高値から38.2%戻しは118円80銭となり、今回の安値とほぼ合致する。ドル高円安という大きな流れは変わらないことから、上を狙うための調整の下げとみる。今日も再度下値を試して119円付近の底堅さが確認されれば再度年初にかけて上値を試す展開を予想する。

ドル円予想レンジ:120円00銭~119円00銭

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[ユーロ米ドル]ユーロ買戻しも一時的

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル時間足)

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東京市場では前日のNY市場の流れを引き継ぎユーロは上値の重い展開が続き今年最安値となる1.2124まで下落した。しかし、欧州勢は前日と打って変わり買いからスタート。ショートカバーを引きずり出し1.2187まで上昇するなど、方向感の掴みにくい展開となった。その後NY市場ではもみ合いが続く中で結果的に始値と終値がほぼ同レベルの往って来い。
日足のボリンジャーバンドは依然として下降トレンド継続を示唆しており、戻しも限定的となっている。時間足フィボナッチも61.8%戻しで上値を抑えられて上値を確認。
米長期金利の低下によるドル売りの動きも限定される中で今日は下値を試す展開とみる。

ユーロドル予想レンジ:1.2180(61.8/%)~1.2080

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[豪ドル米ドル]調整の買戻し継続

(豪ドル米ドル日足)


(豪ドル米ドル時間足)

AUD_USD_20141231_jikanashi.jpg


豪ドルは他の主要通貨の中でドルに対し最も上昇幅の大きい動きとなっている。
原油価格の下落や中国景気減速、そして口先介入などから豪ドル売りが進んだ。これら、ほぼ売り材料が出尽くした観もあり0.81ドルを底に反転の兆しが見える。
ただ、原油価格の下落が終わったわけではなく、中国も依然として景気減速傾向がみられる。
昨日は米長期金利の低下によるドル安の動きが豪ドルの底を上げる結果となったものの、豪ドルのショートカバーも入っているとみる。
9月から10月までの下落から買戻しの動きに今回も似ている。この時の反動の戻し幅は23.6%であり、今回の23.6%戻しレベルは0.8250付近になる。
市場の流動性が低下していることから戻しがあれば利益確定の売りを出しておきたい。

豪ドルドル予想レンジ:0.8250(23.6%、BB中心線)~0.8160(50%)

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