[全般]米GDPと来週の米経済指標
東京市場では日経平均株価の上昇に伴いリスク選好の動きから円売りが強まった。ドル円は一時124円31銭と高値を更新。しかし、午後にかけて上海総合指数の下落につられる格好で日経株価も下落。ドル円も利益確定の売りなどで123円ミドル付近まで押し戻された。中国株価の下落は豪ドル円などオセアニア通貨の下落を促したことも円の買い戻しに拍車をかけた。
ロンドン市場が始まり英国1-3月期GDP改定値が下方修正されたことでポンド売りが先行。再びドル買いの動きが強まり、ドル円はNY市場に向けて強含みで推移。米中古住宅販売保留指数が予想を大きく上回ると124円46銭まで上昇。
その後、G7で麻生財務相とルー米財務相の会談でこれ以上のドル高円安が双方にとって好ましくないとの見方で一致したとの報道から一転してドル円は下落。再び123円ミドルに押し戻されるなど神経質な展開が続いている。
市場はいよいよ米国の年内利上げの可能性を既に織り込み始めているなかで、6月の利上げの可能性も捨てきれない状況だ。
この日もウィリアムズ・セントルイス連銀総裁が利上げは6月も含めてすべての会合で議題になると発言している。
今日は1-3月期米GDP改定値、来週には5月の米雇用統計が発表されることから、これらの結果次第では6月利上げという可能性も高まることになる。反対に、予想を大きく下回るようであればドルの失望売りにもつながりかねない。
いずれにしても、市場はこれらの指標発表前にはリスク回避からのポジション縮小の動きに繋がりやすく、神経質な展開が予想される。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]125円の大台を前に調整の動き

前日のNY市場で付けた124円台を東京市場では再び試す展開となり124円31銭まで上昇。その後は上海総合指数や日経平均株価の下落に伴い123円ミドル付近まで押し戻された。しかし、FRB連銀総裁のタカ派発言などもあり欧米市場にかけ再びドル買い円売りの動きが強まった。4月の米中古住宅販売保留指数が予想を大きく上回ると124円46銭まで上昇。普段は注目されない指標でも好材料に対しては敏感に反応するなど、ドル買い需要が高いことを示すものだ。しかし、124円ミドル付近にはオプション絡みの防戦売りが並んでいるとの観測もあり上値は抑えられた。また、ドイツで行われているG7会合では麻生財務相とルー米財務相会談で「これ以上のドル高円安が双方にとって好ましくない」との見方で一致したとの報道から一転してドル円は下落。一気に123円60銭付近まで押し戻された。
しかし、買い遅れの状況は依然として残っているとみられるだけに、下げたところで買いが出やすい。
今日は週末という事から米GDP改定値発表を控え、その前後でもう一段のドルロングの振り落としが入る可能性があり注意したい。ただ、ドル高の流れは始まったばかりという事もあり、下げたところでは買いを入れておきたい。
ドル円予想レンジ:124円50銭~123円30銭(38.2%)
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[ポンド円]週足引け値ベースで190円下回ればダブルトップも

東京市場で円安が進んだことでポンド円は前日に付けた高値190円38銭を上抜き190円75銭まで上昇。昨年末に付けた189円71銭を一円余り上回ったことから、一段の上昇が期待された。しかし、ロンドン市場が始まったところで発表された英国1-3月GDP改定値が0.3%と予想の0.4%を下回ったことから市場のセンチメントはブルからベアに転換。結果的にNY終値ベースで190円を下回って引けてきた。
今日の終値、いわゆる今週末の終値ベースでも190円を下回るようであれば昨年末の天井とダブルトップを形成する可能性が出てきた。
190円台に乗せたところで上値の重さが確認されるようであれば、190円71銭の後ろにストップを置いて売りで攻めてみたい。
ポンド円予想レンジ:190円20銭~188円40銭(転換線)
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[豪ドル米ドル]更なる追加緩和期待と上海総合指数の下落

豪ドルの下げがここにきて更に加速している。
昨日発表の豪州1-3月期民間設備投資が-4.4%と予想の-2.2%を大きく下回ったことで豪ドルが0.7760から0.7670まで100ポイント近く下落。その後買い戻しが入ったものの、再び下落に転じた。
景気の先行き不安が高まったことでRBAの追加緩和観測が再び浮上したためだ。また、上海総合指数が一部の証券会社で信用条件を厳格化したことを受け大幅下落したことも豪ドル売りを誘った。
これまではドル高が豪ドルの上値を抑えていたが、ここにきて豪ドル売りが強まっている。
対円では日本の機関投資家などの資本の買いが下がったところでは買いが出やすいこともあるが、ここまで下落が進むと見送る可能性が高い。
ここから一気に今年最安値となる0.7533を抜けることは考えにくいものの、抜けたときは損切りなどを巻き込んで更なる下落リスクが高まる。
豪ドルドル予想レンジ:0.7720~0.7570(4月15日安値)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[全般]ドル独歩高から円安へ
米国FRBが年内に利上げに動くとの見方が改めて意識されたことでドルが急速に上昇したものの、東京市場ではその調整売りも見られた。しかし、欧州市場にかけて日経平均株価が上昇するなどリスク選好の動きから安全通貨としての円が売られやすい地合いとなった。
欧州市場にかけてユーロはギリシャ債務問題への懸念から売りが先行したものの、ギリシャと国際債権団が合意に達する可能性が報じられると一転して買い戻しが強まった。
米利上げ期待からのドル高の流れに変化はないものの、急速に上昇した反動への懸念が燻ぶる。一方で、更なるドル高への期待から円を売って他通貨に乗り換える動きも見え始めている。
日本の機関投資家やGPIFなどの外債投資が今後も拡大するとの期待が円売りを促している要因と考えられる。
NY市場でも前日下落した株価三指数ともに上昇したことから円売りの動きは更に加速。クロス円の上昇がドル円を更に押し上げる格好で、一時2007年6月22日以来の高値124円台に押し上げた。その後は利食い売りに押し戻されたものの、ドルの買い遅れ感が漂う中で下値は限定的となった。
しかし、今の市場の主役はあくまで米ドルが中心であり、米経済指標の結果次第で再びドルに注目が集まる。
明日は米1-3月期GDP改定値が発表され市場の注目が集まることから、今日もドル以外の円やユーロといった通貨を中心とした取引が活発になりそうだ。
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[米ドル円]124円14銭を意識


東京市場は急速に進んだドル高への警戒感もあり慎重な値動きが続いたものの、底堅い動きに変化は見られない。121円のレンジの上限を超えてからは日本勢の買いが一歩遅れたことから、下値では買いが並んでいるとみられる。
欧州市場にかけてギリシャ債務問題への懸念からユーロを中心にドル買いの動きが再び強まり、122円台に押し戻されていたドル円も123円後半まで上昇。
NY市場ではNY株価や日経平均先物が上昇したことからリスク選好の円売りの動きがクロス円全般を押し上げた。結果としてドル高から円安の動きに移ったドル円は2007年6月以来の高値となる124円08銭まで上昇。その後は利食い売りも入り123円64銭まで押し戻された。
今回のドル円の上昇速度は予想以上に早く、全般に買い遅れが目立つことから下落幅は限られる。
連休明けの海外勢が買い始めたドル円のレベルは121円ミドル付近となり、高値までの上昇幅のフィボナッチ38.2%戻しとなる123円10銭付近が下値目途とみる。
次の上値目途としては2007年6月に付けた高値124円14銭を超え、節目となる125円を市場は意識し始めている。
ドル円予想レンジ:124円10銭~123円10銭(38.2%)
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[ユーロ米ドル]ギリシャ債務返済懸念

東京市場では珍しくユーロ買いの動きが強まった。一部実需に伴うユーロ円の買いが観測された。しかし、欧州市場が始まると再びユーロ安ドル高の動きが強まり、ユーロは高値の1.0930から100ポイント近く下落した。ギリシャのIMFに対する返済が6月5日に迫り、その返済を巡り一喜一憂。
ギリシャのチプラス首相が金融支援合意は近いと発言すると、ドムブロフスキス欧州委員はまだ合意していないと発言。ギリシャと債権者側は事務レベルでの合意文書作成に着手したとの報道など、情報が入り乱れる中で最終的にユーロは買い戻しが入り往って来い。
ここにきてやや下げ止まり感が漂う。1.0780付近にはボリンジャーバンドの下限が底を支えることから、目先はもう一段のショートカバーが入りやすい。
ただ、ドル高の第二弾の流れは始まったばかりで、ギリシャ問題の懸念が燻ぶる中でユーロ売りの動きは継続。戻したところでユーロの売りを出しておきたい。
ユーロドル予想レンジ:1.0980(23.6%)~1.0780(BB下限)
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[ポンド円]ダブルボトムかダブルトップ

先週付けた高値190円04銭を昨日のロンドン市場では上抜き190円35銭まで上昇したものの、NY市場で再び押し戻された。
ポンド円は今年に入り175円台を1月と4月の二度跳ね返されたことでダブルボトムを形成し上昇に転じた。しかし、今回190円で上値を抑えられてしまうと昨年12月に付けた190円手前のレベルとのダブルトップを形成する可能性が高い。
ポンドは対ドルや対円で「往って来い」の動きになりやすい性質がある。
もし、このレベルを明確に上抜くようであれば、次の上値目途は2008年8月のリーマンショック前の高値となる215円が意識される。
ドル円の上昇が勢いを増して130円を目指すようであれば、そのレベルまで到達する可能性は高まる。
ポンド円予想レンジ:192円60銭(2008年3月安値)~188円70銭(38.2%)
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[全般]連休明け欧米勢ドル買いでスタート
東京市場は慎重な動きが目立つ中で、連休明けとなる欧州勢はドル買いを一気に進めた。
連休中にイエレン議長が年内の利上げを示唆したことや、フィッシャー副議長も段階的に利上げを行うといった発言から欧州では利上げを意識したドル買いが強まった。
また、菅官房長官が円安の影響は想定内との発言から市場は円安を許容していると捉えたことから円売りの動きも活発となり、ドル円は7年10か月ぶりの高値を更新。
連休明けNY市場でもドルが更に上伸。
この日発表された4月の耐久財コア指数が+0.5%と予想の+0.3%を上回ったことでドル円は123円台へ上昇。その後発表されたケースシラー住宅価格も上昇基調が示された。また、4月の新築住宅販売も51.7万件と予想の50.5万件を上回るなど、この日発表の経済指標すべてが米経済の底固さを示すものとなった。
この好調な米経済指標はイエレン議長やフィッシャー副議長の発言を後押しするものであり、新たなドル買いのステージに入ったとみられる。
ユーロがギリシャ問題への懸念から売りが強まったこともドル買いの動きに拍車をかけた。
一方、利上げ期待からNY株式市場3指数ともに大幅下落する一方で米長期金利も同時に低下するなど、一方的なドル高円安にも警戒感が燻ぶる。
連休明けでポジション的に軽い状況からドル買いの勢いはまだ若い。米長期金利や株価の動向に注意しながらもドル上昇トレンドに乗っていきたい。
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[米ドル円]レンジの上限を抜け新たなドル高ステージへ

ロンドンやドイツ、米国など連休明けの欧米勢はドル買いからスタート。
休暇中にイエレン議長やフィッシャー副議長が年内利上げの可能性を示唆したことなどから東京市場が引けたところでドル買いを一気に進めた。その後、菅官房長官が円安の影響は想定内と発言。円安容認と受け止めた市場はドル買いと同時に円売りポジションを拡大。ドル円は今年3月10日に付けた高値122円04銭を超えると損切りを巻き込み122円75銭と7年10か月ぶりの高値を更新。その後NY市場で発表された米経済指標が軒並み予想を上回る好結果となったことで、利上げを意識した連休明けNY勢もドル買いからスタートしドル円は123円32銭まで上昇。しかし、NY株式市場は3指数ともに下落したことで円買いの動きもあり、ドル円は上げ止まった。
日足の一目の雲の変化日を示すねじれがこの日生じたことも意識されたと思われる。三角保ち合いの上限を超えてドル円は次のドル高のステージに入ったとみる。
次の上値目途は2007年6月に付けた高値124円14銭だが、勢いがあれば大台の125円も視野に入る。
ドル円予想レンジ:124円00銭~122円50銭
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[ユーロ米ドル]ドル高とギリシャ問題

東京時間にドル買いの動きが強まりユーロも上値の重い展開が続く中、連休明けの欧州勢はユーロ売りからスタートしユーロはさらに下落。
連休中にイエレンFRB議長が年内利上げを示唆したことや、フィッシャーFRB副議長が政策金利は2018年までに3.25%から4.0%に段階的に戻るとの見方を示したことを受け、欧州勢はドル買いポジションを拡大。1.1ドルを意識したもみ合いが続いたユーロだが、ギリシャ債務への懸念も重なり再び下落基調に戻り始めた。ギリシャは6月5日までにIMFへの返済が3億ユーロ、6月中に計16億ユーロの返済期限が迫る。バルファキス財務相は財政緊縮策を受け入れない姿勢を継続していることから、合意が困難との見方も根強い。
ユーロ安と同時にドル高が重なりユーロはもう一段の下落が予想される。
サポートとみられていた1.0880を下抜けたことで、次はボリンジャーの下限となる1.0780付近が下値目途として意識される。
ユーロドル予想レンジ:1.0940~1.0780(BB下限)
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[豪ドル米ドル]資本の買いは未だ見られず

東京市場では比較的底堅い動きが続いた豪ドルだが、連休明けの欧米勢がドル買いを強めたことで高値から100ポイント余り下落し、ほぼ安値圏で引けてきた。
日本の機関投資家が外債買いを拡大しているとの報道もあるが、この時点で豪ドルの買いは見られない。ただ、ドル円が次のドル高ステージに入った可能性も高いことから、株価が落ち着きを取り戻したところで豪ドル円の直接の買いが入るとみる。
これら本邦勢からの投資マネーが入れば中長期的な下支えとなることから、下値目途が見えてきたら買いを入れていきたい。
一先ず、対ドルではボリンジャーバンドの下限に位置する0.77ドル付近がサポートレベルとみる。
豪ドルドル予想レンジ:0.7800~0.7700(BB下限)
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[全般]連休明けNY市場に注目
その円安の動きから日経平均株価も年初来高値を更新するとドル円も3月10日以来の高値を更新。
一方、大きく下落したユーロは一時1.1ドルを挟んで攻防が続く中、欧州時間に入るとドル買いユーロ売りで参入。1.1ドル台での売りは根強く、1.09ミドルまで売り込まれた。
この日、フィッシャーFRB副議長は利上げサイクルのスタートは経済指標としながらも、政策金利は2018年までに3.25%から4.0%に段階的に戻るとの見通しを示した。また、クリーブランド連銀のメスター総裁は雇用の改善が続くなかで利上げ時期が近いとし、先週末のイエレン議長発言を後押しするものとなった。
ドルは全般に底堅い動きとなったものの、この日はロンドンとNY市場が休場ということから値動きは限定的となった。
連休明けとなる本日のNY市場では米4月の耐久財受注やケースシラー住宅価格、そして新築住宅販売件数といった重要な指標発表が相次ぐ。3月までの悪天候などによる反動が期待されるだけに、市場の注目度は高まる。
予想以上の好結果となれば、イエレン議長の年内利上げ発言が更に市場に意識されることになりドル高を促しそうだ。
ただし、期待が高まっているだけに、予想を下回るようであれば先週からのドル高の一時的な修正も入ると思われるだけに、今日のNY市場での動きに注目したい。
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[米ドル円]一目の雲のねじれ

週明け東京市場は先週のドル高の流れを継いでドル円は底堅い動きで始まった。
日経平均株価も堅調なスタートとなりリスク選好の円売りも重なりドル円は朝方3月10日以来の高値121円78銭をつけた。午後に入り埼玉県の地震により一時円買いの動きも見られたものの、その後も底堅い動きは継続。
この日はロンドンとNY市場が休場という事もあり、その後は利益確定の売りに押され121円45銭まで押し戻された。総じて材料不足の中でおとなしい値動きが続いた。
今日は連休明けのNY市場で4月の耐久財受注や新築住宅販売件数といった注目の指標発表を控える。休み明けでポジション的には軽いスタートとなるため結果次第ではどちらにも振れやすい状況となる。
日足の一目均衡表の雲を見ると今日はねじれが生じている。ねじれはトレンド転換点になりやすいことから、一気に122円台に乗せる可能性が高い。
一方で、先週からのドル高の修正の売りも出やすいことから、今日のNY市場の動きに注目したい。
ドル円予想レンジ:122円00銭~121円00銭
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[ユーロ米ドル]スペインがユーロの新たな足枷

先週からのドル高の流れを継いだユーロは週明け欧州市場でも上値の重い展開が続いた。
ドル高の動きに加え、この日はギリシャやスペインの問題も重なりユーロは1.1ドル付近での売りが目立った。
ギリシャの債務問題も燻ぶるなかで昨日はスペイン債利回りが上昇。25日に行われたスペイン統一地方選挙では与党が僅差で勝利したものの、緊縮財政に反対する新興政党に大きく票を奪われる結果となった。これを受けスペイン債利回りは大幅上昇。ユーロにとってギリシャに次いで新たな不安材料となる。
先週末のNY市場で発表された米CPI発表後にドルが上昇し、ユーロは強いサポートとみられた1.1ドルを下回った。昨日も1.1ドルに乗せたところでは売りが強まるなど、サポートがレジスタンスに変わった。
先週ユーロは下降トレンドを上抜け出来ずに反落。
1.1ドル付近はちょうどフィボナッチ50%戻しのレベルでもあり、今日のNY時間に発表される米経済指標如何では下げ止まりから、再度下降トレンドに向かって買いが強まる可能性もある。
反対に、上値の重さが確認されるようであれば、61.8%戻しとなる1.0880付近まで強いサポートはみえない。
ユーロドル予想レンジ: 1.1060~1.0880(61.8%)
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[南アフリカランド円]1-3月期GDP発表で下振れも

先週5月21日のSARB政策会合で現行の政策金利5.75%を据え置いたことからランド円は底堅い動きが続いている。日本の機関投資家による外債投資が拡大する中で南アランドは投資妙味のある通貨に映る。
今日発表の1-3月期南アGDPは前回の4.1%から1.5%へ大きく下方修正が予想される。
しかし投資先としてのランドの人気は高く、下げたところでは買いが待ち構えているとみる。
GDP指標発表で売りが強まるようであれば買い下がるつもりで少しずつ買いを入れていき、決して上値を買っていかないようにしたい。
一先ず、フィボナッチ38.2%戻しとなる10円09銭、そしてその下の50%戻しの10円02銭に買い注文を出しておく。
ランド円予想レンジ:10円20銭~10円09銭(38.2%)
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[全般]ドル上昇期待と反動
今週もその流れを引き継ぐとみられるが、一つセンチメントが変われば一転してドル売りが強まるといった不安定な状況でもあり、予断を許さない。
先週末に発表された米4月コアの消費者物価は0.3%と予想の0.2%を上回ったことでドルは全面高となった。発表前にはドルロングの巻き戻しが入っていただけに、新たな買いが入りやすい状況でもあった。その後もイエレン議長が年内に利上げを行う可能性を示したことや、第1四半期以降は景気が強くなるとの見通しを示したこともドル買いを誘った。
一方で、ユーロはギリシャ問題への懸念も重なり、ユーロ主導で始まったとも言える今回のドル高の流れを更に加速する結果となった。
円に関しては日銀の追加緩和期待は後退し、クロス円では円買いの動きが強まったものの、ドルの上昇が円高を上回ったことでドル円は高値圏での引けとなった。
今週は米利上げ期待を背景にドル高の流れは継続とみるが、今週発表される経済指標の結果次第ではドル売りに転じる可能性もある。市場は1-3月の悪天候などの影響の反動を期待していることから、指標の悪化が重なればセンチメントが楽観から悲観に変わりやすい。
特に、4月のコア耐久財受注は前回発表時にはドル売りからユーロが上昇に転じただけに注目される。また、住宅関連指標も先週の住宅着工件数が極端に予想を上回るものとなりドル買いが一気に強まるきっかけになった。
また、今週はフィッシャーFRB副議長、ラッカーリッチモンド連銀総裁、ウイリアムズSF連銀総裁などの講演もあり、利上げ時期を巡りドル高の流れに変化が生じる可能性もある。
利上げ期待からのドル買い意欲は根深いものの、同時に株価の下落を伴うことから円高リスクも燻ぶる。
今週はドル上昇の反動に注意したい。
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[米ドル円]ドル金利上昇と株安の綱引き


先週の米経済回復期待から改めて米国利上げの流れが意識されたことからドルが全面高となった。一方、株式市場は利上げに対する警戒感から上値が抑えられたことからクロス円を中心とした円買いの動きもみられた。
結果的にドルの上昇が円上昇の勢いを上回ったことでドル円は3月以来の121円ミドル近辺まで上昇。これまで続いた118円ミドルから120円ミドルのレンジの上限を抜けたことで強気のセンチメントが広がった。
一方、日銀会合では追加緩和の可能性が後退するなど、円売りの材料は見られないまま上昇するなど、ドル主導の相場展開が続いている。
狭いレンジから抜け出しただけにドル円の勢いは強く、市場は今年の高値となる122円01銭を再度試しに行きそうだ。
今週はそのドル高を支える4月の注目材料が目白押しとなる。
先週のドル高のきっかけとなったのは住宅着工件数だけに、ケースシラー住宅価格指数や新築住宅販売件数といった住宅関連指標には注目が集まる。また、耐久財受注や新規失業保険申請件数などが予想を上回るようであれば122円を試すきっかけにもなる。ただ、上値を失敗した時にはその反動からのドル売りが強まるだろう。
週足のボリンジャーバンドが122円付近に位置することから、このレベルの重さを確認するまではドル売りは控えたい。
今週のドル円予想レンジ:122円00銭~120円50銭(38.2%)
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[ユーロ米ドル]ドイツ債利回り動向

先週はクーレECB理事の「流動性が低下する夏前に現在の量的緩和ペースを加速させる可能性がある」との発言でユーロは上昇から下落へ一気に転じた。ドイツ債利回りの上昇もただの反動としたことで金利も押し戻された。クーレ発言後にはノワイエフランス中銀総裁やノボトニー理事などの要人が相次いで追加緩和に対する前向きな発言を繰り返したこともユーロ売りを強める一因となった。
同時に、米住宅着工件数などが予想を大きく上回りドルが全面高となったこともユーロ売りを促した。
ギリシャ問題も燻ぶる中で、ユーロの下落は今週も継続して始まるとみるが、中長期でのユーロショートの巻き戻しがこれで終わったと思うのは時期尚早だろう。
欧州の景気回復が進んでいることや消費者物価指数が前年同月比ゼロ%にまで戻したことから、今の時点でECBが更なる量的緩和実施をする必要性に乏しい。
ユーロは昨年末に下落する直前の高値1.2570ドルから今年3月に付けた安値1.0460の半値戻しにあたる1.15ドルを目前にクーレ発言で売りに転じた。まるで、このレベルを上抜けると更に上昇するのを意識していたようなタイミングの発言だ。
ボリンジャーの中心線を下回ったものの、1.10ドルのサポートラインで下げ止まった。このレベルはフィボナッチ50%戻しでもあり今年3月から4月につけたダブルトップの天井圏でもある。このレベルを下回るようであれば61.8%戻しの1.0880が次のサポートになる。
ユーロ反転のサインとしてはユーロ下落のきっかけとなったドイツの長期債利回りの動向になる。
今週のユーロドル予想レンジ:1.5720~1.5600
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[豪ドル米ドル]米ドル中心の相場展開

先週公開されたRBA議事要旨では5月に利下げするか6月まで待つか議論したことが明らかとなった。結果的に5月に利下げをしたことで市場は当面売り材料が出尽くしたとみて豪ドル買いに向かった。5月14日から米ドル買いの動きが始まり豪ドルは天井を付けて、巻き戻しの売りが強まった。
今回の豪ドルの下落は米ドル買いが要因であり、特に売り材料があったわけではない。
今週もドル中心の相場展開が予想されるだけに、米経済指標や米長期金利などの動向に豪ドルは影響を受けやすい。
利下げを実施した5月5日の安値0.7780付近で下げ止まるようであればダブルボトムを形成することになる。
反対に、下抜けするようであれば昨年9月から始まった長期豪ドル下げのトレンドに戻って0.75ドルを再度試す展開が予想される。
今週の豪ドルドル予想レンジ:0.8000~0.7780(61.8%、5月5日安値)
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[全般]各国中銀総裁発言とその金融政策の行方
強弱まちまちな米経済指標により、米利上げのタイミングが掴み難い中で本日のNY時間にはイエレン議長の講演を控える。4月から5月にかけての米経済指標に対し、冴えないとみるのか予想通りとみるのか、その発言内容に注目が集まる。
また、今日の東京時間には日銀会合を終えて黒田総裁の記者会見が開かれる。
先日の報道で追加緩和において今後付利金利引き下げも含めたあらゆる手段を排除しないとした内容を繰り返すだけであれば失望売りにつながりかねない。
また、この日はカーニーBOE総裁の講演も控える。
最近の発言を見ると利上げに対し積極的な意見が多いことから、ユーロと同様に下落に転じたポンドも再び買いの勢いが戻るようであればドル売りの動きも強まりかねない。
各国中銀金融政策の行方を占ううえで今日の中銀総裁の発言には注目したい。
また、この日のNY時間に発表される米4月のCPIにも注目が集まる。
物価上昇力が鈍いと判断されるようであれば、ドル高への懸念が拡大する恐れもある。
本日もドルが更に上昇するようであれば、週末という事もありNYの引けにかけてポジション調整のドル売りには注意したい。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]黒田日銀総裁発言への期待と失望

タカ派的ともハト派的とも捉えられる内容となったFOMC議事要旨ではあったが、市場は米経済に対して楽観的な見方が広がっていたのだろう。この日のNY時間に発表された米中古住宅販売件数や製造業景気指数などの米経済指標は予想を大きく下回るものとなった。しかし、ドル円の下げは限定的となり依然として121円台をキープしているのは、それだけドル買いの勢いがあるという事だろう。118円ミドルから120円ミドルのレンジを上抜けしたことで今年の高値となる122円03銭を再度試しに行きたがっているようだ。
そんな中で、今日の黒田総裁記者会見には注意したい。
先日の報道で追加緩和において今後付利金利引き下げも含めたあらゆる手段を排除しないとした内容で円安が進んだだけに、同じ内容を繰り返すようであれば失望売りが強まりかねない。
また、今日の米CPIでも昨日に引き続き予想を下回るようであれば、週末という事もありポジション調整のドル売りが強まる可能性が高い。
8時間足チャートを見るとローソク足の髭が上に伸びてからもみ合いが続いているだけに、121円ミドル付近で天井を打った可能性がある。このレベルを超えていくようであれば122円台が視野に入る。
ドル円予想レンジ:121円45銭(5月20日高値)~120円50銭(38.2%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ポンド米ドル]カーニーBOE総裁発言に注目

昨日のロンドン時間に発表された英国4月小売売上高が1.2%と予想の0.4%を大幅に上回ったことで発表後ポンドは一気に100ポイント近く上昇。ポンドは19日のECBクーレ理事の発言でのユーロ急落につられる格好で下落に転じた。しかし、選挙後のポンド買いの勢いは依然として続いている。小売売上に対しここまで反応するというのは珍しいだけに、それだけ買い遅れているという事だろう。
今日のロンドン時間にはカーニーBOE総裁の講演が開かれ、今回も次の政策変更では利上げの可能性が高いとの見方が示されると思われる。
既に、何度か発言した内容ではあるが、買いの勢いが強いだけに反応しやすい。
一方、ドル高の動きも継続していることもあり、前回の高値に届くまでの力はないとみる。
ポンドドル予想レンジ:1.5720~1.5600
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[南アフリカランド円]長期投資としての買い場探し

昨日の南ア中銀SARB金融政策会合で現行の政策金利5.75%の据え置きを決定。発表前に買いが強まっただけに、発表後は利益確定の売りに押された。
SARBが会合を前に2015年のGDP見通しを2.2%から2.1%に下方修正する一方でコアCPIを5.5%から5.6%へ、2016年は5.2%から5.4%に上方修正した。
クガニャゴ総裁は会見で「内需は依然として抑制されているものの、インフレ目標を超えている」と述べた。
これまでは追加緩和の可能性も残されていただけに、当面現行の金利水準を維持するものと思われる。
政策金利5.75%というのは投資家にとっては魅力的な金利水準だ。
ドル円が安定して上昇するとの見方が広がる中でランド円は今後も買い場探しの動きが継続するとみる。
フィボナッチの38.2%戻しとなる10円14銭、50%戻しの10円09銭、そして61.8%戻しの10円04銭がサポートポイントになる。
それぞれのポイントに無理のない金額で買い下がり注文を出しておきたい。
ランド円予想レンジ:10円25銭~10円14銭
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[全般]米利上げ時期依然混迷
東京市場は前日までのドル高の流れを引き継ぎ底堅い動きで始まった。東京市場の引け際にユーロはまとまった売りが出て100ポイント近く下落。その後ユーロの買い戻しが入り「往って来い」相場になるなど、欧州市場は荒っぽい動きで始まった。
NY市場ではFOMC議事録公開を控えドル高の動きが強まった。利上げに前向きな内容になるとの見方が広がったためだ。
しかし、FOMC議事録では大方のメンバーから6月までに利上げに十分な確証が得られないとの見方が示されたことでドル売りが強まったものの、その後再び上昇。一部のメンバーによって6月までに十分な景気回復を示す指標が揃う可能性があるとの見方が示されたためだ。
利上げに対して否定的な意見としてはドル高が長期化することや、債券市場への影響、そしてギリシャなど海外情勢への懸念があった。しかし、これらに対して市場はある程度理解した上で利上げを行うとの認識がある。
結果的に、利上げの方向性は変わらないとの見方からドル高は継続している。
一方、株式市場は全般に利上げ時期後退の思惑から冴えない動きとなり、ドル高と同時に円高の動きも進んでいる。
今日は日銀会合が開かれ、景気判断が引き上げられるとの報道もあり黒田総裁発言次第では円高が更に進む可能性がある。また、欧州時間にはドラギ総裁の講演も控えており、追加の量的緩和の可能性が示されるようであればユーロ安によるドル高が進みそうだ。
ただ、市場の注目は最終的に米利上げ時期であり、もう暫く米経済の今後の動向を見極める必要がある。
今日発表の4月の中古住宅販売件数や景気先行指標に注目が集まる。
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[米ドル円]122円は売り


ドル円は長く続いた120円ミドルから118円ミドルのレンジの上限をブレークしたことで勢いがついてきた。NY市場ではFOMC議事要旨の公開を控え一旦はドルロングの巻き戻しの動きがみられた。しかし、下げ幅が限定的となったことでドル買いの強さが確認され、再び買いが強まり3月以来の121円台乗せとなった。
FOMC議事内容は最初ハト派的とみられドル売りが先行したものの、利上げへの方向性が確認されたことを市場は注目。ドル円はほぼ高値圏で引けている。
今日の日銀会合では景気判断引き上げを検討しているとの報道があったものの、円買いの動きには反応していない。それだけ今のドル買い円売りの動きに偏っているという事だろう。
黒田総裁の記者会見では今後も追加緩和の可能性を残すと思われるためだ。
しかし、ECBが夏前にも追加緩和実施の可能性を示しているだけに、緩和競争において日銀には出遅れ感がある。122円付近に近づいたところでは売りを出しておきたい。
テクニカル的にみるとストキャスティクスは既に天井に到達しており売りのサインが点滅している。
ドル円予想レンジ:122円00銭~120円50銭(38.2%)
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[ポンド米ドル]MPC議事録は強気の見通し

FOMC議事要旨の結果も含め市場はドル買いの動きが強まるなかで、唯一ドル売りに反応しているのがポンドだ。
昨日公開されたMPC議事要旨は「インフレ率低下は一時的で、年末に向けて顕著に上昇する公算」「長期金利は再び上昇するリスクがある」「GDP成長率は第2四半期に加速する」といったタカ派的な内容となったことでポンドの下落も一先ずおさまった。総選挙による英国政局の安定がポンド買いを促し1.58ドル台まで上昇。このレベルは4月末に下げ止まったレベルでもあり、一先ず利食い売りに押された。昨日の下げ止まったレベル1.54ミドルは選挙結果が発表されて上昇する直前のレベルから高値1.58ドル台までの50%戻しのレベルでもある。
ボリンジャーバンドは上昇トレンドを継続しており、1.54ミドルの底値を確認したところでは買いを入れていきたい。
ポンドドル予想レンジ:1.5650~1.5450(50.0%)
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[豪ドル円]上昇トレンド継続

先日発表されたRBA議事要旨では次回の会合で利下げの可能性が高まり、豪ドルはじりじりと上値を切り下げている。ただ、4月のダブルボトムを形成した後の上昇トレンドは依然として継続している。今日の日銀会合では景気判断を引き上げるとの見方が多く、そうなれば追加緩和期待が後退し円買いの動きがもう一段強まりそうだ。
ただ、底値は90円ミドルから徐々に切り上がっている。
ドル円もレンジの上限をブレークしてきたことで、底値は限定的となることも豪ドル買いの安心感に繋がる。
フィボナッチの38.2%戻しとボリンジャーバンドの中心線が94円ミドルに位置することから、このレベルでは買いを入れてみたい。
豪ドル円予想レンジ:96円00銭~94円60銭(BB中心線,38.2%)
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[全般]欧米金融政策のギャップ再び
東京から欧州市場に移行するところでクーレECB理事が「ECBは夏前に量的緩和を加速させる可能性がある」と発言。これを受け欧州の金利が一斉に低下しユーロ売りが進んだ。
その後発表されたドイツやユーロ圏5月ZEWが予想を下回ったこともユーロの重石となった。
NY市場が始まり4月の米住宅着工件数が113.5万件と予想の101.7万件を大きく上回るなど、24年2か月ぶりの高い伸び率となった。また、建設許可件数も114.3万件と予想の106.5万件を上回るなど、先週発表の4月の経済指標とは打って変わって好調な景気回復を示すものとなった。これを受け、米長期金利は急速に上昇しドルも全面高。
ECBの追加緩和期待に対し早期の米利上げ期待が同時に重なったことでこれまでのドル安ユーロ高が一気に反転した格好だ。
しかし、これでドル安ユーロ高の動きが終了したと考えるのは時期尚早だろう。
ユーロや欧州金利が急速に上昇した反動の動きで、ユーロショートの巻き戻しの勢いはまだ残っている。また、4月以上の米国景気回復が本物かどうかはもう少し米国指標結果を見極める必要がありそうだ。
今日のNY時間に公開されるFOMC議事録の内容次第では再びユーロ高ドル安の流れに戻る可能性が十分ある。
もし、公開前にドル売りユーロ買いが入るようであれば、寧ろ公開後は再びドル買いユーロ売りの流れに戻るとみる。
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[米ドル円]レンジの上限は売り

ドル円は日経平均株価が再び2万円台を回復したことでリスク選好による円売りの動きが強まった。ドル円は欧州市場においても120円台前半で底堅い動きが続いた。
NY時間に発表された米住宅着工件数、許可件数ともに予想を大きく上回ったことからドル全面高。ドル円も三角保ち合いの上限となる120円15銭付近を上抜いたところで損切りを誘発。更に5月5日に付けた直近高値である120円50銭付近の損切りも巻き込み120円73銭まで上昇。その後高止まりでNYを引けてきた。この流れを継いだ東京市場では4月13日に付けたレンジの上限となる120円85銭を試す展開が予想される。
今日のNY時間にはFOMC議事録要旨が公開されることから、121円手前からはポジション調整のドル売りが出やすい。FOMC議事録ではハト派的な内容が予想されるだけに、今の時点でレンジを超えていくのは難しい。
天井を確認したところでは売りから入りたい。
ドル円予想レンジ:120円85銭~120円10銭
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