ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2015-05

[全般]連休明けNY市場に注目

週明け東京市場は先週末の米コアCPIが予想を上回ったことや、イエレン議長の年内利上げ発言などからドル高の流れを引き継ぎ底堅い動きで始まった。
その円安の動きから日経平均株価も年初来高値を更新するとドル円も3月10日以来の高値を更新。
一方、大きく下落したユーロは一時1.1ドルを挟んで攻防が続く中、欧州時間に入るとドル買いユーロ売りで参入。1.1ドル台での売りは根強く、1.09ミドルまで売り込まれた。
この日、フィッシャーFRB副議長は利上げサイクルのスタートは経済指標としながらも、政策金利は2018年までに3.25%から4.0%に段階的に戻るとの見通しを示した。また、クリーブランド連銀のメスター総裁は雇用の改善が続くなかで利上げ時期が近いとし、先週末のイエレン議長発言を後押しするものとなった。
ドルは全般に底堅い動きとなったものの、この日はロンドンとNY市場が休場ということから値動きは限定的となった。
連休明けとなる本日のNY市場では米4月の耐久財受注やケースシラー住宅価格、そして新築住宅販売件数といった重要な指標発表が相次ぐ。3月までの悪天候などによる反動が期待されるだけに、市場の注目度は高まる。
予想以上の好結果となれば、イエレン議長の年内利上げ発言が更に市場に意識されることになりドル高を促しそうだ。
ただし、期待が高まっているだけに、予想を下回るようであれば先週からのドル高の一時的な修正も入ると思われるだけに、今日のNY市場での動きに注目したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]一目の雲のねじれ

(米ドル円日足)

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週明け東京市場は先週のドル高の流れを継いでドル円は底堅い動きで始まった。
日経平均株価も堅調なスタートとなりリスク選好の円売りも重なりドル円は朝方3月10日以来の高値121円78銭をつけた。午後に入り埼玉県の地震により一時円買いの動きも見られたものの、その後も底堅い動きは継続。
この日はロンドンとNY市場が休場という事もあり、その後は利益確定の売りに押され121円45銭まで押し戻された。総じて材料不足の中でおとなしい値動きが続いた。
今日は連休明けのNY市場で4月の耐久財受注や新築住宅販売件数といった注目の指標発表を控える。休み明けでポジション的には軽いスタートとなるため結果次第ではどちらにも振れやすい状況となる。
日足の一目均衡表の雲を見ると今日はねじれが生じている。ねじれはトレンド転換点になりやすいことから、一気に122円台に乗せる可能性が高い。
一方で、先週からのドル高の修正の売りも出やすいことから、今日のNY市場の動きに注目したい。

ドル円予想レンジ:122円00銭~121円00銭

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[ユーロ米ドル]スペインがユーロの新たな足枷

(ユーロ米ドル日足)

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先週からのドル高の流れを継いだユーロは週明け欧州市場でも上値の重い展開が続いた。
ドル高の動きに加え、この日はギリシャやスペインの問題も重なりユーロは1.1ドル付近での売りが目立った。
ギリシャの債務問題も燻ぶるなかで昨日はスペイン債利回りが上昇。25日に行われたスペイン統一地方選挙では与党が僅差で勝利したものの、緊縮財政に反対する新興政党に大きく票を奪われる結果となった。これを受けスペイン債利回りは大幅上昇。ユーロにとってギリシャに次いで新たな不安材料となる。
先週末のNY市場で発表された米CPI発表後にドルが上昇し、ユーロは強いサポートとみられた1.1ドルを下回った。昨日も1.1ドルに乗せたところでは売りが強まるなど、サポートがレジスタンスに変わった。
先週ユーロは下降トレンドを上抜け出来ずに反落。
1.1ドル付近はちょうどフィボナッチ50%戻しのレベルでもあり、今日のNY時間に発表される米経済指標如何では下げ止まりから、再度下降トレンドに向かって買いが強まる可能性もある。
反対に、上値の重さが確認されるようであれば、61.8%戻しとなる1.0880付近まで強いサポートはみえない。

ユーロドル予想レンジ: 1.1060~1.0880(61.8%)

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[南アフリカランド円]1-3月期GDP発表で下振れも

(南アフリカランド円8時間足)

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先週5月21日のSARB政策会合で現行の政策金利5.75%を据え置いたことからランド円は底堅い動きが続いている。日本の機関投資家による外債投資が拡大する中で南アランドは投資妙味のある通貨に映る。
今日発表の1-3月期南アGDPは前回の4.1%から1.5%へ大きく下方修正が予想される。
しかし投資先としてのランドの人気は高く、下げたところでは買いが待ち構えているとみる。
GDP指標発表で売りが強まるようであれば買い下がるつもりで少しずつ買いを入れていき、決して上値を買っていかないようにしたい。
一先ず、フィボナッチ38.2%戻しとなる10円09銭、そしてその下の50%戻しの10円02銭に買い注文を出しておく。

ランド円予想レンジ:10円20銭~10円09銭(38.2%)

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