ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2015-05

[全般]ドル上昇期待と反動

先週はまちまちな米経済指標の結果の中でも好調な数字に反応を示すなど、米利上げを背景に利上げ期待を改めて示すものとなった。
今週もその流れを引き継ぐとみられるが、一つセンチメントが変われば一転してドル売りが強まるといった不安定な状況でもあり、予断を許さない。
先週末に発表された米4月コアの消費者物価は0.3%と予想の0.2%を上回ったことでドルは全面高となった。発表前にはドルロングの巻き戻しが入っていただけに、新たな買いが入りやすい状況でもあった。その後もイエレン議長が年内に利上げを行う可能性を示したことや、第1四半期以降は景気が強くなるとの見通しを示したこともドル買いを誘った。
一方で、ユーロはギリシャ問題への懸念も重なり、ユーロ主導で始まったとも言える今回のドル高の流れを更に加速する結果となった。

円に関しては日銀の追加緩和期待は後退し、クロス円では円買いの動きが強まったものの、ドルの上昇が円高を上回ったことでドル円は高値圏での引けとなった。
今週は米利上げ期待を背景にドル高の流れは継続とみるが、今週発表される経済指標の結果次第ではドル売りに転じる可能性もある。市場は1-3月の悪天候などの影響の反動を期待していることから、指標の悪化が重なればセンチメントが楽観から悲観に変わりやすい。
特に、4月のコア耐久財受注は前回発表時にはドル売りからユーロが上昇に転じただけに注目される。また、住宅関連指標も先週の住宅着工件数が極端に予想を上回るものとなりドル買いが一気に強まるきっかけになった。
また、今週はフィッシャーFRB副議長、ラッカーリッチモンド連銀総裁、ウイリアムズSF連銀総裁などの講演もあり、利上げ時期を巡りドル高の流れに変化が生じる可能性もある。
利上げ期待からのドル買い意欲は根深いものの、同時に株価の下落を伴うことから円高リスクも燻ぶる。
今週はドル上昇の反動に注意したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[米ドル円]ドル金利上昇と株安の綱引き

(米ドル円週足)

USD_JPY_20150525_shuashi.jpg

(米ドル円8時間足)

USD_JPY_20150525_8jikanashi.jpg

先週の米経済回復期待から改めて米国利上げの流れが意識されたことからドルが全面高となった。一方、株式市場は利上げに対する警戒感から上値が抑えられたことからクロス円を中心とした円買いの動きもみられた。
結果的にドルの上昇が円上昇の勢いを上回ったことでドル円は3月以来の121円ミドル近辺まで上昇。これまで続いた118円ミドルから120円ミドルのレンジの上限を抜けたことで強気のセンチメントが広がった。
一方、日銀会合では追加緩和の可能性が後退するなど、円売りの材料は見られないまま上昇するなど、ドル主導の相場展開が続いている。
狭いレンジから抜け出しただけにドル円の勢いは強く、市場は今年の高値となる122円01銭を再度試しに行きそうだ。
今週はそのドル高を支える4月の注目材料が目白押しとなる。
先週のドル高のきっかけとなったのは住宅着工件数だけに、ケースシラー住宅価格指数や新築住宅販売件数といった住宅関連指標には注目が集まる。また、耐久財受注や新規失業保険申請件数などが予想を上回るようであれば122円を試すきっかけにもなる。ただ、上値を失敗した時にはその反動からのドル売りが強まるだろう。
週足のボリンジャーバンドが122円付近に位置することから、このレベルの重さを確認するまではドル売りは控えたい。

今週のドル円予想レンジ:122円00銭~120円50銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ米ドル]ドイツ債利回り動向

(ユーロ米ドル日足)

EUR_USD_20150525_hiashi.jpg

先週はクーレECB理事の「流動性が低下する夏前に現在の量的緩和ペースを加速させる可能性がある」との発言でユーロは上昇から下落へ一気に転じた。ドイツ債利回りの上昇もただの反動としたことで金利も押し戻された。クーレ発言後にはノワイエフランス中銀総裁やノボトニー理事などの要人が相次いで追加緩和に対する前向きな発言を繰り返したこともユーロ売りを強める一因となった。
同時に、米住宅着工件数などが予想を大きく上回りドルが全面高となったこともユーロ売りを促した。

ギリシャ問題も燻ぶる中で、ユーロの下落は今週も継続して始まるとみるが、中長期でのユーロショートの巻き戻しがこれで終わったと思うのは時期尚早だろう。
欧州の景気回復が進んでいることや消費者物価指数が前年同月比ゼロ%にまで戻したことから、今の時点でECBが更なる量的緩和実施をする必要性に乏しい。

ユーロは昨年末に下落する直前の高値1.2570ドルから今年3月に付けた安値1.0460の半値戻しにあたる1.15ドルを目前にクーレ発言で売りに転じた。まるで、このレベルを上抜けると更に上昇するのを意識していたようなタイミングの発言だ。
ボリンジャーの中心線を下回ったものの、1.10ドルのサポートラインで下げ止まった。このレベルはフィボナッチ50%戻しでもあり今年3月から4月につけたダブルトップの天井圏でもある。このレベルを下回るようであれば61.8%戻しの1.0880が次のサポートになる。
ユーロ反転のサインとしてはユーロ下落のきっかけとなったドイツの長期債利回りの動向になる。

今週のユーロドル予想レンジ:1.5720~1.5600

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[豪ドル米ドル]米ドル中心の相場展開

(豪ドル米ドル日足)

AUD_USD_20150525_hiashi.jpg

先週公開されたRBA議事要旨では5月に利下げするか6月まで待つか議論したことが明らかとなった。結果的に5月に利下げをしたことで市場は当面売り材料が出尽くしたとみて豪ドル買いに向かった。5月14日から米ドル買いの動きが始まり豪ドルは天井を付けて、巻き戻しの売りが強まった。
今回の豪ドルの下落は米ドル買いが要因であり、特に売り材料があったわけではない。
今週もドル中心の相場展開が予想されるだけに、米経済指標や米長期金利などの動向に豪ドルは影響を受けやすい。
利下げを実施した5月5日の安値0.7780付近で下げ止まるようであればダブルボトムを形成することになる。
反対に、下抜けするようであれば昨年9月から始まった長期豪ドル下げのトレンドに戻って0.75ドルを再度試す展開が予想される。

今週の豪ドルドル予想レンジ:0.8000~0.7780(61.8%、5月5日安値)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME | 

注意喚起

店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する