ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2015-08

[全般]米雇用統計結果は五分五分

いよいよ今月最も注目の米雇用統計が発表され、市場の注目はこの一点に集まる。
昨日発表された新規失業保険申請件数は27万件と予想の27.2万件を下回った。ただ、4週平均は26.8万人と6500人減少しているなど、前日のADP雇用統計の悪化が懸念されたが、これで振出しに戻ったことになる。
ただ、全般にドルは上値の重い展開が続いている。
昨日のNY市場ではNYダウが大きく下落して始まるなど、これで6日続落となるなど利上げを意識した動きが続いている。一方、長期金利は依然として低水準に抑えられるなど、株式と債券市場の利上げへの受け止め方に温度差が生じている。
為替市場では金利に併せやや上値の重い展開となったが、ドル円は依然として底堅さを保った。
今日の雇用統計の結果次第で9月の利上げの可能性が高まるか後退するか全く五分五分の状況となった。これまで利上げ期待から買われていた通貨や商品などは、発表前には調整の売りがでやすい。もし、その前に変化がなければ結果が予想を下回った場合にはドル売りが強まる。反対に、よい数字が出たとしても上昇したところでは売りが上値を抑えてしまいそうだ。
ただ、それらの売りは短期的なもので中期的にみると利上げ方向を意識したドル買いが下値では並んでくるとみる。いずれにしても今日の雇用統計では上下どちらかに大きく振れそうだ。
この雇用統計発表はこの夏最大のイベントといってもよく、今後注目材料が乏しくなるため夏枯れ相場に突入する可能性もある。
大きく動く時が儲けのチャンスの時でもあり、今日のNY市場に期待したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]125円の上値の重さと124円ミドルの底堅さ

(米ドル円4時間足)


(米ドル円日足)

USD_JPY_20150807_hiashi2.jpg


前日に125円を付けたドル円は東京市場で利食い売りが先行。ジリジリと押し戻されたものの124円ミドルには届かず、買いの強さが印象的となった。
NY時間に発表された新規失業保険申請件数が予想を下回ったものの、再度125円を狙った買いが入ったが結局届かず124円96銭から失速。124円55銭まで押し戻された。しかし、124円ミドルのサポートには買いが並ぶなど買いの強さが目立った。
今日の雇用統計が予想の22.5万人以上であれば125円の上値を抜いていくことになるだろう。ただ、今年最高値となる125円85銭を上抜くのは実際に9月の利上げまでは難しいとみている。最終的に週末で夏休みに入るところも多く、利食い売りに押されて終わるとみる。125円台で上値を抑えられたところでは利食い売りを出しておきたい。
反対に、20万人を下回るようであれば124円ミドルを下回り124円付近まで押し戻されるとみている。ただし、中期的な米利上げ期待は継続されるだけに下げ幅は限定的とみる。
124円付近で下げ止まった時には買いを入れていく。

ドル円予想レンジ:125円50銭(BB上限)~ 124円00銭(50%)

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[ポンド米ドル]BOEの利上げ観測後退

(ポンド米ドル4時間足)



今回のBOE政策会合から政策金利だけではなく議事要旨とインフレ予測も同時に発表することが決まった。ポンドはこのことから利上げに関する何らかのヒントが示されるとの期待から底堅い動きが続いた。
政策金利は予想通り0.5%に据え置かれたが、利上げを主張した委員は一人だけとなった。少なくとも二人以上とみていただけに失望売りが強まった。また、最初の利上げを市場は来年の第2四半期と予想していると発表。
その後カーニーBOE総裁がポンド高は国内の輸出を抑制すると発言したことも更にポンドを押し下げた。しかし、総裁は最初の利上げのタイミングは近づいているとしたことで反発したものの、戻しは限定的となっている。
早期利上げ期待が高まったことで目先ポンドロングに傾き過ぎた調整売りが強まり三角保ち合いの下限を下抜けた。
ただ、レンジの下限となる1.54ミドルのサポートは抜けておらず、目先レンジ内での動きはキープしている。
最終的に利上げ実施に向けた動きは続くとみられることから、レンジの下限で止まるようであれば一先ず買いを入れておきたい。

ポンドドル予想レンジ:1.5580~1.5455(7月14日安値)

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[カナダドル円]カナダ雇用統計に注目

(カナダドル円日足)



前日発表されたカナダの6月貿易赤字が予想以上に縮小したことでカナダドルは久しぶりに買いが先行。昨日のNY市場でもその流れを継続し対円でも買いがみられた。
昨日も原油価格の下落が続いたものの、カナダ売りには繋がらなかった。
追加利下げや資源価格の下落などカナダドルにとっては売り圧力が続いていたが、悪材料出尽くしとの見方もカナダドル買いにつながった。
中長期的なカナダドル売りは続いているものの、底値も固まり始めている。
今日のNY市場では米雇用統計と同時にカナダの雇用統計も発表される。
市場は5000人増と前回の6400人減少からプラスに転じると予想している。
94円後半を固めながら前日の高値95円05銭を上抜けするなど、買いの勢いはまだ残る。
94円60銭付近がサポートされるようであればもう一段の上昇が見込めそうだ。

カナダ円予想レンジ:96円00銭(61.8%)~94円60銭

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