ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2015-06

[全般]米雇用統計控えドル売り円売り

昨日の東京市場ではドル円が当面の節目とみられていた1ドル125円を12年半ぶりに突破。その後は利益確定の売りに押されるなど、一先ず達成感が広がった。
欧州市場が始まったところで欧州委員会の幹部がギリシャ債権問題に楽観的な見通しを示したことでユーロ買いからスタート。また、この日発表のユーロ圏HICPが0.3%と予想の0.2%を上回り6か月ぶりに上昇したこともユーロの買い安心感に繋がった。
NY市場に入るとユーロが更に上昇。ギリシャの国際債権団は同国政府が提示する案に合意するだろうとの報道でユーロはショートカバーが一気に入り1.12近くまで上昇。その後ユーログループ議長が合意の可能性を否定したことを受け押し戻される場面も見られたがユーロの底堅さは継続。また、この日発表の米4月製造業新規受注がドル高原油安の影響を受け予想を下回ったこともドル売りを促した。
NY市場で米長期金利は上昇し株価が三指数ともに下落したことから市場は米利上げモードに入ったことを改めて認識し始めている。市場はそれを先取りした格好でドル高が進んだが、その調整の動きがここにきて強まり始めている。
ドル円が節目の125円を付けたことや、ギリシャ懸念の後退など一先ず楽観的な見方が広がったこともドルの調整売りに繋がっている。
最終的に年内の米国利上げ実施の可能性は高く、最後はドル高に戻るとみられるが、週末の米雇用統計を控えドル高調整の動きが今日も継続するとみる。

<ユーロやポンドの動きにも注目>
今日の欧州市場ではBOEやECB理事会が開かれる。
昨日は対ドルで下落が強まったことから今日もポンドやユーロの買い戻しの動きが継続するか注目。
欧州市場では物価の上昇や好調な企業業績、そしてギリシャ懸念の後退の動きがユーロの買い戻しに繋がった。ギリシャとの協議がここにきて煮詰まってきたことで神経質な展開も予想される。ただ、全般に楽観的な見方が広がっている。
下落が続いたポンドもユーロに攣られた格好でショートカバーが入りやすく、目先調整の動きが継続するとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]125円台乗せで達成感漂う

(米ドル円2時間足)



東京市場でドル円は当面の節目とみられていた1ドル125円を12年半ぶりに突破。125円07銭まで上昇。しかし125円台での滞空時間はほとんどなく、その後は利食い売りなどに押し戻された。特に材料があって買われたわけではなく、一先ず125円という大台を付けたことで市場には目先の達成感が漂う。週末の米雇用統計発表までは目先の天井になったとみられ、戻しは売りが並んでくるだろう。
欧米市場ではギリシャ懸念の後退などからユーロが買われたこともドル売りの動きを後押ししているだけに、ユーロの動きには注意が必要だ。
急速に上昇したドル高への警戒感が燻ぶる中でドル売りの材料に反応しやすいことから、短期的には戻し売りから入るようにしたい。

ドル円予想レンジ:124円50銭~123円30銭(50%)

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[ユーロ米ドル]ギリシャの懸念後退と物価上昇で大幅上昇

(ユーロ米ドル4時間)

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欧州時間に発表されたユーロ圏5月消費者物価指数が+0.3%と予想の+0.2%を上回るなど、6か月ぶりに上昇した。発表直後は動きがみられなかったが、その後ギリシャの国際債権団が同国政府の提示する案に合意するだろうとの報道でユーロの買い戻しの動きが強まった。
ユーロは1.10や1.1060付近にあった損切りを巻き込みながら1.1195まで上昇。その後ユーログループ議長がギリシャとの合意は依然として遠いなど、否定的な発言で一時押し戻される場面も見られた。しかし、合意に楽観的な見方が強いことや、物価上昇による追加緩和観測の後退などがユーロの買い戻しの動きに繋がっている。
今日はECB理事会が開かれるが、追加緩和への具体的な策が示されないようであればもう一段のユーロ買い戻しに繋がる。
テクニカル的にみると、1.1210付近はフィボナッチの38.2%戻しであり、5月22日に付けた高値でもあることから一旦は売りが並ぶ。ただ、買いの勢いは強く、ギリシャ問題の合意に向けた動きなどから上抜けの可能性は高い。
1.13ドル付近が次のレジスタンスになる。

ユーロドル予想レンジ:1.1320~1.1100

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[豪ドル米ドル]一目の雲のねじれで下落から上昇に一転

(豪ドル米ドル日足)

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相場の転換を示すサインとして知られる一目均衡表の雲のねじれが昨日は対ドル対円でみられ、豪ドルは下落から上昇に転じた。
昨日の東京時間に開かれたRBA会合では現行の政策金利2%を据え置くことで一致。声明文では「米ドルに対してこの一年堅調に下落したが、その他の通貨バスケットに対してはさほど下落していない」「商品価格の著しい下落を考慮すれば一段の豪ドル安の可能性と必要性がある」と、これまでの内容と大きな変化は見られなかった。しかし、今後の追加緩和へのヒントが示されなかったことを受け市場は一気に豪ドル買いに動き出した。
ちょうど、その直前にドル円が125円を付けた後にドル売りが強まっていたことも豪ドル買いを加速させる要因となった。
NY市場でドルが更に下落したことを受け豪ドルは雲のねじれの生じた0.7730を上抜いて0.7782まで上昇。ほぼ高値圏でNY市場を引けてきた。
豪ドルの上昇の勢いは続いていることから、今日発表の豪州1-3月期GDPや中国HSBCサービス業PMIなどが好結果となればもう一段の豪ドル買いに拍車がかかりそうだ。

豪ドルドル予想レンジ:0.7820(61.8%)~0.7730

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