[全般]ギリシャ国民投票と連休控えポジション調整進む
6月の非農業部門雇用者数は+22.3万人と予想の+23.3万人を若干下回ったが、4月5月分が下方修正された。また、平均時給額も前月から横ばいと、予想の+0.2%を下回った。
同時に発表された新規失業保険申請件数も28.1万件と予想の27.0万件を上回る悪化となったことでドルは全面安となった。一昨日発表されたADP雇用統計が予想を上回っていただけに発表前はドルが買われたことから失望売りも見られた。
この程度の予想の違いであれば通常ここまでドル売りが進むことはない。ただ、米国独立記念日による連休に入ることや、5日のギリシャの国民投票を控えポジション調整が入ったとみられる。
今回の雇用統計は緩やかな雇用の改善を示すもので、市場では利上げ時期が9月から12月に遅れるとの見方が強まった。しかし、失業率は低下しており、今週発表の他の経済指標も好調な米国経済を示しており9月の利上げの可能性は尚残る。
<ギリシャの国民投票>
5日の国民投票では緊縮財政にYESの可能性が高いと言われ、そうであれば再びドル高円安の動きが強まりそうだ。しかし、万が一NOとなればユーロ圏離脱観測から円買いユーロ売りの動きが再び加速する可能性もある。
選挙は水物と言われるだけに何が起こるか分からない。
来週明けのシドニー市場は今週同様にNY終値と大きくかい離して始まる可能性もあり、今日のマーケットは慎重な動きにならざるを得ない。しかし、ギリシャは既にデフォルト状態であり、市場は最悪のシナリオを大方織り込んだとみてよい。
従って、選挙の結果いかんに関わらず、リスクイベントが終わればいずれ円安地合いに戻るとみている。
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[米ドル円]米雇用統計後の調整売り

東京市場でのドル円は好調な米景気指標に支えられ、日米株価上昇による円売りの動きが続いた。また、前日発表されたADP雇用統計が予想以上の伸びを示したことでこの日発表の米6月雇用統計へ期待が高まりドル円は発表直前に123円70銭まで上昇。
しかし、結果は予想を若干下回り、過去2か月分も下方修正された。また、労働参加率も金融危機以降最低となったことでドルは全面安。ドル円も失望売りが強まり122円96銭まで下落した。
雇用指標自体はドル売りがここまで進む内容ではなく、米国が連休に入ることや、週末のギリシャ国民投票を控えドル売りはポジション調整によるものと考えられる。
ギリシャ投票結果がNOと出れば週明けシドニー市場では今週と同様にドル円の売りが先行するだろう。ただし、既に最悪のシナリオを想定した売りが出ただけに今回の下値は限定的となり、買いのチャンスとみることもできる。
いずれにしても、今日はポジションを出来るだけ少なくするか、或は損切を入れてドルロングで迎えるのはどうだろう。
ドル円予想レンジ:123円60銭~122円90銭
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[ユーロ円]三角保ち合いの収束

東京市場ではギリシャ問題も一先ず5日の国民投票結果が出るまでは落ち着きを取り戻した。その結果日米株価は堅調な地合いとなりリスク選好の円売りが進んだ。
しかし、NY時間に発表された米6月雇用統計は予想を下回ったことからドルが全面安。ユーロ円も136円後半から一気に前半まで下落。
NY株価も連休前という事もあり三指数ともにマイナスとなり、円の買い戻しが全般に強まった。
今日から米国が連休に入ることや、5日のギリシャ国民投票を控え、ユーロ円の値動きは狭まると予想される。
テクニカル的にみると三角保ち合いが収束してきたことでどちらかに放れやすくなっている。時間的には選挙結果が明らかとなる来週月曜日の市場に持ち越されるとみる。
来週明けシドニー市場でユーロ円は結果次第でどちらかに大きくかい離して始まるだろう。緊縮財政に国民がYESと答えるとみられているだけに上昇に転じる可能性の方が高い。損切りを入れながら軽くユーロロングポジションで迎えてみるのはどうだろう。
ユーロ円予想レンジ:137円20銭(50%)~136円20銭
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[ポンド米ドル]半値戻し達成

昨日のロンドン時間に発表された英国6月建設業PMIは58.1と予想の56.5を上回ったことでポンドは上昇に転じた。一昨日の製造業PMIが予想を下回り下落した時とは全く反対の動きとなった。しかし、その後は米雇用統計への期待からドル買いが進みポンドは再び下落。雇用統計発表直前には1.5560まで売り込まれた。このレベルはボトムからトップまでの50%戻しのレベルでもあり下げ止まった。
その直後に発表された米雇用統計が予想を下回ったことからドル売りが一気に進みポンドは1.5635まで上昇。その後は1.56ドルを挟んでのもみ合いに入っている。
一先ず半値戻しを達成したことで、再び上昇が始まるチャンスでもあり注目したい。
ポンドドル予想レンジ:1.5700~1.5550(50%)
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