[全般]下げ止まらない原油価格が市場を混乱
東京市場では前日の原油安による株価下落の動きを引き継ぎドルは全般に下落して始まった。しかし、後場に入り株価が持ち直したことでドル円などは買い戻しの動きが活発化した。
欧州市場では英国CPIが15年前の最低レベルまで低下したことでECBの追加緩和観測が高まりユーロが下落。株価も上昇したことでリスクオフの動きが後退した。この動きを引き継ぎNY市場でも株価が大幅上昇で始まった。しかし、OPECが減産の意思のないことをあらためて確認されたことでNY株価が急落。ダウは一時280ドル余り上昇したものの、その後急落しマイナスで引けるなど市場の迷いが伺える一日となった。
ドルは対ユーロでは買いが強まったものの、株価の下落でリスクオフからの円買いがそれ以上に上回った。
原油の下げ止まり観が全く見られないことから市場には不安感が高まることから円や米債券など安全資産に資金が逃げやすくなっている。原油下落が米国金融政策に影響を及ぼしかねないという懸念が背景にある。しかし、NY市場の前場では寧ろリスクオンの動きが強まるなど市場のセンチメントは変わりやすい。ボラティリティーが低下するようであれば一瞬にしてリスク選好の動きに転じることになる。
いずれにしても、原油価格の下落による不安定な動きは今日も継続するとみられ、短期取引中心の動きに徹したい。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]上値切り下げる


連日上下にドル円は激しい動きが続いている。昨日の東京市場では日経平均が下落して始まったことで118円ミドルからいきなり117円74銭まで下落。しかし、後場に入り株価が持ち直したことでドル円も118円台に回復。一時118円85銭まで1円余り上昇した。欧州からNY市場にかけてもドル円は堅調な地合いで推移するなど穏やかな一日になるかと思われた。NY株価も大幅上昇で始まったものの、その後原油価格の下落が再び強まったことで市場の不安感が拡大。リスクオフから円は全面高となった。クロス円の売りもドル円の上値を抑えたことで上値が切り下がっている。しかし、117円ミドルレベルは11月に何度も跳ね返されたレベルであり、一旦は下げ止まるとみている。本日のNYの下落が止まらないようであれば117円20銭を割り込み12月16日に付けた115円ミドルを再度試す展開とみる。
ドル円予想レンジ:118円85銭(61.8%)~117円55銭(61.8%)
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[ユーロ円]EU司法裁判所の判断待ち


英国の12月CPIが15年前の過去最低レベルまで低下したことからECBの追加緩和観測が高まりユーロの下落を促した。また、米株式市場が下落したことでリスクオフからの円買いの動きが強まり、結果としてユーロ円は大きく下落した。
今日はEU司法裁判所がECBの国債購入計画(OMT)に対して合法かどうかの見解を公表する。もし合法と認められればECBの国債購入も含めた追加緩和への思惑が更に高まりユーロ売りを仕掛けてくる可能性が高い。ただ、この発表には拘束力がなくドイツが非難するようであれば寧ろユーロは反発するとみる。
また、25日のギリシャ解散総選挙で急進左派連合が政権をとったとしても即EU離脱にはつながらないとみられる。ダイセンブルーム・ユーロ圏財務相会合議長は「ギリシャ離脱は許さない」「すべての国が必要ならギリシャを支援する」と発言。そろそろユーロ売りも一巡したかもしれない。
ユーロ円予想レンジ:139円40銭(50%)~137円80銭(76.4%)
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[ポンド米ドル]CPIが予想を下回ったもののその後反発


昨日発表の英国12月CPIは0.0%と予想の0.1%を下回り15年前の過去最低レベルとなった。これを受けポンドは1.5075まで下落したが、その後は寧ろ反発。
今日のNY時間にカーニーBOE総裁の議会証言があり、利上げ幅は緩やかなものになると発言する可能性が高い。しかし、昨日のCPIの低下でもポンド売りが限られたことを見ると、市場は利上げの観測の後退を大分織り込んでいるとみてよい。
日足チャートを見るとボリンジャーバンドの下限から中心線に向かい始めており、MACDもマイナスレベルに入っている。
既に昨年の夏以降市場は利上げ観測の後退からポンド売りを続けていることから、1.5ドルを底にショートカバーが入りやすい状況とみる。
ポンドドル予想レンジ:1.5270(38.2%)~1.5110
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