ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2015-09

[全般]米利上げ先送りでリスク回避の動き継続

先週は米国金融政策の大転換が始まるかと思われたFOMCが開かれた。しかし、結果は利上げ先送りとなり、市場は再び利上げ時期を巡り不安定な相場展開が始まることになった。
イエレンFRB議長は今回の利上げ先送りの理由として世界経済の影響を挙げた。中国や新興国の景気減速により米国のインフレ下押し圧力となっていることを今回初めて認めたことになる。
また、政策金利見通しでも前回から0.25%下方修正した。これは、利上げを決定した後も上昇ペースが緩やかなものとなるためドルの上値も限定的との観測が広がった。
一方、米景気や雇用の改善など経済に対する強気の見方が示されるなど、10月も含め年内利上げの可能性を残した。
今回の利上げ見送りで世界的な株価の安定に繋がるかと思われたが、結果的に会合後のアジアや欧米株式市場は軒並み大幅下落となった。これは、世界経済リスクの高まりをFRBが認めたことが要因とみられる。
これらの国からの資金流出は米国の利上げが引き金となっており、FRBが利上げの打ち止めを示さない限り収まらないという事だ。もしくは反対に、一旦利上げを実施して当面利上げを見送るという事しかない。
しかし、今回利上げを見送ったことで次のタイミングは更に難しくなったかもしれない。
今後FRBが利上げを実施するには中国や新興国のリスクが後退した時となれば、それは年内の利上げは相当難しいということだ。

ドルの方向性が再び掴み難くなったことで、今週はドル以外のユーロやポンド、そして資源国通貨へ市場の注目が移るとみている。
また、今週は日本のシルバーウィークにより市場の流動性が低下することからちょっとした材料でも値動きが大きくなる可能性が高い。
方向感がみられず、中長期のポジションを持ちにくい状況の中で短期筋の仕掛けが入りやすい。
流れが見えない時にはフットワークを効かせた短期取引に徹しておきたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]200日移動平均線が上値抑える

(米ドル円日足)


FOMC会合で利上げが見送られたことで金利低下に伴うドル売りが強まり、ドル円は121円付近から119円後半まで下落した。
利上げ見送りにより株式市場は一時的に上昇したものの、世界経済への懸念から下落。結果的にリスク回避による円買いの動きが強まるとドル円は119円付近まで下落するなど、ドル安と円高が同時に進んだ。
ドルが上昇に転じるには米国利上げ期待が再び高まる時となり、それは当面望めそうにない。一方で、株式市場も利上げ時期への不透明感が今後も燻ぶるとなれば不安定な動きが今後も続く。
結果的に、ドル円の上値は限定的となる中で今週は日本の長い連休に入る。
どちらかに振れるとすればネガティブ材料に反応しやすく、下値リスクが高まる。
一方、今週は米中首脳会談があり、中国の景気回復への強い自信が示されるようであれば中国株の上昇に繋がる。ドル円の短期的なショートカバーを誘うきっかけにもなるなど、上下に荒っぽい動きになりそうだ。
方向感のない中で121円ミドルから118円ミドルのレンジ内での動きが予想されるが、これまでよりも上値が切り下がったことは否めない。

今週のドル円予想レンジ:121円50銭~118円50銭

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[ユーロ米ドル]FRBの利上げ先送りでユーロクロスの巻き戻し

(ユーロ米ドル日足)


先週のFOMC会合後にユーロは1.1460ドル近くまで上昇。ドルの利上げ期待が後退したことで買いが先行した。発表前からユーロは対ドルだけではなくポンドや豪ドル、そして円などのクロスでの買いが先行。それらポジションの巻き戻しが入りユーロは往って来い。ポジションとしては大分ニュートラルに近い状態と考えてよいだろう。
FRBの利上げが当面難しいとの見方が広がればドルの上値は更に重くなる。今週は日本が大型連休に入っていることからユーロやポンドなどに市場の注目が集まりやすい。
今週水曜日にはドラギ総裁が欧州議会で公聴会に出席。これまで同様いつでも追加緩和実施の構えを示すと思われるが、それは既に織り込み済み。寧ろ、景気回復への自信が示されるようであればユーロ買いに反応しやすい。
一方、FRBの利上げ時期を巡り今後米経済指標と中国株式市場の動向にも注目が集まる。
ただ、既にビッグイベントのFOMCも終わり、ドルの方向感が持ちにくいだけにユーロ中心の動きになりやすい。
テクニカル的にみるとボリンジャーバンドの中心線は上昇トレンドが続く中で、バンドの上限を試す展開を予想する。

今週のユーロドル予想レンジ:1.1600(8月26日高値付近)~1.1150(61.8%)

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[豪ドル円]ダブルトップの87円ミドルを意識

(豪ドル円日足)

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(豪ドル円2時間足)


FOMC直後に豪ドル円は87円ミドルまで上昇。このレベルは8月28日の戻り高値でもあり、ここで上抜けなかったことでダブルトップを形成する可能性が高まった。また、日足ローソク足をみると長い上髭を伸ばした陰線が現れたことで天井を示すものだ。
ただし、82円でもダブルボトムを形成していることから大底を付けたとの見方も根強い。
87円を明確に上抜けるようであればダブルボトムが完成されることから、今週はこのレベルがかなり意識されそうだ。
今週は日本が大型連休に入ることからアジア全般に流動性が低下するため値動きが通常よりも大きくなり、「往って来い」にもなりやすい。
中国の影響は徐々に低下しているものの、中国PMI発表などは市場の薄商いの中では短期筋の仕掛けの材料になりやすい。

今週の豪ドル円予想レンジ:88円70銭(日足61.8%)~84円80銭(2時間足50%)

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