ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2015-05

[全般]週明けの市場は様子見気分

週明けアジア市場は日本が大型連休に入ったこともあり殆ど動意に乏しい展開で始まった。
欧州市場ではユーロの買いが先行したもののすぐに下落。ユーロ圏やドイツ製造業PMIは予想を上回るものとなったが市場はユーロ売りを強めるなど、投機的な動きが目立った。
NY市場に入っても特に目立った材料発表もなく、全般に様子見ムードが広がった。

今週末はFRBの利上げ時期を占ううえで大きな判断材料となる米雇用統計を控えており、慎重な幕開けとなった。
1-3月の米経済指標は悪天候や港湾ストの影響で予想を下回る結果となったことから、4月の経済指標結果はそれらが一時的なものかどうかを見極める重要な判断材料となる。
今日のNY市場で発表される4月の米ISM非製造業景況指数に注目が集まる。
先週発表された4月の製造業景況指数は予想を下回るなど景況感は慎重な見方となった。今日も同様な結果となれば利上げ時期が後退するとの見方が強まりドル売りに反応するとみる。ただ、市場は慎重な構えを崩していないことから一時的な動きで終わりそうだ。

アジア市場では豪州中銀のRBA政策会合が開かれる。
東京が休場ということもあり、流動性の低下からどちらかに大きく振れやすくなっている。市場は利下げを予想するものの大分織り込み始めているだけに、結果と反対の動きをすることもあるため注意したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[米ドル円]120円付近を中心に往って来い

(米ドル円4時間足)



東京勢不在の週明けアジア市場ではドル円だけではなく他の通貨に対しても動意に乏しい相場展開となった。
アジア市場で一時120円割れを試しに行ったものの買いが並んでいたことから下げ止まった。その後は目先のショートカバーを誘発して120円28銭まで戻したものの120円05銭まで押し戻された。
NY市場では米長期金利が2.14%まで先週末から0.03%程度上昇したことで120円26銭まで再び反発。しかし、ドイツ長期金利が低下したことでドル金利も頭打ちとなりドル円の上値を抑えるなど狭いレンジ相場が続いた。
先週末には連休を控えポジション的にほとんどニュートラル状態という事もあり、特に目立った材料がない限り今日も小幅な値動きにとどまるだろう。
ただ、アジア時間に開かれるRBA会合次第では120円から120円30銭のレンジのどちらかにブレークする動きになるだろう。その時は往って来いの動きになるとみて、戻しを狙った逆張りで対処したい。

ドル円予想レンジ:120円50銭~119円60銭(4時間足38.2%)

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[ユーロ米ドル]ドイツ長期金利も一先ず頭打ち

(ユーロ米ドル時間足)



先週急速に上昇したドイツの長期金利は週明けから頭打ちの兆候が見え始めている。
週明けの欧州勢は先週ドイツ金利が急速に上昇したことでユーロの地合いが堅調となった動きを引き継ぎ買いからスタート。しかし、その後はポジション調整とみられるユーロ売りが強まり下落に転じた。
昨日の欧州時間に発表された4月のドイツとユーロ圏製造業PMIはそれぞれ予想を上回る好結果となった。しかし、ユーロは利食い売りに押されながら1.1175付近の損切りを巻き込み1.1122まで下落。その後買い戻しも見られたが先週のような買いの勢いはみられなかった。
この日IMFがギリシャへの支援を打ち切る可能性があるとの報道もあり、ユーロ買いに歯止めをかけた。また、先週に急上昇したドイツ利回りも頭打ちの兆しが見え始めている。
先週末からユーロは1.12ミドルを天井に下落に転じており、調整の買い戻しがほぼ一巡したとみられることから再び下落リスクが燻ぶる。
昨日の米長期金利は利上げ期待から底堅く、金利差から見るとユーロ売りが進みやすい地合いが継続。
NY時間に発表されるISM非製造業の結果、上値の重さが確認されたところで売りから入りたい。

ユーロドル予想レンジ:1.1220~1.1050(時間足38.2%)

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[豪ドル米ドル]波乱含みRBA会合

(豪ドル米ドル4時間足)



本日13時半に発表されるRBA 政策金利は2.25%から2.0%へ0.25%引き下げが予想されている。
先週後半に発表されたニュージーランド中銀RBNZ会合声明文では追加緩和の可能性が示されNZドルが下落に転じた。豪ドルもこの動きに攣られ200ポイント余り下落に転じていることから、既に利下げを織り込んだと考えてよいだろう。
発表後の声明文で、更なる追加緩和が示されるようであればもう一段売りが強まるとみるが、その可能性はかなり低いだろう。

ここにきて、中国は景気刺激策を行っており原油価格も1バレル60ドル近くまで上昇。豪ドルにとってはポジティブ材料が出始めている状況となっている。
今回の利下げで金利の打ち止め感が高まる可能性もあり、そろそろ買い場を探りに行きたい。唯、今日は東京が休場のため薄商いとなることから投機筋の損切りを狙った動きも出やすいため、振り回されないように注意したい。

豪ドルドル予想レンジ:0.7920~0.7740(61.8%)

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