[全般]ポジション調整の動き継続
ドル円は東京市場で下げ幅を拡大し123円ミドル付近まで下落。その後は買いが入ったものの124円台が重石となっている。ユーロドルも1.09後半まで上昇後押し戻されたものの底値は切り上がるなどドル高やユーロ安といった動きの調整が続いている。
商品市場でも大きな変動の動きがみられる。
原油価格は1バレル50ドルを割り込み4月初旬以来の水準に下落。週間在庫が予想を上回ったことやイランが原油在庫放出の準備に入ったことが要因とされる。しかし、これまで何度かこのような状況がみられたが、今回下げ止まり感がなかなかみられない。
金価格の下落も止まらない。10日連続で下落が続いており1100ドルを5年ぶりに下回った。中国上海市場で纏まった売りが散見されたことや、ファンドなど投機筋と思われる売りが目立っている。金下落の背景にはギリシャ債務問題が後退したことなど市場が安定したためとの見方もある。しかし、これらの動きは米国金融政策の大きな転換時期が迫っていることが要因とみる。米金利の上昇は金利のつかない金にとって長期保有は不利になる。原油価格もドル高は下落の大きな要因となる。
9月にも米国利上げが実施されるとの思惑があらゆる市場調整の動きを活発化させていると思われ、投機マネーがドルに流れてくることを示唆するものかもしれない。
昨日のNY時間に発表された米6月中古住宅販売は549万件と予想の540万件を上回り8年ぶりの高水準となった。価格も過去最高を記録するなど、雇用の伸びや景気回復が示された。米国企業決算も総じて好調な結果を示しており、早期利上げの可能性は高まる。
一方で、米長期金利が上がらないのは、まだ市場の調整が続いているという事を示すものだ。
いずれ各国金融政策の違いに焦点が戻るとみるが暫くこれらの調整の動きは継続するだろう。その間は発表される材料に対して素直に反応しないことが多いので注意したい。
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[米ドル円]124円台の売り

東京市場では前日のドル高調整の動きから上値の重い展開で始まった。また、日経平均株価の下落も円買いの動きを強めドル円は一時123円57銭まで下落した。しかし、潜在的なドル買い需要は根強く、123円ミドルから下に買いが並び下げ止まった。
NY時間に発表された米6月中古住宅販売が予想を上回り8年ぶりの高水準となったことで124円台に押し戻された。しかし、NY株価三指数ともに下落したことから円買いに反応。また、米長期金利が低下したことでドル全般に売りが強まりドル円は再び123円台に低下。
今日の日経平均株価も下落して始まると予想されるだけにドル円は上値の重い展開で始まるだろう。
目先ドル高や円安調整の動きが続くとみられるが、ドル上昇トレンドに変化はなく、下げたところでは買いを入れておきたい。
ドル円予想レンジ:124円20銭~123円30銭(50%)
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[NZドル米ドル]利下げでショートカバー


早朝に開かれたニュージーランド中銀RBNZ政策会合で政策金利を現行の3.25%から3.0%に引き下げを決定。声明文では「ある時点で追加利下げの可能性が高い」「NZドルの一段の下落が必要」など、更なる下落の可能性を示した。
しかし、市場は既に0.25%の利下げを織り込む形でNZドルを売り込んできたことから、発表と同時にショートカバーによる買いが入り上昇。この時間帯は最も流動性が低いだけに通常よりも激しい動きとなった。
市場の流動性が戻り始めれば窓を埋めに入るとみるが、一先ず目先の売り材料が出尽くしたことでもう一段の上昇が見込める。
しかし、ボリンジャーバンドは依然として下降トレンド継続中であり、中心線に近づいたところでは売りを出しておきたい。
NZドルドル予想レンジ:0.6665(61.8%)~0.6590
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[豪ドル円]もみ合い継続

昨日の東京時間に発表された豪州4-6月期CPIが0.7%と予想の0.8%を下回った。発表直後は数字に反して上昇したがすぐに下落へ転じた。ドル円の下落が豪ドル円を押し下げたためだ。豪ドルも同時に対ドルでも下落しており、豪ドルクロスの売りが入ったことを示すものだ。資本の売りが出た可能性もあり豪ドルの上値は抑えられそうだ。
一方、中国株価は昨日で5日連続の上昇となっており、目先豪ドル下落の懸念は薄まっている。ただ、石油などコモディティー市場は軟調な地合いが続いており、豪ドルを積極的に買う材料も見当らない。
当面92円ミドルから91円のレンジ内での動きが続くとみるが、下値リスクは常に付きまとう。レンジの上限に近づいたところでは短期的に売りから入りたい。
豪ドル円予想レンジ:92円00銭~91円20銭(38.2%)
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