ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2015-05

[全般]日米欧金融政策の動きに注目

先週発表された米国4月の経済指標は軒並み予想を下回るものとなり、米国利上げ時期が遅延するとの見方が広がった。
先週発表の米4月小売売上、PPI、そして週末に発表された鉱工業生産と5月のミシガン大消費者態度指数が予想を大きく下回ったことでドル全面安となった。これで6月の米利上げの可能性はほぼなくなり9月以降という見方が市場のコンセンサスとなった。これを受け、NY株式市場には安心感が広がりリスク選好の動きが強まると同時に米長期金利は低下。ドルは結果的に長期にわたったドルロングの調整売りの動きが依然として継続しそうだ。
今週は米住宅関連指標やCPIの発表とともにFOMC議事録が公開される。予想を下回る結果が続いただけに、今週は予想を上回るような指標結果となればドルの買い戻しのきっかけになりやすい。一方、FOMC議事録で利上げに対するハト派的な見方が示されるようであればドルの売り戻しが更に強まる可能性もある。ドル調整売りの流れを止めることができるのかを見極める週となりそうだ。
一方、日本では黒田総裁が現時点で更なる追加緩和の必要性を否定したものの、日銀は付利金利引き下げを含むあらゆる手段を排除しないとの報道で円売りが強まった。
結果的に、ドル円は円売りとドル売りの綱引き状態が続きレンジ相場が続いている。
今週は日銀会合が開かれることから、付利金利報道を裏づけるものが示されるとの期待が高まるだけに、何も示されない場合には円の買い戻しが強まるリスクが高い。

先週はドラギ総裁が長期にわたって量的緩和の必要性を示したことで、上昇が続いたドイツ金利は落ち着きを取り戻した。しかし、ユーロショートの巻き戻しの勢いは強く、ユーロは対ドルでほぼ高値圏で引けてきている。
ドイツ金利の上昇は米国や日本の金利にも影響を与えているだけに、今週発表のユーロ圏消費者物価指数やドイツZEW景況感に注目が集まる。
今週は日米欧それぞれの金融政策の温度差の違いがドル売りユーロ買い、そして円売りの流れに変化を与えるかを見極める週になりそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]保ち合い収束から下落リスク

(米ドル円8時間足)



ドル円は120円ミドルから118円ミドルでの狭いレンジ相場が続いている。
先週のドル円は米雇用統計が予想通りの結果となったことや中国の政策金利引き下げを受け底堅い動きで始まった。しかし、その後発表された4月の米経済指標が予想を下回ったことで米利上げ時期が遅延するとの見方が広がりドル円は119円を割り込む場面も見られた。先週末には日銀は追加緩和において付利金利引き下げを含むあらゆる手段を排除しない方針であるとの報道が流れたことで119円後半まで上昇したものの120円にも届かなかった。その後発表された経済指標が予想を下回ったことで再び119円前半まで押し戻された。
結果的にレンジの上限と下限をブレークするまでには至らず、むしろ三角保ち合いが縮小してきている。
今週は日銀政策会合が開かれるが、既に付利金利の話が出た後という事から、それ以上のものが示されないようであれば寧ろドル円の失望売りが強まるとみる。
ただ、レンジの下限となる118円30銭付近はフィボナッチの61.8%戻しでもあり、この3か月余りの間に何度も跳ね返されたレベルであり、抜けるのは難しい。このレベルの手前からは買いを入れておきたい。

今週のドル円予想レンジ:120円50銭(5月5日高値)~118円30銭(61.8%)

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[ポンド円]ダブルトップ形成か上抜けかの正念場

(ポンド円週足)



ポンド買いの勢いが止まらない。
英国総選挙で与党が単独で過半数を獲得したことでポンド買いの勢いはさらに強まった。
先週のBOE政策会合では現行の緩和政策維持を決定したものの、次の政策金利変更は利上げであると全会一致であることを明らかにした。また、先週発表の鉱工業生産が予想を上回ったことや失業保険申請件数も下回ったことなどからポンド買いの勢いを加速させている。
ドル円がレンジ内での狭い動きが続く中で対ドルでのポンドの買いが強まり、結果的にポンド円は188円58銭まで上昇。
リーマンショック後の高値を付けた昨年の12月の189円70銭に迫る勢いだ。
この間のポンド円は175円付近を底にネックラインとなる185円を上抜いたことでダブルボトムを形成しているのも買いの安心感を与えている。
ただ、今回もし190円を上抜け出来ないようであれば反対にダブルトップを形成することになる。
抜ければ新たな上昇ステージに入るが、跳ね返されるようであればこれまでの上昇の修正圧力が高まる。

今週のポンド円予想レンジ:189円90銭(BB上限)~184円80銭

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[豪ドル円]下げも限定的、買い場探し

(豪ドル円日足)


(豪ドル円4時間足)

AUD_JPY_20150518_4jikanashi.jpg


先週はアセンディング・トライアングルの上限となる96円を上放れたことから買いの勢いが高まり97円30銭まで上昇。このレベルは今年一月につけた最高値96円36銭とほぼ同レベルの面合わせとなり跳ね返された。一先ず保ち合いの上限となる96円付近で下げ止まったが、このレベルを下回るようであればもう一段の調整売りが強まるレベルでもある。
今週火曜日にはRBA議事録要旨が公開され、今後の追加緩和の可能性が示されるとみられる。ただ、市場は既にそれを織り込んでいることもあり、発表後の下げが限定的となれば再度買いを入れてくるとみる。
金曜日には中国の5月PMIが発表されるが、結果次第では豪ドル買いに安心感が広がりそうだ。
ドル円もレンジの下限に近付いていることもあり、下げたところでは買いを仕込んでいきたい。

今週の豪ドル円予想レンジ:97円70銭(日足61.8%)~94円50銭(4時間足38.2%)

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