ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2015-08

[全般]鈍い経済指標への反応

週明け東京市場は材料の乏しい中で夏枯れ相場の始まりを示すような展開となった。
ただ、中国7月PMIが予想を下回り上海総合指数が三日連続で下落したことからリスクへの警戒感が広がった。
欧州時間に発表されたドイツやユーロ圏製造業PMIは予想をやや上回ったものの、ユーロは反対に下落。また、ほぼ同時に発表された英国PMIも51.9と予想の51.5を上回ったものの、こちらも売りが強まった。ユーロやポンドは指標結果とは関係なくポジションの巻き戻しのきっかけにされるなど、市場は素直な反応を示さないでいる。
NY市場でも同様の動きがみられた。
この日発表された米6月PCEデフレーターは0.1%と予想通りの結果となったが、ドル売りが強まった。発表前からドル円などの買いが先行していたことから、買いの材料とならなかったことで利食い売りを誘ったと思われる。
その後発表の7月ISM製造業景況指数は52.7と予想の53.5を下回ったが、既にドル売りが進んでいたこともあり反応薄となった。

一方、NY株式市場は三指数ともに下落。
中国PMIの結果による警戒感や、冴えない米経済指標に対し寧ろ素直に反応。米長期金利も同様に低下する等、為替市場だけが異なる動きを見せている。
今週は週末に米雇用統計の発表を控え、その結果次第では9月の利上げ観測が更に高まる可能性もあり、短期取引が中心となりやすい。そのため、指標発表はポジションの巻き戻しのきっかけにされているようだ。
今日は特に注目の材料はないものの、中国株価の動向やRBA会合に注目が集まる。
短期中心の相場展開は継続するとみられ、どちらか一方向に偏った動きが見られたら逆張りも面白い。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]124円を挟んだレンジ相場継続」

(米ドル円2時間足)

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東京市場では先週末の米雇用コストの低下によるドル安の窓埋めの動きから、底堅い動きで始まった。しかし、この動きはNY市場まで継続し124円25銭まで上昇する等ほぼ100%窓を埋めた。しかし、黒田レンジの上限となる124円60銭が意識され、上売りが並んだことでもみ合いが続いた。その後発表の7月米製造業ISMが予想を下回ったことや、NY株価の下落が止まらずドル全面安となった。結果的に東京の早朝の安値レベルである123円60銭まで下落するなど往って来い。
ドル円は先週の月曜日に123円まで下落し跳ね返されたことで底値の堅さを確認。
その後黒田レンジとされる122円ミドルから124円ミドルの上限に迫る124円57銭まで上昇したものの跳ね返されるなど、レンジ相場から抜け出せずにいる。
このレンジをブレークするかは週末の米雇用統計次第となった。
今日は特に材料はなく、三角保ち合いを形成する動きになりそうだ。

ドル円予想レンジ:124円40銭~123円60銭(61.8%)

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[ユーロ円]先週末から往って来い

(ユーロ円4時間足)

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ユーロ円は先週末の雇用コスト発表前のレベルであり、先週の安値レベル付近でもある135円60銭に押し戻された。上値の重さを確認したことでここからは下値を狙いたいところだ。
ただ、上昇トレンドラインが下値を支えていることや、フィボナッチ61.8%が下値を支えるなど、三角保ち合いを形成。
中長期でみると、141円を天井に133円をネックラインとしたヘッドアンドショルダーを形成できるかが今後のポイントになる。
三角保ち合いが収束し137円80銭を上抜ければ終了。反対に135円50銭を下抜け出来れば再びネックラインとなる133円を目指す展開とみる。
今日時点では、上下どちらをブレークするにしても材料不足となり、保ち合い継続とみる。

ユーロ円予想レンジ:136円50銭~135円40銭(61.8%)

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[豪ドル米ドル]RBA会合で底値ブレークも

(豪ドル米ドル日足)

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昨日も上海総合指数の下落は止まらず一時2%余り下落。最終的に-1.11%下落して終了するなど、依然として暴落のリスクが燻ぶる。
そんな中で今日最大の注目イベントとなるRBA政策会合が開かれる。
予想ではRBAは現行の政策金利となる2.0%を維持するとみられるが、声明文次第で今年の安値となる0.7235をブレークしボリンジャーバンドの下限を試す展開が予想される。
中国の景気減速によりコモディティー市場が急落する中で、豪州の主要な輸出品目となる鉄鉱石価格の下落が経済を圧迫。中国株価が今後更に下落するようであれば追加緩和の可能性を示唆すると思われる。
ただ、この結果を受けても豪ドルがボリンジャーバンドの下限で下げ止まるのであれば、当面は下落材料が出尽くし反転する機会にもなりそうだ。
今日の結果次第では中期的な買いチャンスにもなるだけに注目される。

豪ドルドル予想レンジ:0.7420~0.7200(BB下限)

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