ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2015-03

[全般]イースター休暇と米雇用統計

先週は特に目立った材料はなかったものの、期末要因や前週のFOMC結果を受けた反動がみられ方向感の定まらない動きとなった。
先週はNY株式市場が三指数ともに下落で始まり、前週の上げ幅を上回る下落幅となりリスク回避からの円買いが強まった。一方、米長期金利は一時2%台まで戻したものの、依然として上値を抑えられるなど、ドルの上値も限定的となった。ただ、複数のFRB連銀総裁による発言が相次ぐ中で、全般に利上げに関しては前向きな発言が多く聞かれたことで、ドルの下値も限定的となった。
日本は機関投資家や企業の一部にとって3月は期末に当たることからレパトリによる円転などが複雑に絡み合い、ドル円は方向感の掴みにくい相場展開がみられた。
その特殊要因も今週は終わり、4月の新年度入りということから新たな外債投資などが始まるか注目が集まる。ただ、今週末から来週にかけて海外市場の多くはイースター休暇に入ることから、週前半はポジション調整的な動きが継続するとみられる。週後半は市場参加者が極端に減少することから値動きはかなり抑えられてくると考えられる。
ただし、週末金曜日は米雇用統計の発表を控え流動性が低下している中で波乱含みの展開が予想される。
2月の雇用統計は悪天候の影響などで雇用者数が予想を下回ったが、今回はその反動で平均時給も含め好結果を示すのではといった見方もある。そうなれば、早期利上げ観測の高まりからドル上昇につながりかねない。
反対に、予想を下回ったとしても、どちらにしても薄商いの中だけに一方向に値が動くとみられる。
大きな動きはチャンスでもあるが、急速な戻しもあり注意したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]一目の雲の下限で底固め

(米ドル円日足)

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(米ドル円時間足)

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先週のドル円はFOMC後の株価上昇の反動から円の買い戻しが強まるなど、上値の重い展開となった。
ドル自体は米長期金利の上昇などから底堅い動きが見られたものの、総じて大きな変化は見られなかった。
一方、NY株式市場は連日下落が続いたことにより堅調な日経平均株価も下落に転じたことでリスクオフからの円買いが進んだ。米経済指標は全般に悪天候の影響を受けたこともあり予想を下回るものが多くみられたことで、早期利上げ観測が後退気味となった。
ただ、複数のFRB連銀総裁から利上げに前向きな発言が相次いだことで、ドルも底堅い動きが続いている。
今週は米国CPIをはじめ週末には注目の雇用統計が発表を控える。前月の反動から好結果が予想されるものの、イースター休暇に入る中で予想外の数字が発表されれば波乱含みの展開が予想される。また、今週はフィッシャーFRB副議長やイエレンFRB議長からの利上げ時期やドルに関する発言で大きく上下する可能性が高い。
テクニカル的にみると一目の雲の下限でもありフィボナッチの61.8%戻しとなる118円前半がレジスタンスとなり、ここを固められるかがポイントになる。
NY株価も含め、今週も米金融政策の行方を巡りドル中心の相場展開となるだろう。

今週のドル円予想レンジ:121円20銭(時間足76.4%)~118円20銭(雲の下限、日足61.8%)

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[ユーロ米ドル]1.1ドルの攻防継続

(ユーロ米ドル日足)

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(ユーロ米ドル時間足)

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先週のユーロドルは上値抵抗線でもある1.1ドルの上値を試し、一時1.1053ドルまで上昇。投機筋が仕掛けたと思われ、すぐに利食い売りに押されるなど滞空時間は5時間弱と短いものとなった。その後1.08ドルまで押し戻されるなど、結果的に上値の重さを確認した格好となった。最近のユーロやドイツの経済指標は予想を上回るものが多いものの市場の反応は限られている。ユーロというよりもドル中心の相場展開が続いており、今週も米CPIや雇用統計の結果次第では再び上値を試す展開も予想される。
ただ、日足チャートを見るとボリンジャーバンドの中心線は依然下降トレンドを継続しており、1.09前半に下がってきている。また、ソーサートップを形成し始めていることから先週の高値となる1.01ミドルが当面の天井とみてよいだろう。今週末から始まるイースターを控え取引は徐々に減少し値動きも縮小してくるだろう。ただ、週末の米雇用統計では薄商いの中でどちらにも振れやすいことから、いざという時のためにポジションはできるだけ軽くしておきたい。

今週のユーロドル予想レンジ:1.1130(日足61.8%)~1.0690(時間足61.8%)

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[豪ドル円]イースターを控えポジション調整

(豪ドル円日足)

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(豪ドル円時間足)

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先週の豪ドル円は日経平均株価の上昇などもありリスク選好による円売りが進み、買い先行で始まった。しかし、その後は米長期金利が上昇に転じたことで豪ドル売りが強まった。
また、NY株式市場の続落から豪ドル売りと同時に一気に円買いの動きが強まり豪ドル円は十字線を描いた後に三日続落となった。豪ドル円ストレートの売りが出たと思われ、94円65銭の先週高値は目先天井を付けたとみる。
先週からの売り圧力が残るものの、そろそろ売りは一巡。
日足チャートでは92円付近にボリンジャーバンドの下限が位置し、その手前の92円30銭付近の上昇チャネルの下限で下げ止まった。
今週はイースターのグッドフライデーとなる金曜から月曜まで休暇となるため、その前にポジション調整の買い戻しが入るとみる。

今週の豪ドル円予想レンジ:93円70銭(時間足61.8%)~91円80銭(3月11日安値)

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