ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2015-09

[全般]米利上げと日本の追加利下げ期待

先週はイエレン議長や他のFOMCメンバーが年内利上げの可能性を示唆したことでドル全面高となった。しかし、市場は年内利上げの可能性に対して懐疑的な見方も多く、今週も不安定な動きが続きそうだ。

<FRBの利上げ期待>
先週前半はイエレン議長をはじめ複数のFOMCメンバーが年内利上げの可能性を示唆する発言が相次いだ。イエレン議長は先日のFOMCで世界経済による影響を懸念し、利上げを見送った。しかし、今回の講演では「今年後半のどこかで利上げが適切となる可能性がある」と言及。市場はこれまでも何度か利上げに対し肩すかしを食っており、最初はドル買いには慎重な動きがみられた。しかし、その後発表された米4-6月期GDP確定値が3.9%と予想の3.7%を上回ったことでドル買いが一段と進んだ。

<日銀の追加利下げ期待>
また、先週は黒田日銀総裁と安倍首相会談で日銀による追加緩和への思惑が広がった。今週も週初めには黒田総裁の講演や記者会見が行われ、思惑が交錯しそうだ。
先週発表された日本の8月コアCPIは前年同月比で-0.1%と28か月ぶりにマイナスに陥った。これを受け、市場は10月の2回開かれる日銀会合のどちらかで追加利下げを実施するのではといった観測が高まった。先日も経済政策ブレーンの山本議員が「追加緩和は10月30日がいい機会」と発言したことも市場の期待を後押ししたようだ。

米利上げに対し日本の追加緩和への期待が絡み合い、マーケットは先週末からドル円の買いが既に強まった。それだけに、今週は追加緩和の可能性が示唆されないようであれば、その反動が強まる可能性も高い。

<中国株式市場の影響>
また、上海総合指数による世界的な株式市場の動向がどこまで為替市場に影響を与えるかにも注目が集まる。
イエレン議長が利上げに躊躇した一つの理由として中国や新興国市場の動向を挙げた。しかし、先週イエレン議長は中国景気減速懸念がFRBの金融政策に多大な影響を及ぼすことは想定していないと発言。前回からトーンを弱めたものの、市場には中国発世界景気減速懸念が意識される。
今週発表の中国PMIが先週同様に予想を下回るようならNY株式市場の下落を招き、再びドル売りに転じる。
今週も米利上げ時期を巡り、複数のFRBメンバーの発言や雇用統計など重要な米経済指標の発表を控え依然として不安定な展開が予想される。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]日銀追加緩和期待とリスク回避

(米ドル円日足)


先週は方向感の乏しい中で三角保ち合いが収束する中ドル買い材料と円売り材料が重なり上放れとなった。
複数のFOMCメンバーやイエレン議長が年内の利上げを示唆したことでドルが上昇。更に、米4-6月期GDPが予想を上回ったこともドル買いを加速させた。
また、日本の8月コアCPIが28か月ぶりにマイナスに転じたことから日銀の追加緩和期待からの円売りが重なり、ドル円は一時121円22銭まで上昇。その後は利食い売りに押し戻されたものの、ドル円は買い余力を残したまま先週は引けてきた。
今週も引き続きイエレン議長をはじめ複数のFRBメンバーの講演を控えており、年内利上げの可能性を再度強調する発言が続くとみられる。
また、黒田日銀総裁の講演も控え、追加緩和の可能性が示唆されるか注目される。
しかし、市場は既にこれらを織り込む動きもみられるだけに、これまでと同様な内容となれば失望売りが強まる可能性もある。
また、米利上げ期待は同時に株価の押し下げにもなりかねない。そうなれば、リスク回避の円買いの動きも強まることからドル円の上値も限定的となる。
三角保ち合いが上に放れたものの、ボリンジャーバンドの上限には届かず押し戻されている。
今週はドル円の買いの勢いもあるだけにバンドの上限の上抜けを試す展開とみるが、その上の121円80銭付近はフィボナッチ61.8%戻しでもあり122円超えは難しい。

今週のドル円予想レンジ:121円80銭(61.8%)~119円00銭

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[ユーロ円]ドラギ総裁発言に注目

(ユーロ円日足)


先週はドルの方向感が乏しい中でユーロクロスの動きが活発となりユーロは全般に底堅い動きが目立った。
先週はドラギ総裁が議会証言で追加緩和は時期尚早と発言したことがきっかけとなった。また、オーストリアやスロベニア、そしてドイツ中銀総裁などが同様に早期追加緩和に消極的な発言を行ったのもユーロ買いを促した。
ユーロは対ドルだけではなく対ポンドや円などの主要通貨に対しても買いが強まった。
ECBは9月のFOMC前までは追加緩和の可能性を示す発言が相次いだが、利上げが見送られたことで変化が見られた。FRBの利上げによる市場の混乱を抑える目的もあったとみられる。ここにきて、再び利上げの可能性が示されているだけに、今週のドラギ総裁の発言が微妙に変化すればユーロ売りに繋がりかねない。
また、今週発表のユーロ圏消費者物価指数も注目される。中国の景気減速や資源価格の下落などが下押し圧力となる中で、予想を下回るようであれば追加緩和期待からユーロ売りが再開されそうだ。

今週のユーロ円予想レンジ:135円80銭(61.8%)~133円50銭

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[豪ドル円]不安定な動きが上値を抑える

(豪ドル円日足)


日本が連休明け早々日経平均株価が大幅下落となり、豪ドル円は先週からの下げ足を加速。
83円を瞬間割り込んだものの、すぐに反発に転じた。急速に下落した後に長い下ひげを伸ばした陽線が現れ、目先底値を付けたサインとみることが出来る。一先ず短期的な底値を付けたとみるが、依然として中国や新興国の景気減速懸念が払しょくされていない。
先週発表された中国PMIが予想を下回ったことで豪ドル売りを誘っただけに今週の木曜日に発表のPMIに注目が集まる。もし、予想を下回るようであれば、再度先週の安値を試す展開も予想される。

また、FRBの金融政策を巡り方向感が掴み難いことから資源国通貨としての豪ドルには本格的な買いが入りにくい。
今週の豪ドル円は戻り高値を見極め、売りから入りたい。

豪ドル円予想レンジ:85円80銭(61.8%)~83円00銭(先週安値)

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