ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2015-03

[全般]株価上昇でリスクオンによる円安進行

昨日はアジアから欧米の株式市場が堅調な地合いとなり円安ドル高の動きが強まった。
週明け東京株式市場は先週末にイエレン議長が緩やかな利上げを想定しているとの発言から株価が上昇した流れをついで堅調なスタートとなった。ドル円も119円前半で下げ止まり感が高まった。また、この日は中国人民銀行総裁が更なる緩和余地があることに言及。上海総合指数が大幅高となり、欧米市場も中国の動きを好感。欧州各国の株式市場が大幅上昇となりNY株式市場も底堅い動きで始まった。
全般にリスクオンの動きが強まる中で円安の流れが止まらず、ドル円は119円後半まで上昇。
その後、NY時間に発表された2月の消費者支出PCEコアデフレータが前年比+1.4%と予想の+1.3%を上回ったことからドル買いの動きも手伝って、ドル円は120円台に乗せた。
この日は期末や四半期末のドル買いのフローも観測されるなどドルも底堅い動きが続いた。
しかし、米長期金利は依然として1.9%前半で推移するなど金利上昇にはつながらないことからドルも小幅な上昇にとどまっている。

結果的に株価上昇によるリスクオンの円売りの動きが市場の中心となり、ドル円クロス円ともに堅調な地合いとなった。

今日はNYの株高の動きを引き継ぎアジア市場でも日経平均株価の上昇が期待できることからもう一段の円売りが出やすい状況だ。
ただ、期末要因によるポジション調整の動きが主導したこともあり、市場のセンチメントは変わりやすい。
今日のNY株式市場が下落に転じるようであれば、昨日の反動から円高の動きには注意したい。
金融相場が続く中で、米経済指標が好調な結果を示すようであればドル金利が上昇し株価が下落するといった逆相関関係が再び強まりかねない。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]レンジの上限試す展開

(米ドル円時間足①)

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(米ドル円時間足②)

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週明け東京市場では日経平均株価が堅調な地合いで始まったものの、ドル円は119円前半で上値の重い展開が続いた。しかし、中国人民銀行総裁が追加緩和の可能性を示したことで上海総合指数が大幅上昇となりリスクオンからの円安が強まった。
ドル円は先週末の高値119円ミドルを上抜けると短期の損切を巻き込み119円後半まで上昇。NY時間には米PCEコアデフレータが予想を上回ったことからドル買いが強まりドル円は120円台に乗せた。しかし、米長期金利は依然として上値が重いことからドル買いの動きは限定的となった。一方、NY株式三指数ともに大幅上昇となったことでリスクオンによる円売りが続いた。
期末や四半期末の一時的なドル買いとも考えられることから、この上昇も短期的なもので終わる可能性が高い。
先週のNY株式市場では週末以外は下落幅を拡大するなど、全般に上値の重さが目立つ。
市場のセンチメントは変わりやすく、ドル円もレンジの上限を確認すれば再び売りが強まるとみる。

ドル円予想レンジ:120円60銭(時間足①61.8%)~119円50銭(時間足②38.2%)

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[ユーロ米ドル]イエレン議長発言でユーロ安進む

(ユーロ米ドル日足)

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(ユーロ米ドル時間足)

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欧州市場でユーロ円ストレートの買いが見られたことで対ドルでもユーロは上昇。中国の株価が上昇したことから欧州各国株式市場も軒並み上昇。
しかし、NY市場で発表された米PCEコアデフレータが予想を上回ったことでドルがじりじりと上昇。ギリシャ問題への懸念に再び市場の注目が移り始めるとユーロは対ドルで1.0812まで下落。
しかし、先週末に付けた1.0800までは届かずに下げ止まった。ユーロ売りの新たな材料が出たわけではなく、先週のイエレン議長によるECBの量的緩和を歓迎する発言が市場の注目を集めている。ドル高が米輸出やインフレに影響するとの発言に対し、ユーロの対ドルでの下落を容認していると市場は受け止めているところもある。
ただ、ドル金利との差も広がっていないなど目先ユーロ売りの勢いもそろそろ一巡し始めている。
今日発表のユーロ圏HICPの結果1.08ドルを下回るようであれば1.07ミドル付近までの下落も視野に入る。反対に、1.08ドルを抜けきれないと1.09ドル付近までの買い戻しもありそうだ。

ユーロドル予想レンジ:1.0900(時間足38.2%)~1.0755(日足50%)

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[豪ドル円]期末の調整売りも一巡

(豪ドル円日足)

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(豪ドル円時間足)

AUD_JPY_20150331_jikanashi.jpg

豪ドル円は先週前半からの下落の流れが止まらず、この日も朝から対ドル対円で売りが強まり、NY市場にかけてほとんど戻しのない下落が続いた。中国人民銀行が今後さらなる追加緩和の可能性を示したものの、豪ドル買いにはつながらなかった。特に豪ドルの売り材料があるわけではなく、期末の特殊要因による売りが入っている可能性が高い。
今日は期末の月末ではあるが、昨日でそろそろ売りが一巡したとみている。一部では今月のRBA会合で利上げの可能性も指摘する意見も聞かれる。
ボリンジャーバンドの下限で下げ止まり感が出れば再び上昇に転じる可能性が高い。
4月は本邦機関投資家などによる新たな外債投資が活発化する時でもあり、買い場を逃さないようにしたい。

豪ドル円予想レンジ:92円35銭(時間足23.6%)~91円40銭(日足61.8%)

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