ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2015-08

[全般]更なる中国人民元引き下げと逆介入

人民元切り下げは為替市場だけではなくあらゆる市場に大きな衝撃を与えた。
前日に2.0%の切り下げを実施した中国人民銀行は昨日も1.6%切り下げを行った。これを受け豪ドルやポンドが対ドルで急落したが、ユーロドルやドル円にはほとんど影響は見られなかった。その後、人民元安が急速に進み過ぎたことから今度は中国人民銀行がドル売り元買いの逆介入を実施したとの報道が伝わると一転してドル売りが進んだ。
125円台に乗せていたドル円はNY市場で124円を割り込み123円後半まで下落。豪ドルやポンドも朝方の下落前のレベルを上抜け大きく反発するなど、結果的にドル安が大きく進んだ。
一方、人民元の連日切り下げにも拘わらず上海総合指数は前日から1%余り下落し、日経平均株価も大きく下落したこともドル売り円買いを促した。
NY市場では中国景気減速懸念からNYダウが急落。一時277ドル安まで下落したものの、その後は落ち着きを取り戻し三指数ともに前日とほぼ同レベルで終了。
人民元の切り下げが今後各市場にどう影響するのか依然として掴み切れないまま今日も中国の切り下げが実施されるのか注目が集まる。市場が10%から20%まで切り下げるようであれば、米国の金融政策への影響は避けられない。ダドリーNY連銀総裁は「中国経済が想定以上に軟調なら通貨調整は不適切な措置ではない。」「今の段階では影響を判断するのは時期尚早」と発言するなど、FRB内でもまだ判断できていないとみてよい。
また、今回の人民元切り下げがアジアを中心とした通貨安競争に繋がるとの見方もあり、そうなれば円安が進むとの見方もある。
一方、米国利上げ観測からドルが上昇したことで市場との乖離を調整するための一時的な措置との見方もあるが、今の段階ではどちらが正しいのか判断は難しい。
いずれにしても、市場がどのような動きになるか試されている段階では、一方向にポジションを偏らせるのはリスクが高すぎる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]ドル高から一転してドル安へ

(米ドル円8時間足)


中国人民銀行は2.0%の切り下げを実施した前日に引き続きこの日も更に1.6%の切り下げを実施。ドル円も前日と同様に切り下げイコールドル高という見方から125円台前半での底堅い動きが続いた。しかし、後場に入り人民元が急速にその下げ足を速めたことから、中国人民銀行はドル売り人民元買いを実施したとの報道でドルが下落に転じた。
最初はじりじりと下落していたドル円も欧州からNY市場にかけてその下げ足を速めた。ドルの長期金利が低下し、ユーロやポンド、そして豪ドルといったあらゆる主要通貨に対してドル売りが進んだ。また、NYダウも一時277ドル下落するなど、リスクオフによる円高も加わりドル円は123円80銭付近まで下落。しかし、その後株価が値を急速に戻したことでドル円は124円台に乗せて引けている。
中国は緩やかな人民元安を今後も継続する可能性が非常に高く、いずれ更なる切り下げを実施するとみている。ただ、今日は昨日と同様に人民元安が急速過ぎるとドル売り介入を実施する可能性が高いとみる。そうなれば、再度ドル円の下値を探る展開が予想される。

ドル円予想レンジ:124円70銭~123円40銭(50%)

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[ユーロ米ドル]人民元切り下げはユーロ買い

(ユーロ米ドル日足)


人民元の切り下げがドル買いでもドル売りでもユーロに対しては関係なく最終的にユーロのショートカバーに繋がっている。
前日に引き続き東京時間に中国人民銀行が人民元引き下げを実施した時もポンドや豪ドルに対してユーロ買いがみられ小幅上昇。
中国人民銀行がドル売り人民元買いの逆介入を実施した時もユーロは上昇するなど、何が起こってもユーロ買いに反応している。
テクニカル的にみると雲のねじれが生じると同時に買いと売り双方のサインがみられる。
先ず、1.08ドルをダブルボトムにそのネックラインとなる1.1130ドルを昨日上抜いたことで上昇のサインが点滅。一方、ストキャスティクスは80を上回り%Kと%Dのクロスが迫り、買われ過ぎのサインを示している。
1.1220ドルをクリアに上抜け出来ないようであれば今度はダブルトップを形成し下落に転じるとみる。反対に、このレベルを超えるようであれば1.14ドル台を目指す展開が予想される。
雲のねじれが生じる時には相場の転換点になることが多く、今日明日の動きで目先の方向が決定されそうだ。

ユーロドル予想レンジ:1.1220~1.1080

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[豪ドル米ドル]人民元引き下げによる豪ドル売りも限界

(豪ドル米ドル日足)


前日に引き続き東京時間に人民元切り下げが実施されると豪ドル売りが更に強まった。
豪ドルは前日の切り下げ前のレベルである0.7440ドルから昨日の切り下げ後の安値0.7220ドルまで二日間で220ポイント下落。7月30日に付けた今年最安値となる0.7238ドルをも下回った。このレベルはボリンジャーバンドの下限でもあり、底値を割り込んだことで市場は弱気のセンチメントに傾いたと思われた。
しかし、その後中国人民銀行がドル売り人民元買いの逆介入を実施したことで豪ドルは対ドルで上昇に転じた。
結果的にボリンジャーバンドの中心線を上抜けて引けるなど、再び強気ムードに傾き始めている。
今日も人民元の切り下げ実施の可能性もあるが、そろそろ材料的には消化し始めている。
今日の値動き次第では下値の堅さを確認した格好となり底値固めに入るとみる。

豪ドルドル予想レンジ:0.7370~0.7250

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