ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2015-08

[全般]米利上げと中国景気の不安心理拡大

先週はFOMC議事要旨がハト派的であったことや、中国発の世界同時株安が強まりドルロングの巻き戻しの動きが強まった。
先週公開されたFOMC議事要旨は利上げには原油安やドル高によるデフレ下振れリスクや、更なる雇用改善が必要とされることが明らかとなった。これを市場はハト派的と受け止めドル売りが強まった。
一方、中国が市場への資金供給を拡大したものの株式市場の下落が止まらず、世界的な株価下落を招いたことから、ドル売りが強まった。
これら不安定な動きが強まる最も大きな要因は米国が7年ぶりに金融政策のターニングポイントにあるという事だ。
昨年夏あたりから始まった米利上げ期待によるドル高や中国株など、買われ過ぎたものすべてに巻き戻しが入っていると考えられる。
この動きはあくまで修正であり、その後は再びドル買いの動きに戻るとみている。
ただ、今回の中国発の株価大幅下落はFRBの9月利上げを難しくするとの見方を一時的に高めるだろう。
市場が利上げ時期の先送り見通しを強めるようであれば、株価下落を抑える要因ともなり、いずれ歯止めが掛かることになるだろう。

<中国の株価動向と米国経済指標>
今週は中国政府が株価下落を食い止めるべく、どこまで追加刺激策を打ち出してくるか注目が集まる。それでも株価の下落を止められないようであれば更なる世界同時株安が進み、ドルの一段の下落に繋がるだろう。
それは米利上げの決定を妨げるものではあるが、FRBは一回目の利上げ時期を逸する可能性があり、メンバーからは前向きな発言が出やすい。
今週発表される米GDPや個人消費者指数といった数字の改善がみられるようであれば利上げ期待が高まる。同時に、FRBメンバーの発言などが出れば、一気にドルの買い戻しに繋がる可能性もある。
今週は中国株価とその対策、そして米利上げの思惑が重なり波乱含みの展開とみるが、ドル安は寧ろ買いのチャンスとなるだろう。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]120円ミドルのネックラインと雲のねじれ

(米ドル円日足)


先週はFOMC議事要旨がハト派的と捉えられたことでドルの上値が抑えられ、中国株価下落をきっかけに大きくドル円は下落。NY株式市場も三指数ともに大幅下落となりリスク回避による円買いも強まった。また、中国や新興国の景気減速懸念から資源価格も下落。豪ドルやカナダドルといった資源国通貨が対円でも売りが強まりドル円の下落を加速させた。
今週も中国株価の下落が止まらないようであれば、ドル安円高の流れがもう一段強まることになるだろう。
先週は一目の雲のねじれが生じたことで相場の転換が意識され、ドル売りを一層強めた可能性が高い。次の下値目標としては7月7日に付けた安値120円ミドル付近が意識される。このレベルを底に125円台まで上昇。次に120円ミドルを下回るとダブルトップを形成することになる。そうなると120円を割り込み118円ミドル付近までの下落も視野に入る。
しかし、最終的な米利上げ観測に影響を及ぼすことはないとみられるだけに、120円台では新たな買いが並ぶとみている。
9月4日に再び雲のねじれがみられ、この日はちょうど米雇用統計発表の日と重なる。
それまでドルの上値も抑えられそうだ。

今週のドル円予想レンジ:123円80銭~120円40銭(7月7日安値&ネックライン)

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[ユーロ米ドル]資源国通貨に対するユーロの買い戻し


(ユーロ米ドル週足)

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中国や新興国での景気減速懸念、資源需要の低下から鉄鋼や銅、そして原油などの資源価格の下落が止まらない。これを受け、資源国通貨である豪ドルやカナダドルに対しユーロの買い戻しの動きが強まった。また、利上げ期待で買われていたポンドなどに対してもユーロの買い戻しが入った。
対ドルでもユーロは1.08ドルをダブルボトムとしたネックラインである1.1220ドルの抵抗線を上抜けしたことで買いの勢いが増している。
ユーロに目立った材料はなく、世界的な同時株安による不安感がクロスポジションの巻き戻しとしてユーロを押し上げたとみる。
今週は今年1月から続いているチャネルの上限となる1.15ドル付近を試す展開が予想される。

今週のユーロドル予想レンジ:1.1480(BB上限)~1.1250

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[豪ドル円]2014年の最安値を意識

(豪ドル円週足)


中国人民銀行は2.3兆円の資金供給を先週2度実施するなど、執拗な追加刺激策が打ち出されたものの中国株価の下落は抑えられなかった。
これを受けた日経平均やNY株価などは大幅安となり、世界同時株安の様相を呈した。資源価格の下落も止まらない。原油は一時1バレル40ドルを下回り、鉄鉱石価格もピークから既に3分の1の価格まで下落。資源国通貨である豪ドルは対ドル対ユーロ、そして対円でも売りが強まった。
豪ドル円は89円33銭まで下落、一先ず今年最安値となる89円15銭手前で辛うじて下げ止まった。しかし、これだけの悪材料が出た割には豪ドルの下落幅は少なく、それだけ売り玉は既に出尽くした感もある。
今週も更なる中国株価の下落が続くようであれば、昨年2月に付けた最安値となる88円20銭付近が次のサポートレベルとして意識される。
これら一連の動きは米国の金融政策の大転換に対する不安感が引き起こしていると考えられる。不安感が払しょくされた時には豪ドル円も絶好の買い場になる。

今週の豪ドル円予想レンジ:93円00銭(BB中心線)~88円20銭(2014年安値)

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