[全般]ユーロを中心としたポジション巻き戻し
日経平均株価も上昇して始まったことでドル円は124円半ばまで上昇。しかし、その後は利食い売りなどに押されて伸び悩んだ。
欧州市場ではユーロが対ドルで下げ止まったとの見方が強まり買いが先行。ユーロショートの巻き戻しが入るのを機にクロス円なども一斉に上昇に転じた。
NY市場では更にこの動きが加速。米長期金利が低下したことからドルが全面安となりユーロ円やユーロポンドといったクロスの巻き戻しが進んだ。
特にこれといった材料は見られず、単にユーロを中心としたポジション調整の動きが入ったとみられる。
NY株式市場も三指数ともに下落。IBMやユナイテッドテクノロジーズなど代表的なダウ銘柄の企業決算が冴えない結果となったことを素直に反応した格好だ。
また、黒田総裁が国内のインフレ率が数か月でかなり加速するとコメントしたことからドル円も急落するなど、ほぼ全通貨に調整の動きが入っている。
今日もユーロを中心としたポジション調整の動きが継続するとみられるが、あくまで調整の域を脱しないとみる。
米国の利上げが9月に実施されるとの見方が強まったことで、株や債券などへの影響も懸念される。市場は徐々に神経質な展開に入る可能性が高く、ドル以外の材料にも反応しやすくなっている。
今日は英国MPC議事要旨の公開や米6月中古住宅販売といった指標発表を機に一段のポジション調整が入りやすい。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]レンジの上限で反落

連休明け東京市場は米早期利上げ期待や日経平均株価の上昇などでドル円は底堅い動きで始まった。
中国株価も上昇するなどリスクオンによる円安も重なりドル円は引けにかけて124円47銭まで上昇。しかし、124円ミドルというのは6月10日の黒田日銀総裁の円安けん制発言により下落する直前のレベルでもあり意識された。このレベルはレンジの上限でもあり利食い売りなども入り上値を抑えられた。
NY市場に入り米長期金利が低下したことからドルは全面安。ドル円も断続的に損切りを巻き込みながら123円77銭まで下落した。ユーロも対ドル対円で上昇に転じたことで各通貨ペアでもポジション調整の動きが活発化した。
7月8日に付けた安値120円ミドルから始まった上昇トレンドも目先終了した可能性が高い。再度125円付近の上値を試しに行くにはもう暫く時間調整が必要だろう。
ドル円予想レンジ:124円20銭~123円30銭(50%)
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[ユーロ米ドル]ダブルトップのネックラインを意識した買い

ギリシャ問題が後退したもののユーロ売りが続くという不可解な相場が続いた反動が出始めた。
昨日はユーロに関して特に材料があったわけではなく、テクニカル的な動きでユーロが反発したと考えられる。
昨日も書いたように、1.14ミドルでダブルトップを付けて下落し、そのネックラインとなる1.08を下抜け出来なかったことが今回の上昇に繋がったとみる。
ユーロは対ドルだけではなく対円や対ポンドでも買い戻しの動きが強まった。
昨日のユーロは対ドルで150ポイント余り上昇。その他のユーロクロスの買いもあり、短期的な下値戻しも限定的となりそうだ。
NY市場ではドル全面安の展開となっており、それもユーロの押し上げ要因となった。
ダブルトップにあたる1.14ミドルから下落したユーロショートはまだ解消されていないとみられ、上昇の動きは継続。
ユーロドル予想レンジ:1.1050(38.2%)~1.0870
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[ポンド米ドル]MPC議事要旨に注目


欧州時間に入りユーロポンドショートの巻き戻しが強まったことでポンドは下げ足を速めた。7月14日にカーニーBOE総裁の利上げ時期は近づいているとの発言で上昇した調整の売りも重なった。昨日のNY市場でドルが全面安となってもポンドは寧ろ売りが強まるなど、もう一段調整の動きは継続するとみる。
NY市場の終わりにかけて再びカーニー総裁は「より高い政策金利が来年必要とされる」と発言したが市場への影響は限られている。
しかし、日足チャートでみると中期的な上昇チャネルは継続しており、調整売りが終われば再び買いが強まるとみる。そのタイミングはユーロポンドの買いが一巡する時でもある。
今日のロンドン時間にはMPC議事録が発表されるが、利上げ観測は既に織り込んでいることもあり、上昇のきっかけにはなりにくい。
下値サポートは2時間足チャートでの50%戻しの1.55ドルとみるが、もしこのレベルを割り込むようであれば7月15日の上昇前のレベルである1.54ミドルが次のサポートになる。
下値を確認したところでは買いを入れていきたい。
ポンドドル予想レンジ:1.5630(日足50%)~1.5500(2時間足50%)
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当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
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