[全般]上海株急落で円高、米金利低下でドル安
アジア市場では最初大きな動きがみられなかったが、引けにかけて上海総合指数が急落。中国政府が市場機能に委ねるとして、資金引き上げ観測が広がった。また、停止していた株式が相次ぎ売買再開となり、一気に売りが加速。8.5%下落したことを受けリスク回避による円買いの動きが強まった。
欧州市場が始まったところではユーロが対ポンドで急激に上昇したことからドル売りの動きも加わった。
NY市場でも株式市場三指数ともに下落し、その資金が債券市場に流れ込み長期金利が低下。これを受けドル売りが更に強まり、結果的にドル円も123円付近まで売り込まれた。
原油価格も1バレル47ドル台に下落するなど、コモディティー価格の低下など各市場ではポジション縮小と思われる動きが目立っている。
これらの動きは米国が7年ぶりに利上げに踏み切るという政策転換に伴う影響とみられる。
特に中国を中心とした新興国の景気減速がコモディティー価格や株価の下落を引き起こしたと考えられる。それらの資金は米国債や日本円といった安全資産に流れ込んでいるとみられる。しかし、これらの動きも9月利上げ観測が高まる中で明日のFOMC会合を意識した動きと考える。
会合後の声明文で特に9月利上げを示唆するものが見当たらないようであれば今の相場の巻き戻しが強まることになりそうだ。
明日のFOMCを控え今日も市場は神経質な展開が継続。特に今日の上海総合指数には注目が集まる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]リスク回避の円買い

先週末に発表された米新築住宅販売件数が予想を大きく下回ったことでドル売りが強まった。週明け東京市場はその動きを引き継ぎドル円は上値の重い展開で始まった。
東京市場の引けにかけ上海総合指数が大幅急落したことを受けドル円の売りが加速し123円26銭まで売り込まれた。安全通貨としての円買いが強まった。しかし、123円前半では新たな買いも入り一旦は押し戻されたが上値は重く、再び下落に転じた。
NY株式市場では三指数ともに続落。リスク回避から米長期金利が低下したことで円高と同時にドル安の動きが加わりドル円はこの日の安値となる123円01銭まで下落した。
その後は買い戻しが入ったものの、依然として上値の重い展開は続いている。
今日の上海総合指数の下落が更に強まるようであれば再度123円割れを試す展開が予想される。123円付近には一目の雲の上限が位置し、122円90銭は38.2%戻しとなり強いサポートとなる。もし、このレベルを下回るようであれば122円ミドルが視野に入る。
明日のFOMCを控え神経質な展開が続いているが、レンジの下限とみる122円ミドル付近で下げ止まりが確認できれば買いを入れていきたい。
ドル円予想レンジ:123円55銭~122円90銭(38.2%)
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[ユーロ米ドル]ユーロクロスの巻き戻し

欧州市場が始まったところでユーロは対ドルや対ポンド、そして対円でも纏まった買いが入り上昇。タイミング的にみると上海株の下落がきっかけとみられ、リスクの高まりからユーロキャリー取引の巻き戻しが入ったという見方もある。
また、明日のFOMCを控えポジション調整とみるところもあるが、いずれにしても1.08ドルから1.15ドルのレンジ相場は継続している。また、米長期金利の低下もユーロの下支えとなっている。
ボリンジャーバンドの中心線を超えたことで目先買いの勢いは続いており、フィボナッチの61.8%戻しとなる1.12ドルを目指す展開とみる。このレベルは7月13日の高値でもあり意識される。
ユーロドル予想レンジ:1.1200(61.8%)~1.0660(4月23日安値)
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[豪ドル円]中国株価下落で弱気センチメント再び

週明け東京市場では先週のNY終値を下回って始まったものの、ドル売りの動きが強まると上昇。全般に底堅い動きで推移する中、後場の引けにかけて上海総合指数が急落。これを受け豪ドルは対ドルで50ポイント近く下落。対円でも50銭近い下落となったが、下値では買いも見られ押し戻された。しかし、NY株式市場が三指数ともに下落したことを受けリスク回避からの円買いと豪ドル売りが同時に強まった。
結果的にこの日の安値となる89円52銭まで下落し、安値引けとなった。
途転のサインとなるパラボリックは既に売りに転じているが、7月9日に付けた安値付近の89円を下回るようであればもう一段下値を探る展開とみる。
反対に、ここで下げ止まるようであればダブルボトムを形成する。
豪ドル円予想レンジ:90円00銭~89円15銭(7月9日安値)
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