ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2015-07

[全般]異なる米国と各国金融政策の違い明確に

混沌とした状況が続いたギリシャ問題も先週で一区切りが付き、中国株価の下落も収まった。市場には安心感が広がるとともに米経済や金融政策に注目が移りドルが全面高となった。
先週末にEUがギリシャに対し3年間で820億ユーロ超の新たな金融支援手続きを開始。更に、71.6億ユーロのつなぎ融資も決めたことでユーロ圏離脱やデフォルト懸念が後退した。
また、大幅下落となった中国株式市場も政府の力づく支援により下げ止まるなど、一先ず市場に燻ぶるリスクは後退した。
イエレンFRB議長が改めて年内利上げの可能性を強調したことでドルが上昇。
発表された米経済指標も予想を上回るものが多く、9月の利上げの可能性も残された。
それに対して、各国中銀の金融政策もここにきて明確になってきた。
英国はカーニーBOE総裁やその他のメンバーが利上げの時期が近づいていることを示唆。米国と唯一同じ引き締め方向にあることから、ドルに次いで強い通貨の一つとなった。
一方、カナダは政策金利を引き下げるなど、米国とは真逆の動きとなりカナダドルは急落。
ECB理事会ではギリシャ関連の話が主な議題となったものの、ドラギ総裁は量的緩和も含め今後必要ならあらゆる手段をとると発言。
日銀の黒田総裁も来年前半には2%の物価目標達成に強気の発言をするなど、これまで通り緩和継続姿勢を示した。しかし、当面追加緩和の可能性が後退したことで円は全般に緩やかな上昇となった。
今週は主要各国の議事録要旨が公開されることから、それぞれの金融政策スタンスを再確認する週になる。
21日は日銀や豪州RBA議事録要旨が公表され、豪ドルの波乱要因となる。
次の日の22日にはBOE会合の議事録要旨が公表されるが、改めて利上げの可能性が示唆されるようであればもう一段のポンド買いが進む可能性が高まる。
また、23日はニュージーランド中銀RBNZと南アフリカ中銀SARBの政策会合が開かれる。RBNZによる利下げが予想される一方で、SARBは利上げが予想されるなど、それぞれ真逆の政策スタンスが示される。
今週は米国金融政策に対し、異なる各国金融政策の違いが明確に示されることでそれぞれの通貨の方向性が見えてくる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]125円のレンジ上限を試す展開

(米ドル円日足)


ギリシャ債務問題や中国株下落でドル円は一時120円ミドルまで下落。先週はそれらの問題が一先ず落ち着きを取り戻したことでドル円は下落前のレベルに戻った。
6月初旬に日銀黒田総裁の円安けん制発言でドル円は125円台を意識。その後続いた122円ミドルから124円ミドルのレンジ相場に再び戻る可能性が高い。
ただ、122円ミドルの底値を見たことで、底値の堅さを確認したことから次は上値の重さを試す展開が予想される。谷深ければ山高しではないが、今週は125円を抜けていけるか注目。もし、抜けたところで当局からのけん制発言などがなければ今年最高値となる125円84銭も視野に入る。ただし、ここからの上昇は円安ではなくドル高材料が必要だ。今週発表の住宅関連指標には目が離せない。

今週のドル円予想レンジ:125円00銭~122円80銭(38.2%)

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[ユーロ米ドル]ユーロ下落の限界

(ユーロ米ドル日足)


EUがギリシャに対し3年間で820億ユーロ超の新たな金融支援手続きを開始し、71.6億ユーロのつなぎ融資も決めたことでユーロ圏離脱やデフォルト懸念が一先ず後退した。
しかし、ユーロの上昇には繋がらず、寧ろ下落に転じるなど予想とは反対の動きになった。ユーロ売りの要因として考えられるのはユーロ金利の低さに対し、ユーロキャリーの売りが強まったという見方もある。同時に、先週はイエレンFRB議長が年内の利上げを強調したことで金融政策の違いからの売りとみられる。しかし、それにしても、ギリシャというユーロ最大ともいえる危機が去ったことはユーロにとって買い材料になる。
ユーロの長期的なショートは依然として残るなかで下値もそろそろ限界に近付いているとみる。
ボリンジャーバンドの下限でバンドウォークが続いているものの、ストキャスティクスは下限に近い。5月27日に付けた1.08前半で下げ止まるようであればダブルボトムを形成。
下抜けすれば新たな下落の始まりとなり1.05ドルを目指すリスクもあり注意したい。

今週のユーロドル予想レンジ:1.0940~1.0815(5月27日安値)

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[NZドル円]利下げ後に一時的反転も

(NZドル円時間足)

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(NZドル円週足)

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NZドルの下落が止まらない。
今週23日に開かれるニュージーランド中銀RBNZ政策会合では政策金利を3.25%から0.25%引き下げると予想される。市場は既に利下げを織り込みながらNZドル売りを強め対ドルでも0.6497まで売り込んでいる。このレベルは2009年6月以来の安値でもあるが、下げ止まる気配は未だに見られない。
しかし、短期的には既に売り材料にも出尽くし感があり、実際に利下げを行えば一時的な買い戻しが入るとみる。
反対に、もし利下げを見送ったとしても買い戻しが入ることに変わりはない。しかし、次の利下げ期待が残るだけに売り圧力は今後も継続。
ただ、利下げを実施したとしてもNZドル売りはスワップ金利を支払う事から、長期保有は避けて短期決戦で臨みたい。

今週のNZドル円予想レンジ:81円70銭~80円00銭

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