ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2015-09

[全般]米利上げ見送りで方向感定まらず

アジア市場では上海総合指数が前日に引き続き小幅ながら上昇。市場全般に安心感が広がりドル円クロス円ともに安定した動きが続いた。しかし、3時を過ぎたところで相場が一転。
オプション絡みとみられるユーロ円の纏まった売りが入るとクロス円全般に伝播。円買いドル売りの動きが強まった。
日本が連休という事もあり市場の流動性が低下しており、市場は一方向に動きやすくなっている。
欧州株式市場もドイツのフォルクスワーゲン不正問題を背景に大幅安となり、その余波がNY市場にも影響。
また、NY時間に発表された9月米リッチモンド連銀製造業景気指数が-5と予想の+2を大きく下回ったことも市場心理を冷やした。
数字が発表された時点では前日の8月米中古住宅販売件数と同様に反応は見られなかったものの、今後利上げ期待が後退する可能性が高い。
結果的に前日と打って変わりNY株式市場は三指数ともに大幅安となり長期金利も低下。ドル安と同時に円高の動きが強まった。
FRBの利上げ先送りは結果的に市場に不安心理を更に拡大させたとみられ、株も為替市場も方向感を失った。
毎日玉虫色のように市場のセンチメントは変わりやすく、今日も昨日と全く反対の強気相場になりかねない。
先週末からの主要通貨の動きをみるとドル高と円高の動きが続いている。これらの動きはFOMC前のポジションに戻している動きとみてよいだろう。
その動きも今日あたりでほぼ一巡するとみられることから、再びその反動が入る可能性が高い。
方向感の定まらない状況下ではレンジの上限と下限を試すような動きが続くとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]クロス円の売りで上値重く

(米ドル円8時間足)


主要通貨に対してドルは先週末からドル買いの動きが強まっているものの、ドル円に関してはもみ合いからやや上値の重い展開が続いている。
市場には米国利上げ見送りにより米国金融政策への不信感が漂う中で安全通貨としてのドルや円に買いが入りやすい状況だ。そのため、クロス円の売りがドル円の上値を抑えた。また、ドルと円の綱引き状態から120円を中心とした三角保ち合いが収束してきている。
今日は日本の大型連休最後の日という事もあり、この動きは継続。
明日から東京市場は連休明けとなり、市場の流動性が戻ってくる。株式市場の動向と連動する動きに変化はなく、中国やNY株価の動向に注目が集まりそうだ。
それまでは120円を中心としたもみ合いが継続するとみる。

ドル円予想レンジ:120円60銭(50%)~119円60銭(61.8%)

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[ユーロ円]底値に近付く

(ユーロ円日足)


比較的静かな動きが続いたアジア市場ではあったが、3時ちょうどにユーロ円は一気に下落。
特にユーロやドル円の売り材料があったわけではなく、オプション絡みか、損切りの纏まった売りが出た可能性が高い。その後のユーロ円の動きを見ても買い戻しがほとんど見られないことから、投機ではなく売り切りの玉が出たとみられる。
FOMCを控え9月4日から132円前半を底に上昇した巻き戻しとみれば、そろそろ売りも終盤に近づいているとみることが出来る。
132円20銭を下回るようであれば、もう一段のユーロ円の下げが始まるサインとなる。
反対に、このレベルの底堅さが確認されるようであれば再び137円を目指す展開とみる。
今日の22時にECBドラギ総裁の議会証言を控えており、その発言次第で底になるか天井になるかを見極めたい。

ユーロ円予想レンジ:134円30銭~132円40銭(BB下限)

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[豪ドル円]リスクオフによる売り継続

(豪ドル円日足)


アジア市場では上海総合指数が前日に引き続き小幅ながら上昇を継続したことで豪ドルも底堅い動きが続いた。3時過ぎにユーロ豪ドルの売りが出たことで一時的に上昇したものの、その後は下落に転じた。米長期金利の低下によるドル円の下落が上値を押し下げた。また、欧米市場の株価下落に伴うリスク回避による円買いの動きも同時に強まった。
豪ドル円は殆ど戻しがみられず高値から1円30銭近く下落した。特に豪ドル売りの材料はないものの、米金融政策の不透明感などからリスクオフによる動きが要因とみられる。
NY株価の不安定な動きは暫く続くとみられるだけに、豪ドル円の買いは当面入りにくい。
ボリンジャーバンドの中心線に沿って下落するなどバンドウォークが始まっている。
一方、バンドの幅が縮小していることから値動きも徐々に収まるだろう。
一先ず、61.8%戻しとなる84円前半が下値目途になる。

豪ドル円予想レンジ:85円40銭(BB中心線)~84円20銭(61.8%)

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