ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2015-11

[全般]短期筋中心の動き

週明け東京市場は日経平均株価の下落につられて安全通貨である円が上昇して始まった。
先週は日銀が追加緩和を見送ったことなどから円高の動きが強まる中で、1日に発表された中国10月製造業PMIが予想を下回った。中国景気減速懸念もあり日経平均株価の下落とともに円が上昇。また、早朝にニュージーランド財務相が「金利引き下げの必要性がある」と発言しNZドルが下落。リスクの高まりからドル円の上値が抑えられた。
結果的に日経平均株価は400円の大幅安となり上海総合指数も1.7%下落するなど、リスクオフの動きが広がった。
しかし、欧州市場に入ると一変。
英国の10月製造業PMIが予想を大きく上回るとポンドが対ドルなどで上昇。欧州株式市場は堅調な地合いとなった。また、NY時間に発表された米10月ISM製造業景況指数も予想を上回りNY株式市場は三指数ともに上昇。欧米株式市場の堅調な動きにより、今度はリスクオンによる円売りが進むなど、方向感の乏しい動きとなった。
米国の金融政策の行方を見極めないうちは、ちょっとした材料でセンチメントが変わりやすい相場が続きそうだ。

今日は日本が文化の日という事もあり、参加者の少ないアジア市場でRBA会合が開かれる。また、欧州時間にはドラギ総裁の講演があり、追加緩和に関する発言に市場の注目が集まる。
短期筋を中心とした動きが目立つことから、一時的にどちらかに大きく反応したとしても「往って来い」になりやすく、深追いは禁物だ。
寧ろ、どちらかに跳ねたところでは逆張りが有効。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]保ち合い収束でも小幅な動き

(米ドル円4時間足)


週明け東京市場は株価の下落などからドル円は上値の重い展開で始まった。
前日1日に発表された中国10月製造業PMIが49.8と予想の50を下回った。景況の分かれ目である50を下回ったことで市場は弱気のセンチメントが先行。日経平均株価は400円下落し、上海総合指数も1.7%の下落となるなどリスクオフが強まった。
これを受けたドル円は先週末のNY終値から40銭近く下の120円26銭まで下落。
欧米市場に入ると雰囲気が一変。ECBの追加緩和観測などから欧州株価が上昇。
米ISM製造業が予想を上回ったことなどからリスクオンの動きが強まりドル円は120円80銭近くまで上昇。そのまま高値圏で引けてきた。
今日は日本の祝日で休場となることから、ポジションの偏りは少ない。
三角保ち合いがどちらかに放れたとしても動意が乏しく、レンジ内での動きに収まるだろう。
方向感がない所で、どちらかに放れたとしても往って来いになりやすい。

ドル円予想レンジ:121円20銭~120円20銭(38.2%)

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[ポンド円]BOE会合を控え買い仕込み

(ポンド円日足)


ロンドン時間に発表された英国10月製造業PMIが55.5と予想の51.3を大きく上回ったことでポンドは上昇。先週末のNY市場で付けた高値186円68銭を上抜くと損切りを巻き込み186円96銭まで買われた。その後はNY市場にかけて利食い売りが入り押し戻された。
ロンドンフィキシングの25時には瞬間的に纏まったポンド売りが入り185円86銭まで下落。結局、調整の売りが一巡したところでは買いが並んだ。
木曜日に開かれるBOE会合では最近の住宅価格の上昇や好調なPMIなどから再び利上げの可能性が示されるとみる。
ボリンジャーバンドの上限ではバンドウォークが始まるなど上昇トレンドの始まりを示すサインも見られる。
下げたところでは打診買いを入れておきたい。

187円20銭(BB上限)~185円85銭(前日安値)

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[豪ドル円]RBA会合に注目

(豪ドル円日足)


週明けシドニー市場ではオセアニア通貨が軟調な地合いで始まった。
1日に中国10月製造業PMIが49.8と景況の分岐点となる50.0を下回ったことで、豪ドルは週明けから既に売りが強まり下落。また、ニュージーランドのイングリッシュ財務相が利下げの必要性に言及しNZドルが下落したこともオセアニア通貨である豪ドル売りを促した。
薄商いの中で豪ドル円は先週末のNY終値86円10銭から85円60銭まで下落したが、売り一巡後は一気に買い戻しが入った。
85円ミドル近辺には纏まった買いが並んでいたとの情報もあり、欧州市場では寧ろ買いが強まった。
本日のRBA会合では現行の政策金利2%が据え置かれると予想されるが、声明文では追加緩和の可能性が示されるとの見方が広がっていた。
ただ、売りは織り込み始めており、一目の雲の下限で下げ止まり感も出始めている。
85円40銭にロスカットを入れて下げたところでは買いを入れておきたい。
上値目途としては、86円25銭が目先のレジスタンスとなっていることから、このレベルを上抜けると86円75銭が次のレジスタンスになる。
このレベルは28日発表された豪州CPIで下落する前のレベルでもあり、一目の転換線にもあたることから一旦は抑えられそうだ。ただ、勢いがあれば87円台も視野に入る。

豪ドル円予想レンジ:87円10銭~85円40銭(雲の下限)

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