[全般]ギリシャと中国株不安からリスクオフの円買い
下落が続く上海総合指数は中国政府の度重なる支援策も空しく6%近い下落となった。それも、半数の銘柄が取引停止となる異常な動きに市場は今後も下落は継続するとの見方は根強い。
この動きは欧州から米国の各市場に不安感をもたらすなどリスク回避の動きが高まった。また、NY取引所ではシステム障害で一時取引がストップ。サイバー攻撃の可能性も指摘され、円が更に買われるなど神経質な動きが目立った。
一方、ギリシャはEUに対し緊縮財政策と引き換えにESM(欧州安定メカニズム)に融資を要請。EUは12日の首脳会議で最終的な結論を出す。
<FOMC議事録要旨の公開>
NY時間にはFOMC議事録要旨が公開された。
多くのメンバーは利上げに更なる情報が必要であるとし、リスク要因としては個人消費の低迷やドル高が挙げられた。また、ギリシャの債務問題や中国景気低迷にも懸念が示された。
全般的にハト派色の強いものとなり米長期金利は低下し、NY株価も下げ渋った。
今後の米雇用や消費関連指標に注目が集まりそうだ。しかし、今の時点ではギリシャや中国情勢がFRBの金融政策にどこまで影響するか市場の注目は集まる。
混迷の続くギリシャ問題が他の市場まで飛び火するなど不透明感が拡大するなかで、市場には負のスパイラルが起き始めようとしている。市場の不安心理が増幅するなかで、暫く上下に荒っぽい動きが続きそうだ。
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[米ドル円]中国株価下落で円買い継続

前日のNY株式市場は三指数ともに小幅下落となり、東京市場でドル円は堅調な地合いが期待されていた。しかし、中国株価が下げ止まらず日本株も下落幅を拡大するとドル円の下げは加速。週初につけた安値121円80銭を割り込んだところで損切りを誘発。
その後NY株式市場三指数ともに大幅下落したことでリスク回避から安全通貨の円が全面高となった。
また、この日公開されたFOMC議事録要旨では全般にハト派色の濃いものとなりドルの長期金利は低下。ドルも全面安となったことでドル円は5月19日以来の安値120円47銭まで下落した。
ギリシャ問題が燻ぶる中で中国株下落が市場の不安心理を増幅。この不安感は簡単に払しょくできるものではなく、今日も一段の下値を試す展開が予想される。
ただ、週足チャートでみるとボリンジャーバンドの中心線では過去何度も跳ね返されている。一時的な120円台割れはあっても滞空時間は短いものとみる。
ドル円予想レンジ:121円20銭~119円90銭(5月19日安値)
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[ユーロ円]ギリシャ問題の後は中国

ギリシャはEUに対して年金改革や税制改革の一部実行などの緊縮財政策と引き換えにESMの新たな融資を要請。9日に詳細を提出し12日のユーロ圏首脳会議で最終協議を行う。これを受け市場は一先ずユーロ離脱回避への期待も高まりユーロは対ドル対スイス、対ポンドといったクロスの巻き戻しが目立った。全般にユーロ売りは収まったものの、ドル円の下落が激しく、結果的にユーロは対円で下落。しかし、一先ず一目の雲の下限で下げ止まった。このレベルは5月26日に付けた安値付近でもあり、ヘッドアンドショルダー(H&S)のネックラインでもある。このレベルを下回るようであれば損切りの売りを巻き込み更なる下落失望売りが加速する恐れがあるので注意したい。
反対に、もしこのレベルで下げ止まるようであれば右肩の高値レベルである137円付近までの戻しが期待できそうだ。
ユーロ円予想レンジ:134円50銭~133円10銭(雲の下限)
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[豪ドル円]中国株価下落で豪ドル売り圧力

中国政府の相次ぐ株価対策にも拘わらず上海総合指数の下げが止まらない。
昨日も株価は6%近く下落し、更に取引停止銘柄が半数近くなるなど異常な状態となった。バブル崩壊の危機との見方が現実味を帯び始める中で、世界経済に対する不安感も増してきた。中国景気減速で最も影響を及ぼすとみられている豪州の売り圧力が強まった。
豪ドル円は今年2月に付けた最安値となる89円37銭の手前89円45銭まで下落している。このレベルで下げ止まれば一先ず市場に安心感が戻る。ただ、中国株の下落が止まる見込みは薄い。
中国株価の下落を止めるには政府による取引停止という手段もあるが、それであれば更に中国への懸念が増幅しかねない。いずれにしても、豪ドル円の下落リスクが続く状況に変わりはない。
89円37銭を下回ると次のサポートは昨年4月に付けた安値88円20銭が意識される。
豪ドル円予想レンジ:90円00銭~89円00銭
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